~三井不動産グループ22年連続受賞(※1)~
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹)は、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2021年度グッドデザイン賞において、「パークホームズ中目黒」、「パークホームズ中野本町 ザ レジデンス」、「DXロッカーシステム」の3プロジェクトが受賞しましたのでお知らせいたします。
快適なすまいと豊かなくらしのための商品・サービス開発の取り組みが認められ、本年で22年連続の受賞(※1)となりました。
今後も当社住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスをご提供するとともに、安全・安心で末永くお住まいいただける街づくりを推進することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。
※1:2000 年に分譲マンション初のグッドデザイン賞を受賞した「麻布霞町パーク・マンション」「センチュリーパークタワー」(売主:三井不動産株式会 社)より、22 年連続の受賞です。
■受賞プロジェクト概要
<土地の個性を活かしたすまいづくり>
アートミュージアムをコンセプトにした「パークホームズ中目黒」
目黒区諏訪山エリアの高台に位置する総戸数46戸、地上5階建ての分譲マンション。中目黒という多彩で高感度な街をすまいとして選ぶ方々の価値観や豊かな感性を満たす唯一無二の外観デザイン・設えを検討。坂を上った先に見えてくる上質かつシンプルで洗練された印象を醸し出すファサード、期待と高揚感をもたらすエントランスアプローチやエントランスホールの巨大アートなど、迎賓性・シンボル性を持つ非日常的な空間に出迎えられ、住むごとに愛着が湧き、アートとともに経年優化するすまいを目指しました。
審査員評価コメント
画一的で無難な意匠になりやすい分譲マンションにおいて、本プロジェクトのような建築デザインにおけるチャレンジはなかなかできるものではないだろう。立地条件の価値ポテンシャルの見立てやコストバランスの判断において、デザイン上の差別化という強い軸を持って意思決定がなされていったことが見てとれる。外観の形態や素材の扱い、樹木の保存・配置など、街に対する構えにおいてもこだわりと挑戦の結果として、周辺環境へのポジティブな影響とユニークネスが生まれている。
受賞部門:中~大規模集合住宅
受賞者:株式会社IAO竹田設計
三井不動産レジデンシャル株式会社
由緒ある土地の風景を未来へ継承する「パークホームズ中野本町 ザ レジデンス」
中野坂上駅から徒歩圏の住宅街にある総戸数46戸、地上7階建ての分譲マンション。計画地には従前、「塀」「緑」「門」「奥」「軒」が印象的な日本家屋が建っており、それらの特徴を継承しつつ、街並みと調和したランドマークとなるような邸宅を創造。時を経ても変わることなく、住まう方、そして地域の方から愛される建築を目指しました。
審査員評価コメント
従前建物の記憶を引き継ぐという意思が、事業性を含めた新たな計画与件の解決と綺麗に結びついている。全体の質感や形態が部分部分で分断されることなく、美しい統一的な体験を生むように注意深くデザインされており、また「塀」の緑との関係、手すりガラスの意匠など、公園に対する構えは外側からの景観価値と内側の居住価値を同時に生み出すものとしてデザインされている。周辺の街の雰囲気に調和させながら商品価値を高めている点も評価された。
受賞部門:中~大規模集合住宅
受賞者:株式会社日建ハウジングシステム
三井不動産レジデンシャル株式会社
<快適なくらしのためのサービス>
複数の宅配ロッカーをIoTでつなぐ「DXロッカーシステム」
従来の各階専用宅配ロッカー設置マンションでは、共用宅配ロッカーへの預け入れが集中し、各階専用宅配ロッカーへの誘導が不十分でした。DXロッカーシステムでは、宅配事業者と提携した入館セキュリティと各階専用宅配ロッカーへの誘導システムを構築してマンション一階共用部の共用宅配ロッカー1台と各階専用宅配ロッカーを各階に設置。複数の宅配ロッカーをネットワーク接続し情報共有することにより、相互の空きBOXの管理・各階専用宅配ロッカーへの入庫誘導・BOXの空き状況の見える化・インターホンシステムへの着荷連動・メールを使った通知システムが瞬時に稼働します。
IoTでつながるDigital Transformation(DX)によって、「配達事業者」と「マンション居住者」が「宅配ロッカー」を介して確実かつスムーズに受け取れるシステムが実現。マンション居住者の満足度を更に向上させ、より安全安心なサービスを提供することが可能になりました。
審査員評価コメント
ニューノーマルな生活の快適性を高める提案として評価する。コロナ禍以降利用者が増えたオンライン物販と連動し、宅配物の配送と受け取りの効率を高める取り組みが注目されているが、マンション等集合住宅では宅配物の量も多く、限られた空間の中で効率的にストレスなく配送と受け取りを達成するためには、よりよいマネジメントシステムが必要となっている。このシステムは、IoTの活用によりロッカー設備を複数階に分散し、空間を効率よく活用し、配送者と受け取り側双方にとってストレスを軽減する提案となっている。
受賞部門:住宅用機器・設備
受賞者:株式会社フルタイムシステム
三井不動産レジデンシャル株式会社
【三井不動産グループの SDGsへの貢献について】
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、 人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわち ESG 経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
※本リリースの事業内容は、SDGs(持続可能な開発目標)における、2つの目標に貢献しています。
目標11住み続けられるまちづくりを
目標17パートナーシップで目標を達成しよう
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