日本トレンドリサーチ・北海道に関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、株式会社ロゴスホームと共同で「北海道に住むこと」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■魅力的な地『北海道』も、良いことばかりではない?
「都道府県の魅力度」「旅行したい都道府県」など、さまざまな人気ランキングで上位に来ることが多い北海道。
北海道に憧れを持つ方は多いと思いますが、そんな北海道も天国ではありません。魅力的な部分もあれば、そうとは言えないところも……。
今回は、株式会社ロゴスホームと共同で、北海道に住んでいる方525名を対象に、「北海道に住むこと」についてアンケートを実施しました。
北海道への長期旅行を考えている方、移住を考えている方など、ぜひ参考にしてみてください。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチと株式会社ロゴスホームによる調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(
https://trend-research.jp/15431/)へのリンク設置
・株式会社ロゴスホーム(
https://www.logoshome.jp/)へのリンク設置
「北海道に住むことに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
※インターネット上のアンケートサービスを利用して調査を実施
調査対象者:事前調査で下記に該当した男女
・生まれたとき(物心ついたころ)から北海道に住んでいる
・子供のころ(物心ついたあと、未成年のとき)北海道に移り住んでから、今も住んでいる
・成人したあと北海道に移り住んでから、今も住んでいる
有効回答:525サンプル
調査日:2022年7月27日
質問内容:
質問1:北海道に住んで感じる(感じていた)、「良いと思うところ」「好きなところ」「満足しているところ」などを教えてください。
質問2:北海道に住んで感じる(感じていた)、「良くないと思うところ」「嫌いなところ」「不満なところ」などを教えてください。
質問3:現在住んでいる市・郡を教えてください。
◆北海道はやっぱり「気候が良くて食べ物がうまい」
他の都府県に住む方から、旅行先・移住先として人気が高い北海道ですが、実際に北海道に住んでいる方はどのようなことを感じているのでしょうか。
まずは「良いと思うところ」「好きなところ」「満足しているところ」などを聞いてみました。
北海道に住んで感じる「良いところ」
面積が広いのでドライブをしていても気持ちが落ち着く。魚介類、果物、米、小麦製品、乳製品などおいしい物が豊富にある。自然が豊かなため生活することが楽しい。(70代・男性・札幌市)
四季がはっきりしており、季節感が味わえる。車社会なので車があれば、道内あちこち旅行出来るので楽しみの一つである。自然が溢れている。(50代・女性・帯広市)
景勝地が多い。土地が広い。食料が豊富。(60代・男性・紋別市)
北海道と言うか、自分が住んでる市は地震が滅多に起きない。(20代・男性・旭川市)
気候がいいし食べ物も美味しいし物価も安い。(30代・女性・札幌市)
自然がありつつ生活には困らない立地で食の宝庫であり、場所によっては年中過ごしやすい気候。(30代・女性・釧路市)
空気がキレイで自然豊か。街がキレイで治安も良い。都会と田舎の両方を感じられる。(20代・女性・札幌市)
自然がたっぷり。厳しい気候に思えるが、夏は涼しく、冬は暖房が完備されているので過ごしやすい。(40代・男性・釧路市)
私の所は、夏は余り暑くならないし冬は雪が少ないので、とても住み易いです。北海道の中央部はとても雪が多いです。(70代・男性・苫小牧市)
雪に強い。(30代・女性・川上郡)
少し足を伸ばせば同じ北海道でも全く景色が違う。自然もあれば都会っぽいところもある。(20代・女性・亀田郡)
食べ物が美味しい。夏が暑すぎない梅雨がない海が綺麗。(20代・女性・札幌市)
梅雨がなく、カラッとしている。食べ物がとにかく美味しい。(20代・女性・江別市)
本州に比べて涼しい。ゴキブリがいない。カビが生えない。食べ物がおいしい。人があまりいない。買い物が便利。(60代・女性・札幌市)
のんびりと過ごせるところ。(40代・女性・釧路市)
やきそば弁当がおいしい。(20代・女性・苫小牧市)
明治以降の浅い歴史の為、諸般のしがらみが少ないところ。(70代・男性・小樽市)
ラーメン、ジンギスカン他沢山の美味しい店の宝庫です。(70代・男性・札幌市)
さまざまな回答がありましたが、やはりイメージ通り「気候の良さ」や「食・食材の豊富さ」を挙げる方が多くいました。
気候については、梅雨がないことが挙げられていました。
また、夏は窓を開けるだけでエアコンがなくても過ごしやすく、冬も、外は寒いですが、屋内は暖房が利いているため寒さを感じず快適に過ごせるそうです。
そのほか、季節がはっきりしているという回答がありました。
冬に雪で真っ白な冬らしい景色を見られるのは、雪があまり降らない地域に住む人にとってはうらやましいことかもしれません。
降雪は、意外と地域によっては少ないそうです。また、北海道はそもそも雪に強いので、降雪に対しての対応力を持っています。
毎年冬になると、関東では雪が数cm積もるだけで交通機関や流通が麻痺し、その様子を全国放送のニュースで大惨事のように報道します。
関東の雪に対する弱さを全国に知らせるのはやめてほしいといつも思うのですが、北海道では関東の何倍もの積雪が日常茶飯事以上に起きているのだから強いはずです。見習いたいものです。
食べ物については、海鮮、乳製品、野菜などさまざまな回答が挙がりました。
食材だけでなく、ラーメンやジンギスカン、いかめし、鮭のチャンチャン焼きなど名物料理もたくさんありますし、北海道の名物食材・料理を食べつくすことはなかなかできなさそうです。
土地の広さを挙げる方も多かったです。
平で広く雄大な景色は、日本では北海道でしか見ることができません。
また、広いためドライブが気持ち良いという回答もありました。
例えば、函館(本州に最も近い市)から知床国立公園まで行くには、走行距離で700km近くあります。北海道の有名観光地をハシゴするだけでも長距離ドライブができます。
以上、北海道に住んでいて思う「良いところ」について、回答などを紹介しました。
◆北海道はやっぱり「寒い」
続いて、「良くないと思うところ」「嫌いなところ」「不満なところ」などを聞いているので、今度はそちらを紹介します。
北海道に住んで感じる「良くないところ」
寒すぎ。雪多すぎ。(50代・男性・札幌市)
移動に車が必須。(40代・男性・旭川市)
極寒の冬、燃料費がかかる。(60代・女性・帯広市)
そんなにないけど、強いて言えば、やっぱり雪が多すぎて雪かきが大変な事かな。無くならなくてもいいけど、もう少し少なくなってくれると、良いかなぁ、って思う。(60代・男性・旭川市)
運転が荒い。(50代・男性・札幌市)
仕事つまり雇用が少ない。収入の良い仕事が少ない。有能な人は北海道から出ていく。(60代・男性・札幌市)
どこに遊びに行くにも遠い。(20代・女性・旭川市)
本州まで時間がかかる。離島扱いされすぎ。地方の飛行機夜行便がないため旅行に出にくい。(20代・女性・釧路市)
商業施設が少ない、出かけても面白くない。(20代・女性・函館市)
ディズニーリゾートが遠い。(40代・女性・札幌市)
テーマパークがない。(60代・女性・旭川市)
海に入れる期間が短いところ。ネットで買い物するとき送料が高いところ。(40代・女性・札幌市)
公共交通機関が雪ですぐ運休になる。田舎特有のムラ社会。(30代・女性・稚内市)
ワクワクする歴史が乏しい。(60代・男性・札幌市)
歴史が浅く伝統工芸などあまりない。(60代・男性・札幌市)
「良くないところ」では、「冬の寒さ、雪の多さ」に関する回答が多くありました。
降雪は地域によっては少ないと先述しましたが、とはいえ他の都府県と比べると圧倒的に多く、気温も低いです。人によっては「嫌い」「不満」なポイントに思えることでしょう。
また、「良いところ」で紹介した暖房については、そのためにかかってしまう燃料費・光熱費が「良くないところ」として挙がっていました。
土地の広さについても「良いところ」として紹介していますが、良くない意味で「広すぎる」と思う方も多いようです。どこへ行くにも時間とお金がかかってしまうのは、ネガティブなことかもしれません。
「○○まで直進100km」など、スケールの大きな看板があることも有名です。
歴史が乏しいという回答もありました。
明治以降に開拓された土地ですので、江戸時代以前の歴史的建造物や伝統的工芸品などはほとんどありません。歴史好きの方などは、物足りなさを感じてしまうようです。
以上、北海道に住んでいて思う「良くないところ」について、回答などを紹介しました。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
「魅力度」「観光したい」「住みたい」、さまざまなことで人気の北海道ですが、良い点だけでなく、住んでいる方にしかわからない良くない点もあるようです。良い点ばかりを見て安易に移住すると、痛い目を見るかもしれません。
ですが、難点の部分を知り、対策や覚悟をして受け入れることができれば、最高な暮らしができるのではないでしょうか。
実際、「良くないところ」について「特にない」という回答をする方も多くいました。
良いところと良くないところは表裏一体です。
北海道への長期旅行を考えている方、移住を考えている方は、大変さを知ったうえでぜひ北海道に飛び込んでみましょう。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
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