~BAG-Brillia Art Gallery-にて関連展示も展開~
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、東京建物株式会社(以下、東京建物)に協働し、11月11日から3月31日の期間に、JR線千葉駅東口に位置する三越千葉店跡地の分譲マンション建設予定地にて「Brillia UPCYCLE ART MUSEUM」を開催いたします。また、12月7日から1月23日の期間には、東京建物が運営するBAG-Brillia Art Gallery-にて、本プロジェクトの再現や関連展示も展開いたします。
背景
ヘラルボニーはこれまで「UPCYCLE ART MUSEUM」を通して、福祉、アート、街づくりを組み合わせた新たな価値を創出するべく、全国約40箇所でプロジェクトを展開してきました。本プロジェクトでは、自分らしく過ごせる豊かな暮らしを追求し続けている東京建物のマンションブランド「Brillia」とアートで街を、人を彩るという新しい住まいづくりの選択肢を社会に提案いたします。
「Brillia UPCYCLE ART MUSEUM」概要
「UPCYCLE ART MUSEUM※」とは、建設現場や商業施設の壁を彩ったアートのプリント生地から新しい製品を生み出す、アップサイクルの取り組みです。建設現場の仮囲いに耐久性の高いターポリンに印刷したアートを掲出し、活用されていなかった場を通して、障害のあるアーティストの作品が街を彩ります。ターポリンは一定期間掲出され撤去されたあと洗浄され、美しいアイテムへアップサイクルされ、裁断箇所によってデザインが変わる、世界に一点しかない特別なプロダクトへと生まれ変わります。
※本取組みは、2021年に内閣府主催の日本オープンイノベーション大賞 「環境大臣賞」およびグッドデザイン賞を受賞いたしました。
タイトル:「Brillia UPCYCLE ART MUSEUM」
会 期:11月11日~3月31日(予定)
会 場:千葉県千葉市中央区富士見2丁目6-1他(地番)
BAG-Brillia Art Gallery-関連展示概要
BAG-Brillia Art Gallery-にて開催中の展覧会「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」内で、本プロジェクトの関連展示を行います。「+1(プラスワン)」と「+2(プラスツー)」の2つのギャラリー空間により構成される本ギャラリーの+1(プラスワン)ギャラリーでは、仮囲いを再現し、そこに本プロジェクトに参画したアーティストの制作風景や作品、仮囲いアートがアップサイクルされるまでの過程を辿るオリジナルムービーを上映します。+2(プラスツー)ギャラリーでは作家 鈴木広大氏の原画展示および販売をいたします。また、本プロジェクトにて掲出されたアートをアップサイクルしたトートバッグ等について、受注販売を行います。
※受注販売は12月10日より開始いたします
展覧会名:「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」
会 期:12月7日~1月23日
会 場:BAG-Brillia Art Gallery-(東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル1階)
主 催:東京建物株式会社
企画協力:株式会社ヘラルボニー
企画監修:公益財団法人彫刻の森芸術文化財団
企画運営:株式会社クオラス
開館時間:11:00~19:00 毎週月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日の火曜に振替)
※年末年始休館 12月28日~1月5日
入場料 :無料
公式HP:
https://www.brillia-art.com/bag/参画アーティスト・掲載作品
作家:鈴木広大氏
作品:「桜」、「旅行」、「プール」、「抱負~いざ勝負 新たなチャレンジ 年男」
在籍:のぞみの家(東京都)始まりは、両手に絵の具をたくさん付けること。そしてキャンパスに向かって大きく指を広げて叩くように描いていく。音楽が大好きでリズム良く音楽が聞こえてくると、全身でのりながら描いている様子はまるでドラマーの様。出来上がった絵からは沢山の音が聞こえてきそうだ。
作家:片寄大介氏
作品:「無題」、「無題」
在籍:多夢多夢舎中山工房(宮城県)
1983年生まれ 仙台市在住。2011年多夢多夢舎所属。10才の頃、絵画教室に通い始めたことをきっかけに、絵に興味を持つ。多夢多夢舎では、描線した作品をポーチやペンケースの製品としている。初期の作品は、色を塗り重ねた抽象的な形の中にアルファベット・数字などが描かれることが特徴。2014年頃からはキャンバスにアクリル絵の具での制作が主体となる。現在は船、月、トトロなどをモチーフに、多くの作品を描いている。トワル制作では、全面に絵の具を塗った混色の作品や、キャンバスと同じモチーフの作品を描いている。好きな乗り物はブランコ。
作家:Fumie Shimaoka氏
作品:「ORION」、「ブルーベリー」、「はちゃめちゃパーク」、「花火」
幼い頃から、机に向い集中して手指を動かす作業が好きで、モンテッソーリ教室に楽しく通っていた。折り紙が得意なところを見込まれて、ホテルでナプキン等のリネンを畳む仕事に就き、余暇として習字やリリアン、編み物をしながら過ごしていた。そんな中、ある日突然急性水腫を発症し、一時は失明も危惧されたが奇跡的に回復し、コンタクト治療によって視力を矯正できた後から、自ら手持ちの水性ペンで大胆に細やかな線画を描き始めた。彼女の作品の特徴は、独特の色彩感覚でコツコツとちいさなマルやセルを繋げ、好きなモノや想いを描く。当初は、モノクロの作品を描いていたが、次第にたくさんの色を持ち、形を変え、欠片は増殖していき徐々に現在の作風が確立されていった。高校卒業時の色紙に彼女が記した座右の銘は、「人生予期しないことが起こるからおもしろい」。現在は、作業所に通いながら、家族と夕食を囲んだ後のテーブルで、のんびりと創作活動を楽しむ毎日を過ごす。
ヘラルボニーは、今後も福祉領域の拡張を目指した活動を推進してまいります。
以上
東京建物株式会社の分譲マンションブランド「Brillia」概要
東京建物は、創業120年を超える「日本で最も歴史のある総合不動産会社」として、住宅、ビル、都市開発、商業施設、保育、リゾート、海外等、多角的に事業を展開。東京建物の分譲マンションブランド「Brillia」は、洗練と安心を理念に住宅を提供しながら、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”である。
建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品に暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考え、BAG-Brillia Art Gallery-を運営している。
会社名:東京建物株式会社 / Tokyo Tatemono Co.,Ltd.
所在地:東京都中央区八重洲1-4-16
代表者:取締役常務執行役員住宅事業本部長 秋田 秀士
公式サイト:
https://brillia.com/株式会社ヘラルボニー概要
「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。社名「ヘラルボニー」は、知的障害がある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。そのため「ヘラルボニー」には「一見意味がないと思われるものをの世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jphttps://www.heralbony.com本施策に関する企業・団体からのお問い合わせ
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