室町時代より培ってきた「林業」と江戸時代より一子相伝で受け継がれてきた「小鹿田焼」が融合、木と日常をつなぐ盆栽鉢『ERASHI』が完成

株式会社ENTO

2022年3月18日 14時51分

大分県・日田市の資産と関係人口とのマッチングにより誕生

遠図 ENTO(大分県日田市、以下ENTO)は、日田市が長く培ってきた地域資産の魅力を全国へと発信するブランドとして“木と日常をつなぐ”『ERASHI』をECサイトにて2022年3月18日(金)から発売開始します。



ECサイト: https://entoshop.thebase.in
Instagramアカウント:@erashi_oita

“木と日常をつなぐ盆栽鉢”『ERASHI』
江戸時代より一子相伝で技術継承を行ってきた小鹿田焼の重厚な存在感を出しながら、暮らしの中で活かされる”民藝”ならではの佇まいで、木(植物)を植えた姿が、現代の日常空間に溶け込む盆栽鉢を目指しました。日田市が室町時代より培ってきた林業で、いつも生活とともにあった木を暮らしの空間に引き込む。ともに深い歴史をもつ林業と窯業の2つの資産への想いを融合させた ”木と日常をつなぐ盆栽鉢”ブランドです。

日田市の資産と関係人口とのマッチング
ENTOでは2020年よりJR日田駅上のゲストハウスとしてスタートし、日田市の地域資産に関わる人と、関係人口※とをつなぐ、日田市の「関係案内所」としての活動を行ってきました。
『ERASHI』は国内で高い人気を誇り、名工と名高い、小鹿田焼の陶工・坂本創氏とクリエイティブエージェンシー博報堂ケトルのアートディレクター・永井貴浩氏をマッチング。日田市の地域資産へのリスペクトと風土・風景を愛しているプロフェッショナル達が1年以上もの間、知恵と工夫を繰り返し完成しました。

“木と日常をつなぐ盆栽鉢”として、手に取っていただいた方の生活の一部となり、そして2つの資産がそうであったようにこれから続く歴史の一部となるような「ERASHI」(えらしい=愛らしい)存在になってほしいです。

『ERASHI』について










デザイン:小鹿田焼が代々守り続けてきた技法「飛び鉋」をベースとし、鉢の形状は日田の盆地を囲む反り立つ山々をイメージし、小さな日田を表現しています。

名前の由来:日田市の方言である「えらしい」を由来としています。「えらしい」は、愛らしいという意味であり、木(植物)を丁寧に世話し、日々の変化を楽しみ、愛でていく。室町時代より続いてきた林業の街 日田市が続けてきた木や植物との暮らしの楽しみを日田市ならではの言葉で伝える、木を愛でるための盆栽鉢ブランドとして名付けました。
ロゴデザインは小鹿田焼きの技法である「飛び鉋」。日常使いの器として愛される小鹿田焼きの持つ、温かさや懐かしさを表現するために『ERASHI』の文字は手書き感のある文字にしました。












ERASHI展示
ERASHIは下記会場にて展示をしております。盆栽入りの商品をご覧頂けます。




1.STAY+CAFE ENTO
住所:大分県日田市市元町11-1 日田市駅 2F
営業時間:11:00~17:00
URL:https://www.ento-hita.com/

2.奥日田温泉うめひびき
住所:大分県日田市大山町西大山 458
URL:https://www.umehibiki.jp/

3.小鹿田焼の里 坂本窯(制作場所)
住所:大分県日田市源栄町皿山(小鹿田の里内)

4.豆田草八
住所:大分県日田市豆田町12−4
URL:http://www.souhachi.com/hita/index.html

※観覧には場所ごとでルールが異なりますので、それぞれのルールに従って御覧ください。

コメント

<小鹿田焼陶工・坂本創氏 コメント>



様々な人の縁にて、この企画に携わらせていただきました。300年前とほとんど変わらない仕事をしている私たちと現代のプロフェッショナルたちで何ができるのか。普段の仕事の何倍もの人が関わってかたちなきかたちを作っていってます。関わる人もできるものも変化し続けていく、新しい小鹿田の仕事のかたちです。この企画の何かしらが次の300年の礎となれればと。
PROFILE:陶芸家。大分県小鹿田焼の里に生まれ、300年続く一子相伝の仕事を受け継ぎ、いまに生きるものづくりを続けている。


<博報堂ケトル アートディレクター・永井貴浩氏 コメント>



このプロジェクトに参加する以前から小鹿田焼の集落にプライベートで訪れた事があり、水と土が綺麗で自然に囲まれたとても素敵な環境で、まるでそこだけ時が止まっているかのような場所だったのを覚えています。そして今回何かのご縁で小鹿田焼のデザインに携わらせていただきました。陶芸家坂本創さんとも、形状や柄などの打ち合わせを幾度と重ね、「 ERASHI 」というプロダクトが完成しました。 300年の伝統を持つ小鹿田焼、日田という土地に敬意を持って取り組み生まれた形です。このプロジェクトから日田市の魅力が少しでも世界に伝わるとを願っております。
PROFILE:アートディレクター。1979年静岡生まれ。博報堂入社後、2019年ケトル参加。 グラフィックデザインを軸に、出来事をデザインできる企画が強み。
博報堂ケトルについて:https://www.kettle.co.jp/

<遠図 ENTO代表 岡野涼子 コメント>



地域に住む人々を豊かにする企業を目指して令和元年にENTOを設立致しました。遠図という言葉は日田市出身で日銀総裁などを務めた日田市の名士井上準之助氏の座右の銘です。「遠い未来を思い今を生きよう」という意味が込められていることから、人口減少など多くの課題を抱える地方にあり、未来の羅針盤になるような企業となりたい、素晴らしい地域資産を価値に変え地元の企業や人々を潤し暮らしを豊かにしたい、という思いから「日田市を体現してもらう商品」としてまず第一弾のプロトタイプ『ERASHI』を作らせて頂きました。地域資産を最高に格好良く発信すること、そして市外の人々と日田市のあらゆる関係を構築する「関係案内所」として、これから多くの出会いや交流や発見を作らせて頂きたいです。
PROFILE:株式会社ENTO 代表取締役、一般社団法人NINAU 代表理事。1978年大分県日田市生まれ。東京の大学を卒業後、OBS大分放送に入社。結婚を機に退職し、キャリアコンサルタントに転身。大分大学のキャリア支援課に勤める傍ら、地元日田で始めた高校生のキャリア教育が実を結び、一般社団法人NINAUを起業。主に小学生から大学生までを対象としたさまざまなキャリア支援を行っている。2020年には株式会社ENTOも起ち上げ、日田市内外にアプローチしながら、地元の未来を担う若者の育成に取り組んでいる。

日田市の魅力を全国へ。日田市の関係案内所「遠図 ENTO」








「遠図 ENTO」は、日田市の地域資産に関わる人と関係人口とをつなぎ、日田市を盛り上げ全国へとその魅力を発信することを目指し、JR日田市駅に隣接するゲストハウスの運営などを行っています。
日田市の入り口であり、人と地域資産をつなぐ「関係案内所」を目指すENTOは、これまでに日田市と接点のなかった全国の方々が、日田市に興味を持つ最初のきっかけを作りたいという想いから、今回の『ERASHI』の開発に至りました。
ENTOは今後も、日田市の資源である「木材」と全国の建築家やデザイナーをマッチングする取り組みである「ENTO Runs ツアー 日田市」など、日田市の魅力を全国へと発信する取り組みを行なっていきます。


<参考>
関係人口とは
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
https://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/about/index.html
<総務省ホームページより抜粋>

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