Kチェア60周年記念 47都道府県・ご当地Kチェア発売

カリモク家具株式会社

2022年8月2日 10時27分

カリモク家具株式会社(取締役社長:加藤正俊 本社:愛知県知多郡)は、カリモク60(ロクマル)ブランドの人気商品「Kチェア」が、発売から60周年を迎えることを受け「47都道府県・ご当地Kチェア」のアイデアを一般のお客様より公募し、このたび3つのアイデアを商品として発売いたします。




カリモク家具株式会社(取締役社長:加藤正俊 本社:愛知県知多郡)は1940年に創業し、刈谷木材工業株式会社を1947年に設立しました。刈谷木材工業株式会社では、1960年代から木製家具づくりをはじめ、今日のカリモク家具に至っています。当社家具製品の第一号とされる#1000はKチェアの原型モデルで1962年に発売されており、2022年に60周年を迎えます。

Kチェアは、カリモク60(ロクマル)ブランドのコンセプトであるロングライフデザイン(普遍的なデザイン価値)を示す代表商品です。1960年代から生産販売され、廃番になることなく、今日にも多くのファンを魅了するチェアとなっています。

60周年を記念し 、広くエンドユーザーとつながり、Kチェアの特別仕様商品をつくりたいとの思いから「47都道府県・ご当地Kチェア企画」として、ご当地の想いや特徴を盛り込んだアイデアを昨年、一般公募いたしました。応募状況は、一般のお客様から115アイデア、お取扱店からは37アイデアの合計152アイデアとなり、その中から審査を行い、入賞作とし3アイデアを商品化することが決定いたしました。

いずれのアイデアも、今までのKチェアにはないスタイリングとなっており、地域性を感じていただけるチェアとなっています。


□商品詳細

1.神戸タータン:兵庫県




神戸開港150周年を記念して、神戸のイメージカラーを凝縮したタータンチェック柄を張地として使用。海をイメージしたブルー色とアスファルトのグレー色で品を感じるタータンチェック柄となっており、お部屋のアクセントとしても際立つチェアとなっています。木部はブナ材をナチュラル色で仕上げ、ブルー色基調の張地と組み合わされ、さわやかな印象を強めています。

発売日:2022年8月6日(土)より

価格:2022年8月2日(火)カリモク60公式ホームページで紹介













2.美作ヒノキ(みまさかひのき)×倉敷帆布:岡山県




岡山県の美作ヒノキを木部に使用したKチェア。ヒノキのもつ清らかなイメージと、ぬくもりを感じる手触りが魅力です。ヒノキは針葉樹に含まれ、柔らかな樹のため強度試験を繰り返し、アーム下桟のみホワイトアッシュ材を使用することでチェアとしての強度を担保しています。張地には倉敷の帆布を使い、しっかりとしたハリの中にも、しなやかさがある風合いをお楽しみいただけます。

発売時期:9月予定

価格未定:8月にカリモク60公式ホームページで紹介予定


3.八重山みんさー織:沖縄




結婚時、女性が男性に帯を織り、贈ったものがみんさー織りです。柄には意味があり、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という想いが込められています。チェアの張地表面は沖縄の海をイメージした無地の淡い青色張地ですが、背面の一部に「みんさー織り」をボーダー状に施した、モダンと伝統が融合したチェアです。

発売時期:秋~年末

価格未定:秋頃にカリモク60公式ホームページで紹介予定


□審査員コメント



ナガオカケンメイ
Kenmei Nagaoka
カリモク60クリエイティブディレクター
D&DEPARTMENTディレクター

「たくさんのアイディアを目の前にして、言い表せない幸せを感じました。様々に雑然とする世の中で、みんなで一つのことに向かう。一つの「カリモク60Kチェア」という家具に向かい、それぞれにアイディアを巡らせる。このコンペをきっかけに「カリモク」という愛知県の一つの会社を思い、Kチェアという今から60年近い昔に誕生した生活家具に向き合い、そして、何よりも皆さんの「自分が暮らす土地」の物語からヒントを引き出そうとする行動・・・・・・。集まったアイディアに「製品化できるか」をまずは前提とせず、議論をしました。結果として選ばれた上位のアイディアには、やはり、何層にもわたる可能性が感じられるものでした。ただの気軽なアイディアコンテストとして捉えず、深く、深く、審査できました。皆さんの参加に、感謝するとともに、この機会が多くの販売店やカリモクという会社に次の時代への力を頂けたことを嬉しく感じます。ありがとうございました。」


□カリモク60について

「ロングライフデザイン」をコンセプトとして、流行に左右されない普遍的なデザインのもと現代の価値観でご提案するカリモク60。主に使われるラバートリー材は、25年周期で植林と伐採が行われており、天然ゴムの原料となるラテックスを採り終えた材をリサイクル材として家具づくりに活用しています。また代表モデルのKチェアはパーツ交換を容易にすることで、継続的に長く安心して使える家具としてお届けしてきました。

カリモク60ホームページ :
https://www.karimoku60.com/

K chair 60th Anniversaryページ:
https://www.karimoku60.com/60th/


□カリモク家具株式会社について

1940年に加藤正平が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカーです。「 木とつくる幸せな暮らし 」をグループミッションに掲げ「 品質至上 」の理念のもと、機械による高度な加工と職人の技を融合させる 「 ハイテク & ハイタッチ 」 で家具づくりに取り組んでいます。また安心・安全・環境配慮の観点から、日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしています。

Web :
https://www.karimoku.co.jp/

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