3134人に聞いた「引越しの際に面倒だったことランキング」~コロナ禍の引越し挨拶のマナーも紹介~

株式会社リクルート

2021年12月23日 17時19分



株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘、以下リクルート)が運営する『SUUMO引越し見積もり』は、全国の18~69歳の方を対象に引越しで困ったことに関するアンケート調査を実施しましたのでご報告させていただきます。
また、こちらの調査の詳細に関しては、https://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/10310.html内でも掲載しています。

■ 引越しの際に最も面倒だったことの1位は・・・?



引越しの際は、さまざまな手続きや作業が発生するものです。実際に引越しをした人が「面倒」だと思ったことを調査したところ、特になしという回答を除くと1位から5位にはすべて手続き系がランクンする結果となりました。また、1位から5位までの項目について、具体的なコメントも集めました。

【1位 転出・転入届】
・役所の手続きは平日のみのため仕事を休まなければならなかった
・役所の中でいろんなところに移動しなければならず、小さい子を連れて回るのは大変だった

【2位 ネット回線の手続き】
・面倒でWi-Fi関係の機器を放置し、数カ月無駄に通信量を払うことになった
・工事日のスケジュールがなかなか調整つかなかった

【3位 住所変更(銀行口座・クレジットカード)】
・数が多く、一気に終わらせないとどの口座やカードの変更が終わったか分からなくなってしまった
・銀行は平日にしか変更に行けないけれど、子どもが小さく、コロナ禍なこともありあまり連れて行きたくなくて、夫が家にいる平日に銀行まで行かなければならなかった

【4位 電気・水道・ガスの手続き】
・電気とガスは同じ会社だったが、水道は自治体の水道局なので、立ち会い作業や日程の調整が面倒だった
・水道の元栓を閉めたりガスの点検に立ち会ったりと、忙しいのに在宅していなければならないのが大変だった

【5位 住所変更(運転免許証)】
・住民票が必要と知らずに警察署に行き、結果、役所に住民票を取りに行くことになった
・平日に遠方にある警察署に行く必要があり、コロナで窓口が縮小されていて時間がかかり、仕事を休まなければならず、業務に支障が出た


■ 6位には近所への挨拶がランクイン!コロナ禍での挨拶に悩む人も・・・
5位までは手続き系が並んでいましたが、6位は近所への挨拶がランクインしました。
近所の人への挨拶と答えた方のコメントも紹介します。

【6位 近所への挨拶】
・トラブルが起きると面倒なので、近隣の方に挨拶に行こうとしたが、伺ってもなかなか会えず何度もトライした
・隣接する家だけでなく、同じ通りの家にご挨拶したので全部で16軒になった。挨拶の品で何が喜ばれるのか考えるのが面倒だった
・留守の家には何度もいかなくてはいけないし、コロナの影響で挨拶しにくい雰囲気がある
・退去の挨拶はしなかったが、新居への引越しの際の挨拶は人生で初めてしたので緊張した。コロナ禍ということもあり対面で渡して良いものか迷ったし、渡す物自体も少し迷ったり……

このようなコメントからもそもそも挨拶に行くのかどうか、どこまで行くのか、手土産は持っていくのかなどの悩みが多いことが見受けられます。さらに特に人との距離を保つべきコロナ禍においては迷う人も多いようです。


■ コロナ禍での挨拶のマナーとは?
引越しの挨拶といえば、近隣に住む人を訪ね、玄関先で手土産を渡しながら、というのが定番のスタイル。しかし、人との距離を保つべきコロナ禍においては、どうすべきなのかをマナーデザイナーの岩下宣子先生に伺いましたので紹介します。
岩下先生いわく「コロナ禍でも挨拶はしたほうがいいです。ただし緊急事態宣言が出ているなど、その地域で蔓延や外出自粛となっている場合は対面を避けて、というのが大前提となります」とのこと。
まず、コロナ禍の引越し挨拶は、引越ししてから数日以内にするのがマナー。対面を避けて、インターホン越しでのご挨拶も可能ですが、手紙と手土産を郵便受けなどに入れるほうがよりきちんとした印象になります。その際、まず、手紙での挨拶になることを伝えるために「コロナ禍なので直接お会いしてのご挨拶は失礼させていただきますが」のようなひと言を入れることが重要です。さらに、小さな子どもがいるなど迷惑につながりそうな場合は「うるさいこともあると思いますが極力注意いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします」などと付け加えるとより安心です。

また、引越しの挨拶は、言葉だけでも気持ちが伝わるものですが、手土産を添えるとさらに好印象に。どんなものをお渡しするのがいいのか岩下先生に伺ったところ「引越し挨拶の手土産といえば、以前からタオルやタオルハンカチなどが定番です。コロナ禍では手紙とともに郵便受けなどにお入れするので、1軒あたり500~1000円のもので、郵便受けに入るものとなると、やはりタオルやハンカチがいいですね。お渡しする手土産を選んだら正式には上段に『ご挨拶』、下段に名前を書き、赤白の水引をかけます。通常のプレゼント用包装紙の場合でも不審なものと思われないように、それらは表から分かるように添えるようにし、手紙とともに郵便受けなどに入れるといいでしょう」と教えてくださいました。

最後に渡す範囲に関しては、集合住宅なら上下左右、大家さん、管理員さん。一戸建てなら、向こう三軒両隣(向かいの3軒+左右隣)と、さらに裏の家にもしておくと防犯上も安心です。

引越しの直後は手続きなどでバタバタして、ご近所へのご挨拶はどうしても優先順位が下がってしまいます。しかし、挨拶をしておくことで顔見知りになり、円滑な近所付き合いにもつながる可能性もあるので、ぜひ挨拶のマナーに迷ったときは参考にしてみてください。


■ 記事掲載先
記事URL: https://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/10310.html

■ 調査概要
・調査期間:2021年3月11日~2021年3月16日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:マクロミルモニタ 18~69歳の男女。直近1年以内に引越し会社を利用して引越し、かつ「引越し先の物件選び・荷造り・引越し会社への見積依頼・引越し会社の決定」のすべてに関与した人
・有効回答数:3134
・調査機関:株式会社マクロミル

■ 取材協力
現代礼法研究所 代表 岩下宣子さん
全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流小笠原清信氏のもとでマナーを学び、1985年現代礼法研究所を設立。 マナーデザイナーとして、企業、学校、商工会議所、公共団体などでマナーの指導、研修、講演と執筆活動を行う。「表面的なやり方だけではない心のこもった」マナー指導、研修には定評がある。

■ 『SUUMO引越し見積もり』サービスについて
SUUMO引越し見積もりとは、インターネット上で複数の引越し会社に無料で一括見積もりができるサービス。複数の見積もり価格を比較することで、希望日に一番安く引越しができる引越し会社を見つけられます。


特徴1.
大手・地元密着型問わず、多数の引越し会社が
SUUMOに参画。見積もりを依頼する引越し会社
は自分で選択できます。
特徴 2.
電話番号の入力は不要。
見積もり後のやりとりがメールでできます。
SUUMO引越し見積もり WEBサイト
https://hikkoshi.suumo.jp


▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

2021年12月23日 17時19分

  • Daily
  • Weekly

アーカイブarchive

もっと見る

タグtag

もっと見る

いえらぶニュースは不動産・住宅関連の最新情報を毎日お伝えするニュースサイトです。

いえらぶニュースは不動産・住宅に関する企業や団体などのプレスリリース(報道機関向けに発表される資料)を原文のまま掲載するサイトです。住まいや暮らしに関する最新情報から不動産業界を取り巻く社会・経済動向を可視化することで、住宅産業のトレンドを捉えていきます。住まい探しをしているユーザーだけでなく不動産管理会社や仲介会社、オーナー、デベロッパー、不動産ファンド、不動産投資顧問、ゼネコン、建築会社など不動産に関わる全ての方にご欄いただける内容になっています。一人でも多くのユーザーが満足する住まいを見つけられるよう、不動産業界の“いま”を配信し続けます。
※プレスリリースに関するお問い合わせは各掲載元の会社に直接お問い合わせください。
※出典先などの外部サイトへのリンクについては、閲覧時期によってリンク先が存在しない場合がありますので、予めご了承ください。

いえらぶで物件を探してみませんか?

あなたの理想に合った家選びを、いえらぶは応援します。いえらぶで、いい家選んでみてください。

トップへGO!