自宅の庭から生活も自然も豊かに 鳥や虫も集う四季を感じられる家~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~

積水ハウス株式会社

2022年2月7日 15時00分

積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。
第12弾として2月4日に、積水ハウスが提案する「5本の樹」計画を取り入れたご家族についてのストーリーを公開しました。


9万種類以上の生き物がいると言われる日本。しかし近年、私たち人間の活動が原因で、地球上の生き物などの絶滅のスピードを約100~1,000倍に加速させていて、環境省のデータでは、日本の野生動植物の約3割が絶滅の危機に瀕しています(※1)。一方で、私たちの生活に必要な水や食料など多くのものは、様々な生き物たちからの恵みによって支えられているのも事実です。
(※1)環境省「みんなで学ぶ、みんなで守る」ホームページより
https://www.biodic.go.jp/biodiversity/index.html

日々の生活を通じて、私たちが生きていくのに欠かせない生物多様性の豊かな自然を守ることができないのかー。そう考えて積水ハウスが提案しているのが、地域の生態系に配慮した庭づくり「5本の樹」計画です。各地の気候風土に調和した日本の在来種にこだわって庭木を植えることで、生き物が自然とやってくるようになり、自然と生物多様性に寄与することにもつながるのです。


■家を取り巻く緑がもたらす豊かな暮らし
ともに積水ハウスグループの社員でお庭づくりの計画や、植栽をトータルコーディネートするエクステリアデザイナーとして働く大分市在住の尾崎夫妻も、自宅の庭に在来種にこだわって約80種類の樹木を植栽しています。

「共働きなので家で過ごす時間が限られているからこそ、家に居るだけで豊かな気持ちになれるように、どこにいても緑を感じることができる家にしました。」


庭木だけでなく公園や山並みを借景にした緑あふれるリビング

2人とも庭木の性質や適した土壌といった造園や植栽に関する優れた知識を持つ社員に与えられる『グリーンエキスパート』の社内資格を持ち、趣味は庭めぐり、平日の帰宅後も庭づくり計画や植栽についてなどが主な会話というほど緑が大好きな夫婦。庭に植えた樹木も、自ら植木の生産農場に足をのばして買ったものばかりです。また庭木の向こうには公園の緑や山並みが見え、さらに緑が感じられるようこだわりました。窓からの眺めが癒しになっていると、夫婦は言います。
「忙しい日でも、リビングのソファに腰掛けて緑を見ながらコーヒーをひと口飲めば、心にゆとりを取り戻せる気がします。」


大きな窓と吹き抜けにより、どこを見ても緑がいっぱい


左・中:庭に設置した水鉢にはシジュウカラがやって来ることも 右上下:和室から見た庭

たくさんの在来種の樹木を植栽している尾崎邸の庭には、様々な生き物が訪れます。
ある時には、庭に植えたヒラドツツジなどにアゲハチョウが寄ってきたり、別の時には、庭に設置した水鉢にはシジュウカラが、秋になるとウメモドキ、アオハダ、センリョウ、ハクサンボクになる赤い実を目当てに、シジュウカラやメジロなどの鳥がやって来たり…。実は、自然界に赤い実のなる樹木が多い理由のひとつは、赤い実は鳥に見えやすく、実を食べてもらうことで種子を遠くに運び子孫を残すため。やって来る鳥たちは、家族の癒しになっているだけでなく、地域の植物の多様性の保全にもつながっているのです。


また、自然をありのままに感じながら過ごしたいとうことで、庭の樹木は最小限の薬剤散布に留めている尾崎夫妻。毎年、庭のモミジなどについたイラガの幼虫を目当てに鳥たちが食べにやってきてくれます。これも四季を感じられる光景のひとつとして楽しんでいると言います。

「鳥が毎日たくさん食べに来てくれますが、たまには食物連鎖が追い付かないこともありました。虫が来るのは当たり前。今年も付くでしょうね。」

こうした環境で育った、尾崎夫妻の3歳の娘さんは、鳥が大好き。庭のコナラになったどんぐりを拾ったり、家庭菜園でジャガイモの植え付けや収穫を楽しんだり、夏の夜にはウッドデッキで、虫の声を聴きながら過ごしたりと、自然が好きな子どもにすくすくと成長しています。


左:親子でジャガイモの植え付けをする様子 右:秋の庭を散策する様子


夏には親子で虫の声を楽しみます

西側に沈む夕日の美しさに魅了されて、この土地に家を建てることを決めた尾崎夫妻。2人にとっての一番のお気に入りの時間は、緑を楽しむために庭につくったウッドデッキに座って夕焼けを楽しみながらの晩酌だそう。


夫妻が美しさに魅了された夕日が沈む頃の絶景


たくさんの木々に囲まれながらウッドデッキで沈む夕日を見ながら晩酌

今後は、夏場に家族や友人を呼んでバーベキューをしたり、子供をプールで遊ばせたりするなど、庭での新たな楽しみ方を考えながら時間を作っていきたいと考えている尾崎夫妻。また、自分たちが庭木を通じて季節を楽しむ暮らしをする中で体験したことを、庭の設計などをする自身の仕事にも役立てていきたいと考えています。


「自分の経験を通じて、ライフステージに応じた緑の提案を出来るようにしたいと思うようになりました。自分たちがより多くの樹木を植えることで、お客様により多くのお勧めできる樹種を見つけることができると考えています。」


■生物多様性を守るだけでなく人にもプラスに 緑あふれる庭づくり
緑あふれる庭は、生き物が生息しやすい環境をつくるだけではなく、人にもプラスの要因が…。
例えば、実のなる落葉広葉樹などを植えると、野鳥のえさ場となる一方で、木陰よって強い陽射しを遮ってくれるほか、葉の蒸散作用で涼しく感じられ、癒しを与えてくれます。ほかにも、一年中緑の葉を保つ常緑樹などを植えると、小さな野鳥たちが猛禽類などから身を隠す避難場所になる一方で、人にとっては通りからの目隠しとなり、ゆったりとリラックスして庭を楽しむことができるのです。

自然にも人にも優しい自然あふれる庭のある家に、あなたも住んでみたいと思いませんか。


積水ハウスの「5本の樹」計画
https://www.sekisuihouse.co.jp/exterior/kw02/


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プレスリリース提供元:@Press

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