~再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを活用し、カーボン・オフセット~
サンフロンティア不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤 清一、東証1部 8934)はこのたび、当社が手掛けるリプランニング(R)(不動産再生)物件のリニューアル工事において排出される二酸化炭素を、再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを活用しオフセット、二酸化炭素排出を実質ゼロとする取り組みを開始いたしましたので、お知らせいたします。
当社では、「再生産不可能な資源の無駄遣いをおさえ、永続的な地球上の人類や動植物の繁栄に寄与する」という企業哲学のもと、20年超にわたり東京都心の中小型オフィスビルの再生事業に取り組んでおります。
(不動産再生実績432棟、2021年6月末日時点)
このたび、当社リプランニング(R)物件におけるリニューアル工事(外壁補修工事、内装改修工事、電気設備・空調換気設備・衛生設備改修工事)に伴う二酸化炭素排出量を算出し、その排出量相当を再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを活用しオフセットすることにより、実質ゼロカーボンを実現いたします。
本取り組みは、2021年8月以降に竣工するすべてのリプランニング物件に導入いたします。※1
本取り組みを通じ、地球温暖化対策・気候変動問題の解決に貢献するとともに、当社リプランニング(R)物件のさらなる付加価値の創出をいたしてまいります。
今回調達したJ-クレジットは、新東海製紙株式会社(静岡県島田市)の製紙工場において、ボイラーの熱源を従来用いていた油燃料から、街路樹の剪定材や建築廃材の木質チップ燃料(バイオマス)に切り替えることにより創出された再生可能エネルギー由来のJ-クレジットです。
当社では、日本建築学会のLCAツール※2を応用しリニューアル工事にかかる二酸化炭素排出量を算出し、その排出量相当を、再生可能エネルギー由来のJ-クレジットで調達することとし、このたび、2021年8月に竣工した「AKIHABARA CENTRAL SQUARE」、「TERRA PORT MEGURO」において、100%カーボン・オフセットを実現いたしました。。
今後も、既に取り組みを開始しているRE100(導入実績12棟)や森のでんき(導入実績7棟)の導入推進やさまざまなエネルギー調達方法の研究と併せ、脱炭素への取り組みをさらに強化し、持続可能な社会の構築に向けた活動を推進いたしてまいります。
※1 J-クレジットの由来は変更となる可能性がございます。
※2 日本建築学会「建築物のLCAツールver5.1.0」
■2021年8月竣工/不動産再生工事におけるゼロカーボンを実現した物件の概要
AKIHABARA CENTRAL SQUARE
◆所在地
東京都千代田区神田佐久間町
◆竣工
1985年9月
◆構造
鉄筋コンクリート造
◆規模
4階建
◆延床面積
1,333.54平方メートル
◆リニューアル工事における二酸化炭素排出量(LCAツールで算出)
23.51t
TERRA PORT MEGURO
◆所在地
東京都目黒区下目黒
◆竣工
1992年10月
◆構造
鉄筋コンクリート造
◆規模
地下1階付5階建
◆延床面積
618.61平方メートル
◆リニューアル工事における二酸化炭素排出量(LCAツールで算出)
11.12t
サンフロンティア不動産株式会社
サンフロンティア不動産株式会社(東証第一部:8934)は、東京都心部における中小型オフィスビルの再生と活用を中核とした事業を展開しています。「利を求むるに非ず、信任を求むるにあり」「お客様視点を貫き、お困りごとを解決する、期待以上で応える!」という事業方針のもと、ビルの仕入から企画・開発、テナント入居、そして販売とその後のサポートに至るまで一貫した不動産サービスを通じ、“世界一お客様に愛され、選んでいただける不動産会社”を目指しています。
【会社概要】
会社名:サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長:齋藤 清一
設立:1999年4月
本社:東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル14階
事業内容:不動産再生事業、不動産サービス事業等
URL:
https://www.sunfrt.co.jp企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ