~SUUMOジャーナル調査~
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘、以下リクルート)が運営するニュースサイト『SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)』は、住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。そこで今回は日本を代表するターミナル駅で仕事や遊びにかかわらず、すべての移動の起点となる東京駅へ電車で30分以内に到着するシングル向け物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK)を対象にした最新の家賃相場ランキングをご紹介します。また、こちらの調査の詳細は『SUUMOジャーナル』 内でお知らせしています。
URL:
https://suumo.jp/journal/2022/06/30/187958/首位は“時代の先端”をいく、埼玉の蕨駅!
トップ3には、埼玉県、都内、千葉県がバランスよく分散しました。そんなランキングの1位は、埼玉県蕨市にある蕨駅。蕨市は面積が5.11平方kmと、全国で一番小さな市として知られています。端から端までは約4kmのコンパクトさで、蕨駅は市の玄関口であるとともに唯一の駅でもあります。東京駅までの所要時間短縮のためには乗り換えが効果的ではありますが、路線のJR京浜東北線は首都の大動脈のひとつであり、乗り換えなしでの利用も可能です。
近年は、都市機能の活性化をかかげた「コンパクトシティー」構想が推奨されていて、蕨市は小さな市域の中に40以上の医療機関や保育園児童館、商業施設などがぎゅっと凝縮しています。駅周辺を核に、駅前広場や商業施設、公共複合施設の整備などの再開発も進めています。そうした機能の要となる市役所は耐震化などのため建て替え中で、駅から少し離れた場所にありますが、今後はいざというときの災害拠点にもなる機能をもたせる予定。
このように“時代の先端”をいく一方で、市内にはいくつもの人情味あふれる商店街も残っています。蕨市は江戸時代、中山道の「蕨宿」として栄え、また江戸から昭和にかけては織物の生産地としても名をはせていました。市内には今でも、かつての風情を感じさせる歴史ある建物が点在。商店街の中を散策していて、そんな歴史の息吹を思わせる店舗にふらっと出合うこともあります。
3位は大規模施設の開業控える南船橋駅
3位は千葉県船橋市の南船橋駅。京葉線の快速列車の停車駅で、スウェーデン発の人気家具店IKEAの日本1号店「IKEA Tokyo-Bay」や大型商業施設の「ららぽーとTOKYO-BAY」のほか、深夜まで営業しているスーパーなどもあり、必要なものはなんでも近場でそろう便利さが魅力です。
また、2020年末には通年型のアイススケートリンク「三井不動産アイスパーク船橋」がオープン。国際スケート連盟基準を満たしたリンクで、競技大会なども開かれています。また2024年には、船橋市を拠点にする男子プロバスケットボールBリーグの「千葉ジェッツふなばし」のホームアリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY(仮称)」が完成予定。1万人規模が収容でき、スポーツだけでなくコンサートや企業イベントなどにも対応する予定とのこと。スポーツファンだけでなく、足を運ぶ機会が増えそうです。
大都会・東京の真ん中へのアクセスと考えると、都心を連想しがちですが、東京駅は乗り込む路線が多いだけに、部屋探しの選択肢も多種多様です。このランキングも参考にライフスタイルにあわせた住まい探しをしてみてください。
調査概要
【調査対象駅】SUUMOに掲載されている東京駅まで電車で30分以内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】駅徒歩15分以内、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)
【データ抽出期間】2022/2~2022/4
【家賃の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む月額賃料から中央値を算出(3万円~18万円で設定)
【所要時間の算出方法】株式会社駅探の「駅探」サービスを使用し、朝7時30分~9時の検索結果から算出(2022年5月30日時点)。所要時間は該当時間帯で一番早いものを表示(乗換時間を含む)
※記載の分数は、駅内および、駅間の徒歩移動分数を含む
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
※ダイヤ改正等により、結果が変動する場合がある
※乗換回数が2回までの駅を掲載
【調査機関】SUUMO
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