香里三井C団地『ニコイチ』が「ねやがわ建築賞」優秀賞を受賞!!

大阪府住宅供給公社

2021年11月22日　16時49分

～“２戸をひとつ”で団地暮らしに新しい価値を創造～

府内において子育て世帯等の若年層を誘引する団地再生プロジェクトを手掛ける大阪府住宅供給公社（大阪市中央区、理事長：山下久佳、「以下、公社」）は、「第１回ねやがわ建築賞（主催：寝屋川市）」において、2018年春に完成した香里三井Ｃ団地（寝屋川市）のリノベーション『ニコイチ』の取り組みが高く評価され、リノベーション・リフォーム部門で「優秀賞」を受賞しましたので、お知らせします。

■団地リノベーション『ニコイチ』とは
『ニコイチ』は、郊外型住宅団地における人口減少や少子高齢化の問題、また、老朽化する住宅ストックが現在の居住ニーズを満たしていないという課題の解決を図るため、住戸プランを広く民間から公募し、時代のニーズを捉えた多様なライフスタイルのコンセプトを持つ、デザイン性の高いプランのリノベーションです。既存の団地の間取り（45平方メートル）から大きく形を変えた90平方メートルの広々とした間取りにリノベーションし、今までにない新しい価値を創出することで、特に若年層に対して団地暮らしの魅力をアピールする公社独自の取り組みです。
香里三井C団地では、2018年春にパーシモンヒルズアーキテクツ一級建築事務所の設計により、5戸完成しました。

▽詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。
https://2ko1.danchi-renovation.com/

■選考委員評価コメント（要約）
築50年以上経過した古い団地において、住民の高齢化や45平方メートルの住戸が住み手のニーズを満たしていないという課題に対し、隣り合う住戸をつなげて90平方メートルの広い住戸とすることで、高齢化した団地に若年層を呼び込んでいる。また、DIYも許可されており、住み手のライフスタイルに合わせた住戸となっている。
古い団地に若者の居住が増え、新たな価値が創造されることで、活力ある団地として再生されることを期待している。

■『第１回ねやがわ建築賞』概要
寝屋川市政70年を記念して開催。寝屋川市内の建築物を対象に優れたデザイン性や良好な居住環境を有している建築物の建築主等を表彰し、広く一般に情報発信することにより、居住環境に対する市民意識の向上を図ることを目的としています。応募総数は29件で、選考委員会による厳正なる審査を経て、受賞作品が選定されました。

■副賞の使途
副賞は、大阪府が貧困状態にある子どもたちへの支援を目的として設置している「子ども輝く未来基金」へ寄付します。
▽「子ども輝く未来基金」の詳細は下記をご覧ください。
https://www.pref.osaka.lg.jp/kosodateshien/kodomo-mirai/index.html