野原、山林、耕作放棄地、廃校、廃屋などの可能性を考え直し、地域の繋がりと未来を育む学校。
「大家の学校」を運営する株式会社まめくらし(東京都練馬区田柄1-16-9)と「原っぱ大学」を運営するHARAPPA株式会社(神奈川県逗子市新宿3-5-40)は、2021年12月1日(水)~2022年3月13日(日)の期間に開講する「原っぱの学校」を共同企画し、0期の受講生を11月25日(木)まで募集します。地域資源を活用した事業を考えたい方、新しい仕事をつくってみたい方、子どもたちの居場所をつくりたい方などを対象に実施。オンラインでのレクチャーと千葉県南房総市に残る山林での実践により、場づくりや事業づくりの思想・ノウハウなどを伝授します。
原っぱの学校は「地域に残る“原っぱ”を見つめ直し、地域のつながりと未来を育む学校」です。野原、山林、耕作放棄地、廃校、廃屋など地域の空白地帯を" 原っぱ"と定義し、生業や暮らしの場所として持続可能な価値を育む人材を育成します。
都会・田舎問わず「遊ぶ場」と「暮らす場」が分断され、ひとり一人が主体的に過ごせる場がどんどん希少になっている時代だからこそ、人と人、人と場所をつなげて、地域への愛着を育む「原っぱ」とその担い手を日本中に増やすことを原っぱの学校は目指しています。
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=G9y3-t9sqo0 ]
プログラムの特徴
■「原っぱ大学」と「大家の学校」の知見やエッセンスを惜しみなく提供
原っぱの学校は「原っぱ大学」と「大家の学校」の共同企画。
青豆ハウス、高円寺アパートメントなどコミュニティの価値で選ばれる賃貸住宅の企画運営や南池袋公園など魅力的な公共空間の日常づくりに取り組む株式会社まめくらし代表 青木純と、親子のための遊び場を逗子、千葉、大阪で運営し、小学生の放課後の居場所をつくる放課後サボールなど、時間や空間、関係性の価値を創出しているHARAPPA株式会社代表 塚越暁が責任をもって惜しみなく知見をお渡しします。思想、ノウハウ、近隣とのかかわり、事業化までの道筋、お金のことなどをお伝えします。
▲株式会社まめくらし代表 青木純
▲HARAPPA株式会社代表 塚越暁
■少人数で共に遊び、学び合う仲間たち
定員15名までの小さなコミュニティ単位での学びの場です。満員の場合には興味やステージなどの基準で、2つか3つのグループに分けて運営していきます。4か月の長丁場のプログラム、お互いを知ってじっくりと向き合い、支え合い刺激し合う場をつくっていきます。
■オンラインも活用して情報共有できるコミュニティ
レクチャー・企画中心の2回(第1回、第4回)はオンライン開催。また、プログラム外の日程は講師も参加するオンライングループ(slackを活用予定)を作成し、随時やり取りをしていきます。プログラムを起点に各自が動き、考えグループに共有するゼミスタイルです。
■学ぶだけでなく考え、手と頭を使い「企画を実施する」までを体感
学ぶだけで終わらず、プログラムの5回目では実際に現地でお客さんを呼んで企画を実現する場を設けています。皆で考え、手を動かし、頭を使い形にして、リアルな現場を体感しフィードバックをもらうことで、小さな一歩を共に踏み出しましょう。
■スクール終了後も伴走して立ち上げをサポート
卒業後が本番です。プログラムの中で企画するのと、自分の事業として企画するのは根本的な違いがあります。「原っぱの学校」ではプログラム終了後もスクールのコミュニティは継続します。事業継続の必要に応じて相談、アドバイス、支援を行っていきます。
プログラム
・第1回 導入・お互いを知る
2021年12月1日(水)19:30-21:30 オンライン開催
どんな思いでどんな仲間が集まっているのか受講生同士を知り、青木純と塚越暁から事業や「原っぱを活かす」ことの価値と意味などをレクチャー。
・第2回 フィールドワーク・現場を知る
2021年12月11日(土)10:00-16:00 @南房総
実際に現地で遊び、ゆっくり時間を過ごし、山林を整備して五感全体で感じる生のデータを自分たちの中に蓄えます。山林のオーナーであるまちの魅力を伝えるローカルメディアを運営する株式会社ココロマチの方から場の歴史を聞く機会も予定しています。
・第3回 感じたことを言葉にする
2021年12月12日(日)10:00-16:00 @館山市内拠点
前日のフィールドワークで感じたこと言語化して、場の魅力や弱点を整理し、どうすれば魅力を高められるか、弱点を魅力に変えられるかをメンバーと共有・議論し深めていきます。
<宿題>
南房総市の「原っぱ」をどう価値に転換するかを考え、その価値を試すためにどのような企画を第5回で実現するべきかを考えます。
・第4回 企画を詰める
2022年1月12日(水)19:30-21:30 オンライン開催
それぞれが宿題をもちより、企画をどう実現するか協議、意見を集約します。どんな価値を生み出す場にするか、企画での検証ポイントは何にするか、それぞれの役割をどう設計するかをブラッシュアップしていきます。
<宿題>
個人でのワーク、グループワークなどにより企画実現に向けて詳細化します。2月12日に告知するスケジュールで進めます。
・第5回 フィールドワーク・企画を実現する
2022年3月12日(土)10:00-16:00 @南房総
企画実現の当日。実践を通して学びをより深め、その過程での気づきや感情の変化などを記録します。
・第6回 クロージング・今後につなげる
2022年3月13日(日)10:00-16:00 @館山市内拠点
第5回のフィールドワークを振り返りながらクロージング。今後の活動に向けてのネクストアクションを明確にします。
対象
・未来を担う子どもたちに熱い眼差しを向けられる方
・「仕事」と「暮らし」と「遊び」の距離を近づけていきたい方
・地域で新しい仕事を作ってみたい方
・自分サイズの仕事を作っていきたい方
・新しい事業をはじめたいけど何から手をつけていいか分からない方
・新しい仲間、環境から刺激が欲しい方
・南房総を愛してやまない方
※南房総以外の地域からのご参加も大歓迎です
概要
■開催日程
2021年12月1日~2022年3月13日
第1回 2021年12月1日(水)19:30-21:30 オンライン開催
第2回 2021年12月11日(土)10:00-16:00 @南房総フィールド
第3回 2021年12月12日(日)10:00-16:00 @館山市内拠点
第4回 2022年1月12日(水)19:30-21:30 オンライン開催
第5回 2022年3月12日(土)10:00-16:00 @南房総フィールド
第6回 2022年3月13日(日)10:00-16:00 @館山市内拠点
※オンライン開催はZOOMを利用しての開催となります
※第2回と第3回、第5回と第6回はそれぞれ1泊2日で行動します。それぞれ終日予定を入れないようにしてください。
※第2回と第3回、第5回と第6回はそれぞれ現地集合です。館山市内での宿泊を推奨。オススメの宿泊先情報等はお申込みいただいた皆様と直接やり取りします。
■参加定員
15名
※最少催行人数6名です
■参加費
165,000円(消費税込み)
※活動の保険代、材料費を含みます。交通費、宿泊代、飲食代は含みません
※ご入金は決済サービスsquareを通してのお手続きに関してはお申込み後ご連絡差し上げます
■活動対象地域
千葉県南房総市の山林
※詳細の場所は参加者に直接お知らせします
■ご参加にあたっての注意事項
・基本的に全日程ご参加ください
・オンライン講義は会議ツール「ZOOM」を利用、オンラインコミュニティは無料で使えるコミュニケーションツールslackを利用します。それぞれ、利用可能かご確認ください
・第2回と第3回、並びに第5回と第6回の宿泊費・移動費・飲食代は参加費に含みません
■申込みフォーム
以下のフォームより必要事項を記入してお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9ZETC6sEscaLFAG4kL9KgzftG3mtm3xOA-d5nGH_adyEEQA/viewform(2021年11月25日(木)締切)
■運営・企画
株式会社 まめくらし
HARAPPA株式会社
企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ