~住宅地のバス折返場をなりわい賃貸住宅や、シェアリングモビリティの複合施設に開発~
小田急グループの小田急バス株式会社(本社:東京都調布市 社長:早川弘之)は、東京都武蔵野市内の「桜堤折返場」を開発し、2021年10月1日(金)、“暮らしの「町あい所」”をコンセプトとする新たな複合施設「hocco(ホッコ)」を開業します。「hocco」は、なりわい賃貸住宅を核に、シェアカーやシェアサイクルを有する地域コミュニティとモビリティの拠点としてバス沿線地域の活性化を目指すものです。
敷地を囲む様に配置した賃貸住宅棟は、店舗兼住居5戸と住居8戸から構成されています。各戸に設けた土間スペースにおいて、店舗兼住居ではカフェや雑貨販売などの「なりわい」を営み、住居では芸術や得意な趣味を発信するアトリエのような空間が持てる間取りとしています。これにより入居者相互や地域とのコミュニケーションを活性化し、さらに共用スペースでのキッチンカーの出店やイベントなども仕掛け、地域の方が身近で立ち寄りたくなる場所としていきます。
また、開業日にあわせて「hocco」敷地内に新たなバス降車場を設置するほか、シェアカーやシェアサイクルの拠点を設けた新たな交通結節点(ターミナル)として利便性を高めます。
本施策は、小田急バス初となる住居・商業・交通の機能を複合した開発として、同社創業の地である武蔵野エリアにて実施するものです。桜堤地区は、かつて五日市街道を中心に街が形成され、明治期まで玉川上水沿いの桜の名所としても賑わう地域でしたが、現在では大型マンションが立ち並び、幅広い世代が住まう閑静な住宅街へと発展を遂げています。このエリアと武蔵境駅を結ぶ小田急バス路線(境21系統)は1日約2.6千人(2019年度実績)のご利用があることから、本施設が新たな地域のコミュニティとモビリティの拠点となって世代を超えた交流を育み、かつての往来による賑わいを取り戻すことを開発の狙いとしています。
小田急バスは、バスを地域の一部として身近に感じていただくため、今後も地域の魅力を活かしたまちづくりに取り組んでまいります。
本件の詳細は、下記のとおりです。
記
1 施設名
hocco(ホッコ)
2 コンセプト
暮らしの「町あい所」
“ナリワイ”が育む、“顔が見える”小さなコミュニケーション
3 場所
東京都武蔵野市桜堤2丁目6番19
(現在、小田急バス境21系統の終点「桜堤折返場」として利用しているエリア)
4 アクセス
JR中央線「武蔵境」駅からバス乗車12分
終点 桜堤上水端「hocco」下車(2021年10月1日使用開始)
JR中央線「東小金井」駅徒歩15分
5 敷地面積
1,525.42平方メートル (461.43坪)
6 なりわい賃貸住宅
(1)建物構造 木造2階建(長屋建て)
(2)建物概要 811.71平方メートル (245.54坪)
■店舗兼住居・・・5戸(52.9~57.4平方メートル )
6畳ほどの玄関スペースで小さな店舗の出店と居住いただける区画です。店舗は、生活に密着したサービスとしてカフェや雑貨、野菜販売などを想定しています。
■住居専用・・・8戸(52.9~58.9平方メートル )
全戸で土間を大きくレイアウトし、趣味などを魅せる生活をお楽しみいただけます。またリモートワークの拠点やSOHOとしても利用可能です。
※いずれの区画も、2021年10月1日(木)から入居可能です
7 モビリティ・その他設備
・ホンダモビリティソリューションズ株式会社のシェアカー「EveryGo」を1台配置
https://www.honda.co.jp/honda-mobility-solutions/・OpenStreet株式会社のシェアサイクリングサービス「HELLO CYCLING」のラックを5台分設置
https://www.hellocycling.jp/・宅配ロッカーを設置
※各社アプリ・Webから利用申し込みのうえご利用いただけます
※入居者に限らず、みなさまにご利用いただけるサービスです
8 事業主体
小田急バス株式会社
9 企画・設計監理
株式会社ブルースタジオ
10 施工
ジェクト株式会社
11 ホームページ
小田急バス
https://www.odakyubus.co.jp/hocco/ブルースタジオ
http://www.bluestudio.jp/rentsale/rs011736.html12 お問い合わせ
入居に関するお問い合わせ
株式会社ブルースタジオ 不動産事業部 TEL:03-3541-5888
以上
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