コロナ禍で在宅ワークがスタートした会社員100名にアンケート調査
コロナ禍に、多くの企業でスタートした在宅ワーク。
緊急事態宣言下だけでなく、今後も在宅ワークを続けるという方も多いのではないでしょうか?
そこで株式会社I-House(本社:東京都港区)が運営する、住まいのメディア『mitaina』では、コロナ禍で在宅ワークがスタートした会社員100名にアンケート調査を実施。住まいに関して変えたポイント・今後変えたいポイントについて詳しく聞きました。
アンケート調査概要
調査対象:コロナ禍で在宅ワークがスタートした会社員
調査期間:2021年11月6日~2021年12月19日
調査人数:100人
(女性56人/男性44人・20代21人/30代41人/40代26人/50代8人/60代以上4人)
緊急事態宣言中と解除後の在宅ワークの頻度は?
今回アンケートを実施したのは、コロナ禍で在宅ワークが導入された会社員100名。
緊急事態宣言中では、週2日以上在宅ワークをしている人が85%。32%はほぼ毎日在宅ワークという状況でした。
緊急事態宣言が明けた今でも、9割以上の人が週1日以上在宅ワークを続けているということで、実際に住まいで変えたポイントと、これから変えたいポイントについて深堀していきましょう。
在宅ワークが始まり、住まいに関して変えたポイントは?
まず、在宅ワークがきっかけで、住まいで変えたところがあるか聞きました(複数回答可)。
結果は上部のグラフの通り、「デスクや椅子、照明などのアイテムを購入」とインテリアまわりの変化がトップ。実に、半数以上(58%)の方が回答しています。
住まいで変えたポイントとして、次に多かったのが「ワークスペースを追加」「新たに仕事用の部屋を作った」。そして「引っ越した」という回答の順になりました。
「在宅ワークになっても、住まいに関しては何も変えなかった」という人が3割近くいたのは、少し意外な結果でしょうか。
各ポイントについてどう変えたのか、実際の声をご紹介します。
【変えたポイント1位】デスクや椅子、照明などのアイテムを新調した
・もともと自宅には私の部屋があったのでデスクとワークチェアを購入しました。簡単に在宅ワークのスタイルができて良かったです。
・部屋が1Kで狭く、仕事用スペースを作れませんでした。仕事用のデスクと椅子がないと連続した在宅が身体的にきつかったので小さめのデスクと椅子を購入しました。
・在宅ワークを始めた当初は、リビングの低いテーブルで仕事をしていましたが、持病の腰痛が悪化傾向になったため、机と椅子を購入して寝室に設置しました。
・在宅ワーク用に机と椅子を購入したかったけど、予算的に厳しく。今あるソファーの高さに合う、キャスター付の可動式テーブルを購入しました。
・椅子とパソコン台を買いました。夫用のデスクしかなくて、夫婦で在宅ワークだと、私はこたつ机で作業するのですが腰と肩に負担がかかりました。新たな机を置くスペースがないので、椅子と台で調整してます。
・部屋全体が丸見えで、仕事スペースと寝室スペースの切り替えがうまくいかなかったので、簡易的にテーブルと椅子を購入して仕事モードに切り替えられるようにしました。
・自分の部屋に作業スペースがあったのですが、長時間座ることを想定していなかったので、腰を痛めないように椅子を購入しました。
・普段座っている椅子がソファーしかなかったため、作業用の折り畳み椅子を購入しました。使わない時は折り畳めるので、スリムに収納でき満足しています。
・それまで、ちょっとした仕事はリビングのテーブルでしていたのですが、在宅ワークが本格的にはじまり、デスクワーク専用の机と椅子を購入しました。
・会社支給のパソコンと仕事道具をずっと置きっぱなしにするスペースが欲しかったので、キャンプ用で使う軽い折り畳み用の机を購入して、部屋にあった机と合わせてコの字のスタイルにして使っています。
【変えたポイント2位】部屋の一角に、ワークスペースを作った
・今まで仕事専用スペースはなかったので、集中力を上げるために専用のスペースを確保しました。
・部屋の余りがなかったので、パーテーションで仕切りを作って、生活と仕事場を分けた。
・一室にワークスペースを作り、生活スペースが視界に入らないような位置に机や椅子を設置し、仕事に集中できるような配置にした。
・基本的に在宅勤務がメインになったので、寝室の一部を断捨離しワークスペースを確保しました。
【変えたポイント3位】新たに仕事用の部屋(書斎)を作った
・仕事用の机と椅子を購入しました。そして、物置として使用していた部屋を綺麗に掃除して、仕事部屋としました。
・Web会議がありますが、子供が入ってきたりしないように、鍵のある部屋をワークスペースに改造しました。
【変えたポイント4位】ワークスペースを確保するために引っ越した
・夫婦2人で1LDKに住んでいました。夫婦ふたりとも在宅ワークになり、Web会議などがしづらくなったので引っ越しました。
・家族4人暮らしですが、リビングや寝室で仕事をするにも集中しづらい環境だったため、私も夫も個人の部屋を確保できるように引っ越しました。
また、なかには以下のような声も。
・仕事をするスペースではなく、自宅で運動するスペースを作るために引っ越しました。在宅ワークで運動不足になったので、自宅でも運動をできるようにしたくて。
「変えたポイントはない」と答えた人の声もご紹介
・元々、デスクワーク系は自宅でできる環境が整っていたのと、特にどうしてもこれはいる!といったものがなかった。
・スペースが限られており、変えることができない。また、コロナ収束後もテレワークが続くのか不透明だったため。
・在宅ワークをする平日の昼間は基本的に私1人しか家にいないため、リビングにPCを持ち込んで作業することで特に不便はないため。
・コロナ禍でたまたま引っ越すことになり、その際、在宅ワークを心地よくできるような観点で物件を選んだため、変えるポイントが無かった。
・何とか変えなくても仕事ができました。嫁は毎日出勤する仕事でしたし、猫を飼っていますが、別室で仕事すれば邪魔されることもありませんでした。
・在宅ワークがどのくらい続くのか分からなかったので、余計なお金をかけたくなかったのと、何もせず快適に仕事ができたから。
住まいに関して今後、変えたいポイントは?
次に、在宅ワークをより快適にするため、今後住まいで変えたいところがあるかも聞きました(複数回答可)。
結果は上部のグラフの通り、またしても「デスクや椅子、照明などのアイテムを購入」とインテリアまわりがトップ。
住まいで変えたいポイントとして、次に多かったのが「ワークスペースを確保するために引っ越したい」「部屋の一角に、ワークスペースを追加したい」。そして「新たに書斎を作りたい」という回答の順になりました。
今後変えたいポイントはないという回答もあわせて40名程度。
理由は大きく分けて2つ、「在宅ワーク導入時から快適に在宅ワークができているため」、「在宅ワーク導入後に既に快適に仕事ができるように変えたため」。
変えたいポイントがあると回答した方に、詳細も聞いてみました。
【変えたいポイント1位】デスクや椅子、照明などのアイテムを新調したい
・デスクは買ったのですが、それに合わせてライトや小さい棚を揃えたいと思っています。あとイスもそのデスクに合った感じのものを合わせようと探しています。
・できれば夫の机がある部屋とは別の部屋に、新しく机が欲しいです。夫の机もこたつ机もリビングにあり、電話するときは気を使って寝室で電話したりするので。
・現在は、ソファーとローテーブルの環境でやっているので若干不便。引っ越し後は、デスクアンドチェアにして照明も強化する。
・手狭になってきたので、大きめの机が欲しいのと椅子をグレードアップしたい。また、それに合うようにインテリアもあわせたい。
・作業のスペースは引っ越しをして確保できたので、作業する時間が快適でリラックスできるように椅子や照明、アロマなどを揃えたい。
・デスクや椅子、照明などのアイテムを少しずつでも購入して、他の人々に見られても恥ずかしくないようにしたいですね。
・変えたい部分はすでに変えましたので、ほぼ現状に満足しています。可能であれば、スタンディングデスクを導入したいなと考えています。
・折り畳みの椅子を使用していて、腰がだんだん痛くなってきたため、ゲーミングチェアを購入したいと思っています。
・とりあえず、元から家にあった机と椅子でワークスペースを作ったので、長時間デスクに向かっていると腰痛が酷くなりました。なので、椅子と机を良いものにしたいです。
【変えたいポイント2位】ワークスペースを確保するために引っ越したい
・現在の住まいではワークスペースを確保することができないですが、元々家を購入したいと思っていたので、少し広めの間取りを検討しています。
・今現在、部屋のワークスペースで1人しか仕事できないが、在宅ワークの時間が夫婦揃って増えているので、2人でテレワークできるよう引っ越したい。
・会社の方針でこのまま在宅ワークが続きそうなので、机と椅子のセットを購入したいから、そのスペースがとれる間取り広さの部屋に引っ越しをしたいです。
・まだまだ在宅ワークが続きそうなので、タイミングを見てもう少し作業場が確保できる広い家に引っ越しを検討中。
・在宅スペースと居住スペースが同じなので、引っ越ししたいです。夫婦のどちらかが休みの時は気を遣わなければならず、休みなのに休めた感じがしないため。
・完全に仕事用のみの部屋が確保できればよいと思う。普段の生活空間で仕事をしていると家事など仕事以外のことが気になることがあるため。
・書斎や仕事をする用の部屋がなく、リビングの角にワーキングスペースを設けました。ただ、生活音が聞こえて集中力に欠ける時があるので、引っ越しも検討しています。
【変えたいポイント3位】部屋の一角に、ワークスペースを作りたい
・仕事場みたいな空間があると、気分も変わってよさそうだなと感じました。メリハリもうまれそう。
・狭くてもいいので仕切りを作って個室スペースを作って在宅ワークしたいです。
・新しく買った机も良いけど、リノベーションか造作家具を追加するのが理想です。もっと広い仕事場も確保できますし、棚もつくれるので。
・リビングの一角で仕事をしていると、家族の声や動きが気になって仕方ありません。リノベーションとまで言えないまでも、パーテーションで仕切るなどして、仕事に集中できる空間を確保することを検討中です。
・プライベート空間で仕事に身が入らないと感じることがあるので、Web会議でも周囲の音が入らない、専用のワークスペースがほしいと思います。
・リモート会議ができるスペースを作らないと、生活感が丸出しで会議に影響を与えると思っています。
・書斎とまではいいませんが、専用のワークスペースは欲しいと思っています。生活するスペースと仕事をするスペースを分けることで、仕事の効率が上がると思うからです。
【変えたいポイント4位】新たに仕事用の部屋(書斎)を作りたい
・これからも在宅ワークは続きそうなので、より仕事を快適にできるように、リノベーションして書斎を作りたい。
・現在はリビングにワークスペースがあり、家族がいる時などはなかなか集中することができないので新たに仕事部屋を作りたいです。
・現在作業している部屋には趣味の物が多々あるので雑念も多く集中しづらいです。そのため仕事専用の作業環境が欲しいと思っています。
・今の部屋では手狭なため、きちんと1人で集中できるスペースを確保して仕事をしたい。Web会議時に映っても大丈夫な空間にもしたいですね。
(アンケート詳細についてはこちら
https://mitaina.tokyo/topics/94922/)
mitainaについて
『mitaina』(
https://mitaina.tokyo)はマンション情報・住まいのお役立ち情報を発信するメディアです。
広々空間のお家はもちろんのこと、書斎やワーキングスペースのある物件も豊富に揃えています。
また、取り扱うのはリノベーション済みの中古マンションが多いため、人気物件であっても、新築物件よりお得に手に入れることが可能です。
仕事とプライベートのメリハリがうまれる、おしゃれで快適なマンションをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
《会社概要》
会社名:株式会社I-House
代表取締役:石黒雅規
設立:2016年11月
事業内容 :不動産メディアの運営、不動産仲介事業
本社所在地:東京都港区南青山5-12-3 301
URL :
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