~美術館・ギャラリーよりもカジュアルに、江戸時代の浮世絵のようにアートを庶民に普及させる拠点誕生~
株式会社エーアンドエム(本社:千葉県市川市 代表 藤田あかね)は本社ビル一階に、アートミュージアムストア「A・Mue(エ・ミュー)」を2021年12月3日(金)10時にオープンいたします。
昨今、デザイン経営やアートシンキング、対話型鑑賞法など、アートが注目されるなか、身近にアートを見て、触れて、なおかつ気負いなく購入できる場が少なく、一般の方からアートに関する相談も増えてきたことに加えて、アートのある暮らしを普及させる意味も込め、A&Mアートギャラリー・ミュージアムストアをオープンすることにいたしました。
株式会社 エーアンドエム(以下当社)は、企業から依頼を受けてアートを制作する事業やアーティスト選定、アートコンサルティング、アートイベントの企画事業を展開する会社です。
URL:
https://www.aandm8.co.jp/amue A・Mue
対話する空間、A・Mue(エ・ミュー)
空間におけるアートにはどんな意味があり、そしてどうあるべきであるか。創業以来、ずっと私たちが問い続けているテーマです。
社名のA&Mは、Arts & Meaning。アートとその意味を追求し続けています。
私たちはホテルや商業施設、医療福祉施設などのアートをコミッションで制作。また、さまざまなアーティストたちのコミッションのディレクションをしてきました。
クライアントからコンセプトをお聞きし、空間の特性を頭に入れ込み、それと呼応するように作品という形を作り上げていく。
このプロセスは通常アーティストが自身の作品を作る際にはあまり発生しそうにないプロセスのように思われがちですが、制作者たちがその「場」の持つものを拠点に哲学や思考を掘り下げていくという視点では全く同じベクトルのものであると思います。
ただ不特定多数の人が訪れる施設では、不快感を与えないものにしたり強く主張しすぎないものにする必要があります。より美しく豊かな方向に進む意味合いに見えるものにする必要があります。
そこに訪れる人たちはさまざまな観点でアートを鑑賞し、またそこで働く人々も思いおもいに自分の施設と自分の思考を行き来し、訪れる人たちとコミュニケーションを広げていき、新たな発見をすることになるのです。
私たちはこのアートの素晴らしさ、魅力をもっと日常的に感じてほしいと思い、A&MミュージアムストアA・Mueをオープンすることにしました。
リビングの壁にアートをしつらえるだけで、一味違う満たされた気分にもなりますし、癒されることもあれば、勇気をもらうこともあります。描かれた線をなぞって見ているうちにハッと何かの気づきを得ることもあります。
アートをみたり、選んだりすることは、気づかず自分自身を見つめていることなのだと思います。
A・Mueは、美術館やギャラリーよりも気軽にアートを楽しむことができ、身近に感じていただける場所です。
A・Mueでできること
カフェのように気軽にインテリアに合うアートを鑑賞、相談、購入ができる
アートにぴったりな心地よい音楽を聴いてリラックスできる
アートに関する洋書や画集を手にとって読むことができる
作品を作った作家と交流することができる
アートに関する講座を受講できる
作家との交流や講座は不定期で開催していく予定です。
アートをご購入後、取付方法についてもアドバイスいたします。
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=kVOHq2SwwKk ]
A・Mue 名前の由来
A = ART
MEU = 脱皮する
エミュー = 大きな美しい色の卵をうむ飛べない鳥
表現者でもある私たちは、全ての経験が作品を生むために必要なものであります。お客様との対話からも学びやインスピレーションを得ます。作家が意図しないお客様の解釈や見え方によって作品自体が開花されるのを感じます。
A・Mueにご来店されるお客様との楽しい会話が、お客様も、私たちもあたらしい世界を知る、進化となるといいなと思います。
このように大切にしたい多くの意味を名前に込めました。
A・Mueオープンの背景と想い
「アートってなんだか敷居が高い」「私なんてアートと無縁だから」
そういう声はとても多いです。
アートの敷居を下げて、アートのある暮らしを普及させる。それが、A・Mueをオープンさせる理由です。
世界のアート市場(2020年)のなかで、日本のアート市場は悲しいことに全体の5%にも満たないという事実。最も市場規模が大きいのは中国。続いて、アメリカ、イギリス、フランス、スイス、その他5%のなかに一部日本という順番です。参照元:The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2021
先進国のなかで日本はアート市場がとても小さい。だから優秀な作家さんの作品は皆海外に行ってしまうし、海外で活動してしまうのです。とても寂しいですよね。
アートのある暮らしを普及させたい、そのためにはアートに触れる機会を多く作る必要があると考え、地域密着でアートイベントのアートディレクターをしています。
たとえば、Kuguru展。アーティストが制作した暖簾(のれん)を市内のお寺の参道のならぶ店舗に設置することで、非日常と日常を融合させてアートが商店街のなかに溶け込み、訪れる方々が自然にアートを楽しんでいただける企画です。
ほかにも、江戸川河川敷にて行われるアート×音楽をテーマとしたイベントの企画、制作、ディレクション、また、アーティストとしても参加しています。
アートは投資目的や学術的な観点から敷居が高く見られがちですが、自分なりの価値基準で楽しんでいいと思うのです。実はそれが一番大切なのではないかと。
自分軸でアートを楽しめる人がたくさん増えたら良いなと思います。
日本人ってもともとDNAのなかにアートのある暮らしを楽しむことがでる心を持っていたはずだと思っています。
たとえば、ふすまの絵や床の間に飾る掛け軸などがわかりやすい例です。これもアートですよね。
文化が最も成熟した時代は、私は江戸時代だと思うことが多いです。多くの芸術、歌舞伎や浄瑠璃、浮世絵は庶民の娯楽として発展していきました。
アートを楽しむことは庶民の暮らしのなかで一般的だったのです。一方他国では、アートは貴族のものでした。当時の日本のアートは庶民に支えられ発展していったのです。それがジャポニスムとして、ヨーロッパの美術界に大きな影響を与えました。
江戸時代にはアートを暮らしの中に取り入れて当たり前に楽しんでいたのに、現在の日本のアートは庶民の生活ととかけ離れた存在になってしまっているように思います。もったいないことですね。
答えがない時代だからこそ、アートが果たす役割は大きい
対話型鑑賞法、VTS(Visual Thinking Strategy)という鑑賞法があります。
1980年代にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発され、一つのアートを皆で観察し、自分が発見したことや感じたこと、連想したことをその場にいる人と対話をしながら気づきを得ていく鑑賞法です。
美術の知識を習得するのではなく、見る人の感覚を尊重し、自分が感じたことを語り合うことが特徴です。
主観と客観をいったりきたりして、感じたことを言語化し、他者との違いを認識します。
このプロセスをふむことで、想像力や共感力、コミュニケーション力が醸成されていきます。
アメリカではすでに300以上の教育機関で行われ、イエール大学医学部大学院では独自の絵画鑑賞法で医学生を育成するためのトレーニングとして採用されています。
答えがないさまざまな価値観が存在する今の時代だからこそ、アートを通じて対話をし、気づきを得ることが大切だと考えています。
あるとき、アートを購入したいとA&Mのオフィスにお越しくださったご夫婦のお話です。
旦那さまとと奥様では、作品購入に対しての温度差があったように感じました。ひょっとしたら、奥様は人見知りだったのかもしれません。作品購入後、またしばらくして、新しい作品が欲しいと訪れた時、お二人共が、前回とは全く違う親しげなスタンスで作家と話をしているのを見ました。
きっと、それは、購入した作品と対話を続けていくにつれ、知らない間に、お客様の中で、作家自身と対話をしているような感覚を得ていたのかもしれません。これは、私たちにとって嬉しい発見でした。
私たちがつくる作品は一つひとつ考え、手で作り上げた一点ものです。機械で大量生産はできません。
だからこそ、作品一つひとつには作り手の想いが込められ、本物です。
まず、アートを見つけて、購入するという行為。
お金が発生する時点で、ここにはアートを買うという覚悟が生まれます。その買いたいという意味を考えるからです。そして、その作品を持ち帰り、アートをしつらえ、飾るという行為。なぜそこにその作品を飾りたいかを考えます。
さらにアートがそこにあるという感覚。
アートがそこにあるだけで空間が変わり、意識が変わる。美術館では決して味わえないアートとの向き合い方です。毎日同じものをみて違うように捉えている自分に気づくのです。
これって、とてもすごいことだと思いませんか。
わたしたちは、A・Mueを通して、アートのある暮らしを普及させたいと本気で思っています。
江戸時代の浮世絵のような感覚で一人につき一作品。無名有名問わずに、アートを身近な存在にしていきたいですね。
<施工実績>
HOSPITALITY INDUSTRY
芦屋ベイコート倶楽部/ANAインターコンチネンタルホテル東京/アロフト東京銀座/ウエスティン都ホテル京都/エクシブ (山中湖・京都・箱根離宮・有馬離宮)/大阪マリオット都ホテル/グランドエクシブ軽井沢/グランドニッコー東京台場/コンラッド東京/ザ・リッツ・カールトン京都/シェラトンホテル広島/JAL ファーストクラスラウンジ(羽田・成田・フランクフルト・バンコク・マニラ・ホノルル)/新宿高島屋/帝国ホテル/東京ベイコート倶楽部/ヒルトン東京ベイ/ホテルオークラ (東京・京都・福岡) /ホテルグランヴィア大阪 /ホテル日航金沢/ホテルメトロポリタンエドモント /ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート/ホテルモントレ横浜 /メトロポリタン丸の内/リーガロイヤルグラン沖縄/ロイヤルパークホテル (横浜・箱崎)/他...。
OFFICES
アンダーソン・毛利・友常法律事務所/アステラス製薬株式会社本社/キヤノン目黒研修所/KOKUYO FURNITURE Shanghai/JPタワー名古屋/千代田区役所/HITACHI CABLE/ヒューリック銀座数寄屋橋ビル/PMO新日本橋/みずほ銀行本部/三井不動産株式会社本社/他...。
WELLNESS
石巻赤十字病院/グランダ稲村ヶ崎/グランガーデン鹿児島/グランダ覚王山/グランダ二保川/札幌医科大学/新東京警察病院/新宿レディースクリニック/楠樹記念クリニック/日本赤十字社和歌山医療センター/他...。
RESIDENTIAL
赤坂Kタワー/KITANAKA RESIDENCE TOWER/グレーシアタワー二保川/サンウッド青山/パークコート乃木坂ザ・タワー/プラウドシティ伊丹 /他...。
PUBLIC FACILITIES
京橋こども園/珠洲市民図書館/のびのびプラザ大宮/横浜高速鉄道元町中華街トイレ/他...。
【店舗地図】
https://goo.gl/maps/diKjVphw71QkobxS9【店舗概要】
■店名:A・Meu エ・ミュー A&M Museum Store
■所在地:千葉県市川市大和田4-16-3(市川駅からバスと徒歩で約10分)
総武線「市川」「本八幡」/ 都営新宿線「本八幡」より京成バス「大洲郵便局前」下車 徒歩 3 分
京葉道市川 IC より車 5 分
■TEL:047-377-3031
■営業時間:12月7日より通常営業 火・水・木 10:00-12:00 13:00-16:00
上記時間帯以外の来社ご希望の方は電話にてお問い合わせくださいませ。
■URL:
https://www.aandm8.co.jp/amue【会社概要】
■会社名:株式会社 エーアンドエム
■所在地:千葉県市川市大和田4-16-3
■代表者:代表 藤田 あかね
■創業:1985年 3月3日
■URL:
https://www.aandm8.co.jp/■業務内容:アートコンサルディング/アートディレクション/アートコーディネーション/コミッションアートワーク制作/プロダクトデザイン/キューレーション/エデュケーション
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