‐金融機関・住宅事業者・エンドユーザーが抱える住宅ローンの課題を解消エンドユーザーのマイホーム購入を安全で最適な住宅ローンでサポート-
iYell株式会社（代表取締役社長兼CEO：窪田光洋、以下「iYell」）は、フィデリティ・インターナショナル、ソフトバンク株式会社、三井住友信託銀行*、SREホールディングス株式会社等合計15社を引受先とした第三者割当増資により合計35億円の資金調達を実施しました。
当社はこれまで約41億円の資金調達を実施しており、この度の調達により累計調達額は約76億円になります。
同社CVCファンド「Sumi Trustイノベーションファンド」より出資
iYellは金融機関・住宅事業者・エンドユーザーが抱える住宅ローンの課題を同時に解決するため、「国内最大の住宅ローンテックベンチャー」を標榜し、日本最大の住宅ローンのマーケットプレイスを軸とした「iYell住宅ローンプラットフォーム」を構築しており、現在では、全国数百行の金融機関、数千社以上の住宅事業者が参画するプラットフォームへと成長しています。
今回の調達資金を活用し、住宅ローンプラットフォームのマーケットへの浸透を図るほか、事業の拡大を狙ったM&Aを行ってまいります。さらに、昨今問題となっている住宅ローンの不正を未然に防ぐために、不正の疑いのある情報を検知するシステムや個人情報漏洩事故を防止するデータ送信クラウドシステムの開発への投資も行います。
■現在顕在化している住宅ローンマーケットの課題
海外の住宅ローンマーケットは住宅ローン専門の住宅ローンブローカーがユーザーと金融機関のマッチングを行い、住宅ローン手続きのサポートを行っています。
一方で、日本においては住宅事業者が住宅購入相談とともに住宅ローン相談・手続きサポートを行っており、本業ではない住宅ローン手続きで業務が逼迫しています。また、住宅事業者は住宅ローンの専門家ではないため、ユーザーと金融機関の最適なマッチングを行うのが難しいことも課題となっています。
■iYellのメインビジネス― 住宅事業者向けクラウド型住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」の提供 ―
いえーる ダンドリは、住宅・不動産会社のアナログかつ煩雑な業務の多さやブラックボックス化された住宅ローン審査による住宅販売機会の損失等の課題に対して、（住宅・不動産会社の）業務削減及び売上増加といった事業成長を応援する国内No.1の住宅ローン業務支援システムです。
住宅・不動産会社に対する住宅販売の増加に繋がるような住宅ローンの業務支援を行うことを通じて、エンドユーザーの希望に沿った最適な住宅ローン提案や手続きのサポートを行います。
住宅ローンの知識と金融機関等のネットワークを保有する「専門家」がクラウド化された独自のテクノロジーを活用して、速くて分かり易い「シームレス」で安心・健全な借入プロセスを実現します。
■今後の取り組み
今回の調達資金を活用し、テレビCM等のマス広告を活用したマーケティング活動への投資を行い、住宅ローンプラットフォームをマーケットに浸透を行ってまいります。
また、住宅ローンの効率化にとどまらず、住宅購入や住宅関連分野の課題解決へと広げていくために、事業の拡大を狙ったM&Aを行ってまいります。
そして、社会課題解決にも着手し、昨今問題となっている、住宅ローンの不正を未然に防ぐために、不正の疑いのある情報を検知するシステムや個人情報漏洩事故を防止するデータ送信クラウドシステムの開発への投資を行います。
iYellは今後も「マイホームの購入」というエンドユーザーの夢を叶える住宅・不動産会社及び業界が永続して発展できるように努めてまいります。
■ 引受先各社様の会社概要・コメント
〈 フィデリティ・インターナショナル 〉
フィデリティ・インターナショナルは、世界で250万以上のお客様に投資に関するソリューション・サービス、退職関連の専門的知見を提供しています。創立以来50年以上、非上場で、世界で25を超える拠点で事業を展開。運用管理総資産額は約87.1兆円（7,807億ドル）にのぼります。顧客は、中央銀行、政府系ファンド、大手企業、金融機関、保険会社、資産管理会社から個人まで多岐にわたります。（2021年 9月末日現在。為替レートは111.55円で算出）
当社は綿密な調査を基にした投資先企業の選別を強みとしています。近年、DXを活用するビジネスモデルを追求する企業が生み出す新しい市場やサービスに注目しています。住宅ローン事業のＤＸにより、不動産事業者、住宅ローン利用者、金融機関の効率化が図られ、不動産テック市場の成長が加速する事に期待しています。（ニコラス・プライス、ポートフォリオ・マネージャー、フィデリティ・インターナショナル）
〈 ソフトバンク株式会社 〉
ソフトバンク株式会社（東証一部：9434）は、「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクグループの経営理念の下、ライフスタイルやワークスタイルに変革をもたらす、さまざまな通信サービスやソリューションを提供しています。スマートフォンを中心とした魅力的なサービスや5Gネットワークで通信事業を強化するとともに、AIやIoT、ビッグデータなどの活用や、グローバルに事業を展開するグループのテクノロジー企業群とのコラボレーションにより、革新的な新規事業を創出し、さらなる事業成長を目指しています。詳細は、ウェブサイト（
https://www.softbank.jp/corp/）をご覧ください。
住宅ローンの利用者、住宅販売を手掛ける不動産事業者および金融機関のそれぞれの課題をテクノロジーで解決し、新たな価値を提供するiYell社の革新的なビジネスモデルと、優秀な経営陣に大いに期待しています。今回の出資を通して、不動産テックで業界のデジタルトランスフォーメーションに取り組むiYell社のさらなる成長に貢献できることを大変うれしく思います。
〈 SBIグループ 〉
SBIグループはインターネットをメインチャネルとし、証券・銀行・保険をコア事業とする総合金融グループです。また、創業以来、ITやFinTech、バイオ・ライフサイエンス関連分野等の成長分野におけるベンチャー企業に積極的に投資を行っており、これらの分野のベンチャー企業の投資・育成に豊富な実績を有しています。今後も引き続き次世代の産業育成と投資先であるベンチャー企業の企業価値の向上に積極的に取り組んでまいります。
今般の新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、様々な事業分野でDX化の動きが加速しております。日本国内においては不動産分野や医療分野において特にその傾向が強く出ております。そういったマーケット環境を追い風とし、iYell社は日本のPropTech/ MortgageTechのリーディングカンパニーとして、事業規模を大きく拡大していることを評価し、追加出資をさせて頂きました。引き続きSBIグループの有する事業基盤も活用頂き、当該分野における顧客満足度の高いDX化を推進していって欲しいと期待しております。
〈 Global Catalyst Partners Japan投資事業有限責任組合 〉
GCPJは、1999年から23年間にわたるシリコンバレーと日本でのベンチャー投資経験を通じ、ユニコーン・ベンチャーをもシードステージから育成し培った経営支援能力、グローバルなビジネスネットワーク、さらには自ら起業しExit経験を持つファンドマネージャーの能力を最大限に活用し、投資先ベンチャー企業に対しグローバルな視点での事業展開、資金調達、Exitをサポートしています。
不動産テックは、世界レベルで最も注目を集めている分野の一つであり、iYellは日本に於ける住宅ローンテックのリーディングベンチャーです。今回の増資に際しては海外機関投資家にもご参加頂き、日本最大の住宅ローンプラットフォーマ―の地位を更に強固なものとすると共に、将来的なグローバル展開も視野に更なる成長を期待しています。加えて、ミッション・ビジョンの共有を重要視する企業文化も変わらず進化させて頂きたいと期待しています。
〈 三井住友信託銀行(SuMiTRUSTイノベーションファンド) 〉
SuMiTRUSTイノベーションファンドは、新たな産業・価値を生み出すことで高い成長性が見込まれるイノベーション企業へのエクイティ供給を通じて、社会課題の解決への貢献とともに、三井住友トラスト・グループの将来の顧客基盤強化とイノベーション強化に繋げることを目的としております。
iYell社が提供するサービスは、住宅会社、施主（住宅ローン利用者）、金融機関それぞれの課題を解決し得るサービスであり、高い成長力を有するものと考え、出資させて頂きました。今後は、より多くの住宅会社、金融機関と連携し、住宅ローン事業における唯一無二のプラットフォーマーとしての地位を確立していただくことを期待しております。
〈 SREホールディングス株式会社 〉
SREホールディングスは、「A DECADE AHEAD 今の先鋭が10年後の当たり前を造る」をミッションに掲げるソニーグループ発のSaaSプロバイダーです。ミッションの実現に向け、実業（リアルビジネス）である不動産事業を自ら手掛けることでその知見・データを蓄積し、不動産/金融業界などへ実務有用性の高いAIソリューション・ツールを提供するユニークなビジネスモデルを構築しています。社内外のDXを有機的に結び付けて推進する取組みが認められ、2021年6月には全上場企業約3,700社から2社のみ選定された「DXグランプリ2021」を受賞しております。
2022年1月31日のiYell社との共同プレスリリースの通り、同社と業務提携を締結しており、連携を強化する観点から出資させていただきました。iYell社と共同で不動産×金融×テクノロジーによる住宅ローンのDXを実現できることを楽しみにしております。
〈 株式会社DGベンチャーズ 〉
世界中の有望な企業の発掘や事業支援を実行しています。デジタルガレージグループが展開する事業分野や、デジタルガレージが持つグローバル領域のビジネスパートナーとのアライアンス創造などを通じて、投資先企業のバリューアップを図ります。
iYellが提供する住宅ローンプラットフォームの価値向上のため、デジタルガレージグループが強みとする、決済、マーケティング、DX等の分野で事業連携や他の投資先との連携を進め、iYellがマーケットへ新たな価値を創出・提供し続ける企業へと成長することを期待しております。
〈 CRGホールディングス株式会社 〉
CRGグループでは、「人のチカラとIT」の融合を事業方針として掲げ、主力の人材派遣紹介事業において労働力の提供を行うヒューマンリソースサービスに加え、幅広い業界・業種への人材派遣の実績、及び培ったノウハウを活かしたアウトソーシングサービスの提供、業務効率化の支援等を行うITソリューションサービスなどを展開しています。また、近年、潜在労働力として期待されているシニア、女性、グローバル人材の活用促進や、障がいをお持ちの方の雇用機会の創出や処遇の確保にも注力しております。
対象企業は、ユーザーに最適な住宅ローンを届ける日本唯一の住宅ローンプラットフォームを提供する住宅ローンテック企業であり、Fintech分野のベンチャーとしても高い評価を受けている企業となります。コールセンター運営や、各種事務、住宅事業者加盟開拓などの営業、その他人材サービスにおける連携を今後模索していけると判断し、出資させていただきました。
〈 株式会社ベンチャーラボインベストメント 〉
当社は、技術評価を強みとする独立系のベンチャーキャピタルです。高い技術力・成長力を有する中堅・中小企業に対して、徹底したハンズオン支援を通じて『新産業への挑戦』と『新市場の開拓』を応援します。経営課題とその対処方法を一緒に検討して、一緒に乗り越えていくベストパートナーになることが我々の使命です。運用中のファンドは、大手金融機関を中心としたCVCが多く、フィンテック系スタートアップを中心に投資を進めております。
iYellの住宅ローンプラットフォームは、不動産業者、金融機関、住宅購入者の課題を解決するサービスとして急成長しています。今後更なる成長とともに、新事業分野での市場開拓にも大変期待おります。弊社としては、iYellがグローバルローンテックカンパニーになるべく応援して参ります。
《 会社概要 》
会社名： iYell株式会社（The iYell Co,. Ltd）
代表者： 代表取締役社長兼CEO 窪田 光洋
本社所在地： 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館10階
設立日： 2016年5月12日
払込資本金： 65.7億円
コーポレートサイト：
https://iyell.co.jp/採用サイト：
https://recruit.iyell.co.jp/新卒採用サイト ：
https://recruit.iyell.co.jp/graduate/公式ブログ：
https://note.mu/iyellook《 提供サービス 》
・いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINE：
https://madoguchi.iyell.jp・いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINE すみかる住生活版：
https://smkr.iyell.jp/・いえーる リバースモーゲージの窓口：
https://iyell.jp/reverse-mortgage/・いえーる 住宅ローンAR：
https://goo.gl/9pcgxK・いえーる ダンドリ ：
https://dandori-mortgage.iyell.jp/basic/business・いえーる ダンドリ iOS：
https://itunes.apple.com/us/app/id1358160678・いえーる ダンドリ Android：
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https://smartclub.iyell.jp/・いえーる コンシェル：
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https://iyell.jp/invest/・いえーる 住宅研究所：
https://lab.iyell.jp/・YouTubeマネジメント事業「ゆっくり不動産」：
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