九州全域を対象に全天球カメラを活用したVR報告サービスを10月20日(水)より提供開始 ~写真では把握し難い橋の起点・終点の把握や橋梁側面の状況確認が可能に~
VRと空間データ活用のクラウドソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役 森田 博和 以下スペースリー)は、パートナー会社の株式会社FOF(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役 児⽟ 玲子 以下FOF)を通じて、九州全域を対象に現場で撮影した全天球カメラの写真を地図、路線名、橋梁台帳と情報を盛り込み現地踏査報告としたサービスの提供を開始しました。 実際の現場作業に先立って行う現地踏査をVR化し、立地状況、損傷の程度を詳細に把握することで、点検方法(梯子/ロープアクセス/点検車等)や必要な機材等の検討材料になるVR踏査報告サービスです。
スペースリーでは今後も、パートナーとの協力も推進し、VRと空間データ活用の新たなユースケースを提案、実現し、空間データ活用のプラットフォームとして、様々な分野でVRと空間データ活用を推進してまいります。
(参考)踏査VRデモ
https://spacely.co.jp/fof/_infrastructure-vr■VR踏査報告サービスの概要
今までの踏査報告は、一般的に文章での状況報告及び点検方法の選定を記し、主要な箇所の写真を貼りつけた書面での報告書のみとなっていました。 現地状況をVR化することにより、現場状況をその場で確認するのと同じ感覚で画面上確認することが可能としました。また、全天球カメラをポールに付けて撮影することにより、点検車でのみ確認可能だった橋梁側面の状況も確認できるようになります。
また、徒歩で橋梁の下へ降りることができる箇所を示すことや、地図のリンク、橋梁台帳などの埋め込みも可能で、写真では把握し難い橋の起点・終点を示すことが出来ます。
AIサイズ推定により、簡易的に距離を計測することも可能。遠隔操作機能もあり、発注機関と現場で打合せしているような感覚でやり取りができます。
踏査報告としてだけでなく、橋梁の経年記録として活用することや、橋梁だけでなくトンネル、災害時の状況確認などにも活用が可能です。
■ 株式会社FOFについて
株式会社FOFは主として橋梁・トンネル等のインフラ点検を行っています。インフラ点検の他に、建設業向けICT技術サービス、VR安全教育シミュレーション等を行っている事業部、アウトドア・防災用品ショップ「3field」の運営を主業務 として行うデザイン部があります。
現在、事業部ではインフラ点検のDXに積極的に取り組んでおり、ドローンや3D技術などを活用した新技術を段階的に取り入れ、効率的なインフラ点検の提案を進めていく予定です。
会社名:株式会社FOF
Web :
https://funof.fun/代表者:児⽟ 玲子
資本金:500,000円
設立年:2018年6月
所在地:〒880-0832 宮崎県宮崎市稗原町63-1
■ 株式会社スペースリー概要
360度VRコンテンツ制作と活用のためのクラウドソフト「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーなどの分野を中心に6000以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、 直感的な操作で、 ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。
スペースリーは、業界初の遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能や、パノラマVR写真へ家具を自動配置する機能を含むAI空間設計シミュレータ機能をいち早く実現する高い技術力を特徴としています。また、株式会社スペースリーは360度空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するためのSpacely Labを設立・運営しています。
会社名:株式会社スペースリー
Web :
https://spacely.co.jp代表者:森田 博和
資本金:267,963,395円
設立年:2013年8月
所在地:[本社] 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3
[福岡営業所] 〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目11-1 福岡 PARCO新館5F
[大阪営業所] 〒533-0031 大阪府大阪市淀川区西淡路1-1-9 ビジネス新大阪506
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