大林グループ 株式会社オーク情報システム(本店:東京都品川区、代表取締役社長:古瀬 耕司)は、熱中症予防指標のWBGT※1(暑さ指数)等さまざまな環境測定値を一元管理できる環境モニタリングクラウド「SisMil(シスミル)※2」を2022年5月16日からレンタルを開始いたします。
SisMil レンタル開始
「SisMil」製品サイト
https://www.oakis.co.jp/sismil/■SisMilの開発経緯
「SisMil」は、株式会社大林組が開発した熱中症対策ソリューション「暑さ指数ウォッチャー※3」をリニューアルした新モデルです。
今回のリニューアルでは、LTE通信モジュールの内蔵化や防水強化等の機能改善及びセキュリティの強化により、利便性や操作性が大幅に向上しました。さらに、オプション機能として、他のセンサー機器を接続してCO2濃度や風速等の環境測定値を併せて計測できるため、お客様の幅広いニーズに合わせた機能拡張が可能です。
■SisMilの概要
「SisMil」は、WBGT等さまざまな環境測定値を一元管理できるクラウド型システムです。任意の場所に設置した子機(センサー)で温湿度と黒球温度を計測し、親機(ゲートウェイ)を経由してクラウドへ送信します。さまざまな環境測定値を計測・一元管理することで、
・複数箇所の危険な状況をいち早く察知
・測定値の記録による作業環境管理
ができるため、働く人や利用者の安全管理にお役立ていただけます。
建築・土木現場、工場、学校等の運動場・体育館、スポーツイベント、病院・介護施設、災害避難所、農作業場等、さまざまな事業分野での活用が期待されています。
■SisMilの特長
1. 日本産業規格に準拠した黒球センサー搭載
日本産業規格(JIS B 7922)に基づきWBGT値を計測します。また、作業強度や熱への慣れ、着衣の種類等に応じたWBGT基準値(JIS Z 8504)を条件に応じて設定できます。
2. 複数箇所で自動計測、無線(LoRa)で送受信
ハードウェアの基本構成は、クラウドにデータを送信する親機と、WBGT指数を計測する子機です。センサーが定期的に自動計測したデータをゲートウェイがLTEや有線LAN(Ethernet)でクラウドへ送信し、クラウド上でWBGT値を算出します。親機1台につき、子機30台まで接続可能で複数箇所のWBGT等のさまざまな環境測定値を一元管理できます。
3. どこからでも確認可能、分かりやすい管理画面
複数箇所のWBGT値やその超過の度合いを子機に色で表示します。また、一定条件を超過した時点でアラートメールをPCやタブレットに自動配信し、管理者や利用者へ通知します。
4. 機器や機能の追加が可能(オプション機能)
目的や使用環境にあわせてカスタマイズできます。
・積層表示灯を接続することで、WBGT値の変化や危険を音や光でセンサー周囲の作業員にお知らせ
・サイネージ表示
・CO2濃度、風速等のセンサー接続
・APIによるお客様保有システムとの連携
■SisMilのレンタル開始
2022年5月16日(月)
■展示会出展情報
SisMilの実機によるデモンストレーションを行います。
・第26回 自治体総合フェア2022(
https://noma-lgf.jp/2022/ )
会期:2022年5月18日(水)~20日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟・西3ホール
・第8回 東京 猛暑対策展(
https://www.jma-stt.com/ )
会期:2022年7月20日(水)~22日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 東展示棟
■会社概要
商号: 株式会社オーク情報システム(大林グループ)
代表者 : 代表取締役社長 古瀬 耕司
所在地 : 〒140-0002
東京都品川区東品川2-2-20 天王洲オーシャンスクエア
設立: 1986年1月
主な事業内容: コンピュータソフトウェアの開発、販売及び賃貸
資本金 : 4,500万円
URL :
https://www.oakis.co.jp/※1 WBGT(Wet-Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)
熱中症予防を目的に、人体の熱収支(人体と外気との熱のやりとり)に大きく影響する(1)湿度、(2)日射・輻射等周辺の熱環境、(3)気温の3要素から導き出す指標。
※2 「SisMil」は株式会社オーク情報システムにて商標登録出願中です。
※3 「暑さ指数ウォッチャー」は株式会社大林組の登録商標です。
※ 記載されている製品名等の固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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