空き家所有者の61.1%が「空き家のまま放置」 一方で、56.1%は将来的には「活用したい」と意欲 建物維持費など「コスト面」に課題意識も

株式会社アニスピホールディングス

2021年11月16日 16時19分

~空き家活用方法として「収益」と「社会貢献」の両立ができる、「障がい者グループホーム運営」に52.8%が興味~

 株式会社アニスピホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤田英明)は、40代~70代の空き家所有者108名に対し、「空き家問題」の実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。


サマリー







調査概要

調査概要:空き家問題の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月4日~同年10月6日
有効回答:40代~70代の空き家所有者108名


空き家所有者の61.1%が「活用していない」

 「Q1.あなたは、現在所有中の空き家を活用していますか。」(n=108)と質問したところ、「活用している」が35.2%、「活用していない」が61.1%という回答となりました。



・活用している:35.2%
・活用していない:61.1%
・わからない:3.7%


空き家の活用方法、「賃貸物件としての活用」や「物置としての活用」など

 Q1で「活用している」と回答した方に「Q2.現在所有中の空き家をどのように活用しているか、教えてください。(複数回答)」(n=38)と質問したところ、「賃貸物件としての活用」が52.6%、「物置としての活用」が44.7%、「シェアハウスとしての活用」が18.4%という回答となりました。



・賃貸物件としての活用:52.6%
・物置としての活用:44.7%
・シェアハウスとしての活用:18.4%
・公的活用:10.5%
・民泊の経営:7.9%
・カフェやギャラリーとしての活用:2.6%
・その他:13.2%
・わからない:2.6%


現在空き家を活用していない方の56.1%は、将来的に空き家を活用希望

 Q1で「活用していない」と回答した方に「Q3.あなたは、将来的に空き家を活用したいと考えていますか。」(n=66)と質問したところ、「かなり考えている」が27.3%、「やや考えている」が28.8%という回答となりました。



・かなり考えている:27.3%
・やや考えている:28.8%
・あまり考えていない:22.7%
・全く考えていない:13.6%
・わからない:7.6%


空き家を所有するようになった経緯、「相続した」が62%、「新築した・新築を購入した」が13.9%

 「Q4.あなたが空き家を所有するようになった経緯を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「相続した」が62.0%、「新築した・新築を購入した」が13.9%という回答となりました。



・相続した:62.0%
・新築した・新築を購入した:13.9%
・中古を購入した:10.2%
・無償で譲渡された:4.6%
・その他:6.5%
・わからない:2.8%


空き家のままとなっている理由、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%で最多

 Q1で「活用していない」と回答した方に「Q5.現在所有中の空き家が、空き家のままとなっている理由を教えてください。(複数回答)」(n=66)と質問したところ、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%、「活用したいがなかなか腰が重いから」が22.7%、「空き家の活用を特段考えたことがないから」が22.7%という回答となりました。



・解体しようにも費用がかかるから:31.8%
・活用したいがなかなか腰が重いから:22.7%
・空き家の活用を特段考えたことがないから:22.7%
・将来的に活用する可能性があるから:22.7%
・賃貸しようとしたが借り手が見つからないから:21.2%
・空き家の活用方法がわからないから:21.2%
・売却しようとしたが売れないから:18.2%
・その他:9.1%
・わからない:4.5%


空き家のまま放置しておくことに「コスト」面で課題意識

 Q1で「活用していない」と回答した方に「Q6.あなたは、所有中の空き家をこのまま空き家として放置しておくことに、どのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=66)と質問したところ、「建物の管理・維持のためのコスト」が69.7%、「固定資産税などのコスト」が63.6%、「不法侵入の可能性など、治安や安全面での課題」が45.5%という回答となりました。



・建物の管理・維持のためのコスト:69.7%
・固定資産税などのコスト:63.6%
・不法侵入の可能性など、治安や安全面での課題:45.5%
・近隣住民への迷惑:36.4%
・特に課題は感じない:7.6%
・その他:4.5%
・わからない:4.5%


所有中の空き家を「障がい者用グループホーム」として活用することに、52.8%が「興味」

 「Q7.所有中の空き家を「収益化」と「社会貢献」の2つのメリットがある、障がい者用グループホームに活用することができるサービスに、興味はありますか。」(n=108)と質問したところ、「かなり興味がある」が23.2%、「やや興味がある」が29.6%という回答となりました。



・かなり興味がある:23.2%
・やや興味がある:29.6%
・あまり興味がない:23.1%
・全く興味がない:14.8%
・わからない:9.3%


「障がい者用グループホーム」への活用に興味がある理由、「収益になるから」や「社会貢献になるから」など

 Q7で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に「Q8.そう感じる理由を教えてください。(自由回答)」(n=57)と質問したところ、「収益になるから」や「社会貢献になるから」など51の回答が得られました。

<自由回答・一部抜粋>
・59歳:不動産を有効活用しなければ固定資産税が負担となる。
・70歳:社会貢献にもなるから。
・50歳:収入になるかもしれないから。
・63歳:空き家を有効利用できるから。
・45歳:家族や親族に障害者が数名いて障害者施設は必要な場所なので貢献出来たら嬉しいから。
・60歳:社会貢献と収益確保という大きなメリットがあるから。


まとめ

 今回、40代~70代の空き家所有者108名に対し、「空き家問題」の実態調査を実施しました。

 まず、空き家所有者の61.1%が所有している空き家を「活用していない」ことが明らかに。空き家を所有するようになった経緯としては、「相続」した方が62.0%でした。

 次に、空き家を活用している所有者に活用方法を聞いたところ、「賃貸物件としての活用」や、「物置としての活用」に多くの票が集まりました。

 一方、空き家を活用していない所有者が、空き家のまま放置している理由としては、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%で最多の結果に。とはいえ、「建物の管理・維持のためのコスト」や「固定資産税などのコスト」など、空き家をこのまま放置しておくことには課題を感じており、約6割の方が、将来的には「空き家を活用したい」と考えています。

 さらに、空き家の活用方法として、52.8%の方が、「障がい者用グループホームへの活用」に興味を示しており、「収益になるから」や「社会貢献になるから」などを理由に挙げています。

 総務省が令和元年9月30日に公表した「平成30年住宅・土地統計調査」によると、日本の総住宅数6,240万7,000戸に対して、空き家数は848万9,000戸、空き家率は13.6%となっています。人口が減っているのにも関わらず、総住宅数は増え続けており、総住宅数・空き家数・空き家率共に過去最大の数値となっています。空き家を「障がい者グループホーム」として活用することは、「収益化」と「社会貢献」の2つのメリットがあるだけでなく、利活用されていない空き家が増え続けている「空き家問題」の解決手段としても有効な手段であると言えるでしょう。


あなたの空き家が、地域社会に貢献できる事業に




 ペット共生型障がい者グループホーム「わおん」「にゃおん」は、一般的な障がい者グループホームと異なり、保護犬や保護猫の引き取りを推奨し、動物との共生環境を整えています。動物とのふれあいを通じて、心が癒されたり、コミュニケーションを促進するアニマルセラピー効果が期待できると共に、殺処分される犬・猫の命を救います。「わおん」「にゃおん」を、お持ちの空き家で展開できれば、コストをかけることなく継続的な家賃収入が確保できる上に、様々な社会課題の解決に貢献することができます。


会社概要

会社名  :株式会社アニスピホールディングス
所在地  :〒102-0074 東京都千代田区九段南3-1-1 久保寺ビル3階
代表者  :代表取締役 藤田 英明
URL   :https://anispi.co.jp/
事業内容 :人の福祉とペットの福祉に必要とされるトータルサポートを提供

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