「誰もが自分らしく生きられる社会」を目指して、経営基盤強化を行います。
LGBTsのライフプランニングや住まい探しをサポートする事業を展開する株式会社IRIS(アイリス:東京都新宿区 代表取締役CEO 須藤 啓光)は、一般財団法人KIBOW(東京都千代田区、代表理事:堀義人、以下 KIBOW)より、4,000万円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
※IRISでは、すべてのセクシュアリティやジェンダー、人種、国籍、民族、職業、家族構成の人々が自分らしく生きられる社会を実現したいという思いを込めて「LGBTs」と表現しています。
IRISの事業概要
同性カップルや当事者の賃貸住まい探しにおいて、未だにお申込や審査の時点で、オーナーや不動産会社から断られてしまう現状があります。
IRISでは、 この課題を解決すべく、LGBTs当事者の方が安心して入居可能な賃貸物件や住宅購入のための物件のご紹介(不動産仲介)を主力事業に展開しています。これまで、延べ5,000件以上のお部屋を紹介してきました。お部屋探しだけでなく、当事者の暮らしに寄り添うためのライフプランニング設計やパートナーローンのご相談も行っています。
また、不動産会社向けの啓発や接客品質の向上を目的とした研修などのソリューションを提供し、不動産業界全体でのLGBTsフレンドリー対応を促しています。
資金の使い道と目的
すべての人が自分らしく全力で生きられる社会の実現に向けて、全力でサポートし続けていくため、今回の資金調達を決めました。
主な資金の使い道は、下記の3つです。
1.店舗エリアの拡大
2.メディア規模/機能の拡大(当事者とのリレーション強化)
3.顧客体験改善のためのツールのDX化
今回の出資を通じて、IRISの事業拡大と経営基盤のさらなる強化を目指します。
IRISの新体制
IRISの社外取締役として、元SUUMO マガジン編集長・現 釧路市ビジネスサポートセ ンターk-Biz 副所長の田辺貴久氏が経営に参画します。
<新体制>
■IRIS代表者 須藤 啓光氏、石野大地氏
・代表取締役 CEO 須藤啓光
1989年宮城県生まれ。
金融業界で保険や証券、投資信託などのリテール 業務を経て、不動産会社にて賃貸仲介営業に従事。 自身もLGBTsの当事者として、2014年からFPのライターとしてWEBメディア等で執筆活動を開始、 並行して「IRIS (アイリス) 」の運営をスタート。 2016年にIRISを法人化後に不動産事業を開始。現在は執筆活動、TV番組の出演、ラジオMCや学校・ 企業での講演活動など幅広く活動を行う。
・代表取締役 COO 石野 大地
1990年、広島県生まれ。
大学在学中からグラフィックデザイナーとして、企業向け・アーティスト向けのデザインを手掛ける。通信インフラ会社でWEBマーケティングを担当、その後、大手広告会社にて人材領域・不動産領域の事業推進などを経て、2015年よりIRISの中心メンバーとして活動。2016年法人化後は、COOとして財務・法務・経営企画・事業推進をはじめとしてIRIS全体のプロモーションを担当している。
・社外取締役 田辺 貴久
1982年東京都生まれ。
2004年早稲田大学第一文学部卒業、出版社を経て、2007年株式会社リクルート入社。2014年よりSUUMOマガジン編集長、SUUMO副編集長を務める。2018年より同社ダイバーシティ担当を兼務。2019年より釧路市ビジネスサポートセンターk-Bizに着任。現在同副センター長として地元企業の経営サポートを行う。
◆KIBOWについて (
http://kibowproject.jp)
東日本大震災の3日後に始動した救援・復興支援プロジェクト「Project KIBOW」は、
「希望」と「Rainbow」から命名しました。
長期的に被災地を支援していきたいという思いから、2012 年2 月 に一般財団法人化し、以下の3 つを軸に活動を展開しています。
1)「場」の提供(イベント) 被災地各地で、地域の復興を願う人たちが集まる「場」を作っています。地域の内外のリーダーたちが集まり、交流を生むイベントを定期的に開催しています。
2)寄付 これまで、約1400名以上の方々にご協力いただき集めた資金、約1億円を、被災地で活動している NPO や各地のリーダー達に提供しています。
3)社会的インパクト投資(KIBOW 社会投資) 被災地に限定せず、「社会を変える」志を持った社会起業家たちに投資し、事業の規模化を支援します。
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