R65不動産、広島県内で活躍する専門家と「広島支部」を設立。「RING HIROSHIMA」メンバーを中心に本格展開を開始。

株式会社R65

2022年8月9日　11時49分

8月25日（木）には、高齢者の住まい問題の解決に向けて「人生100年時代の持続可能な”住まい”と”暮らし”」を初開催します

65歳からのお部屋探しを専門で支援する株式会社R65（本社：東京都杉並区、代表取締役社長：山本遼、以下「R65不動産」）は、2022年8月から「広島支部」を新設し、広島県内での本格展開を開始いたしました。
　広島支部のメンバーは、広島県内で活躍する「RING HIROSHIMA」で出会った専門家を中心に構成され、広島県内における高齢者の「住宅難民」の解決に加えて、医療・介護関係者や地域の学生と連携しながら、高齢者を孤独にさせない見守りサービスや認知症予防の仕組み作りを行う方針です。

　また、8月25日（木）には、広島市で広島県内の「人生100年時代の持続可能な”住まい”と”暮らし”」をテーマとした特別イベントを開催いたします。

■背景：「RING HIROSHIMA」でのMVP賞と持続可能な仕組みの必要性
　弊社は、昨年10月に広島県が主催する「RING HIROSHIMA」の挑戦者として採択され、広島県内において3ヶ月の実証実験を行いました。実証実験では、行政機関や地域の不動産会社4社との連携を図りながら、高齢者の入居可能な賃貸住宅の確保や見守りサービスの導入などを行い、その有意義性が評価され、今年3月にはMVPである「The Knock Out Punch」を受賞しています。

　一方で、短期間の活動であったため、地域に根ざした根本的な課題解決と持続可能な仕組み作りには程遠い状態であり、特に地域の行政機関や医療・介護関係者との連携に課題が残りました。

■概要：「RING HIROSHIMA」で出会った専門家を中心に、広島支部を新設
　そこで、今回新たに広島県内で活躍する「RING HIROSHIMA」で同じく挑戦者として参加したコミュニティナース事業を展開する一般社団法人オーウェル代表理事の野村氏や伴走者としてご協力いただいた広島電鉄の進矢氏を中心に、宅地建物取引士及び精神保健福祉士である行政書士の中嶋氏などを迎え、R65不動産の広島支部を新設いたしました。

　広島県内の「賃貸住宅」を選択する単身高齢者は、2000年から約2倍に増えています。広島支部では、高齢者の「住宅難民」の解決に加えて、地域の民生委員や地域支援包括センター、学生ボランティア等の地域住民との連携を行い、県内の高齢者を孤独にさせない見守りサービスや認知症予防の仕組み作りを行う方針です。

■関係者コメント

一般社団法人オーウェル代表理事　野村陽一

私はコミュニティナースとして、広島市を拠点に地域での健康予防活動や単身高齢者の居場所づくり支援などを行っています。「RING HIROSHIMA」で出会ったR65不動産の山本さんとは、高齢化社会における社会課題の解決を目指す同志として意気投合しました。今回の取り組みでは、専門的な知識と地域をつなぐコミュニティナースの能力を活かし、住む人も貸す人も困らないように、社会資源とのつなぎを行っていきます。

広島電鉄株式会社　進矢光明

私の本業は、広島電鉄にてデジタル化の推進担当をしておりますが、「RING HIROSHIMA」のセコンドを務めたことがR65不動産と出会ったきっかけです。
ここ一年弱の活動では、急速な高齢化によって様々な社会課題が顕在化していることに改めて気が付かされました。簡単に解決できることではありませんが、今回の活動では高齢者やその家族、地域の皆さんが豊かな人生を送る一助となれればと考えています。

行政書士中嶋事務所　中嶋直哉

R65不動産の山本とは大学時代からの旧知の仲ですが、ともに広島県で活動できることを非常に嬉しく思っています。県内でもR65不動産の影響の輪を拡げながら、「いくつになっても、好きな場所に住める社会」の実現に向けて、バックオフィスにおけるサポートを行なっていきたいと思っています。

広島県商工労働局　イノベーション推進チーム

本県で令和３年度に実施したプロジェクト「RING HIROSHIMA」を契機として，広島支部を新設されることについて，大変嬉しく思います。R65不動産の広島拠点が，RING HIROSHIMAのプロジェクトで発揮されたその熱意とソリューションを生かし，地域に根差した持続可能な仕組みを構築され，高齢者の賃貸難民問題の解決に繋げていくことを期待しております。

■特別イベント：「人生100年時代の持続可能な”住まい”と”暮らし”」を初開催
　広島支部での取り組みの一環として、8月25日（木）に広島県内の「人生100年時代の持続可能な”住まい”と”暮らし”」をテーマとした特別イベントを開催いたします。

参加申込フォーム：https://forms.gle/gVTQ4PtwV3WSaZcAA

※コロナウィルス感染拡大の影響で中止となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

【テーマ】第1回　人生100年時代の持続可能な”住まい”と”暮らし”
～広島県に住む高齢者の「社会的健康」を支える"不動産業界"と"医療・介護業界"の役割とは～

【日時】2022 年8月25日(木) 18:30～20:30（最大2時間）
※トークセッションは20時までです。

【場所】fabbit広島駅前：https://fabbit.co.jp/office/fabbit-hiroshima-ekimae/
住所: 広島県広島市南区京橋町1-7 アスティ広島京橋ビル　ディング1・2階
※オンライン参加も可能です。

【参加対象】広島県内の「不動産関係者」「医療・介護関係者」「行政関係者」など（定員50名）

【タイムスケジュール】　
・18:00~開場
・18:30~20:00トークセッション（各20分）
　　１.高齢者と賃貸住宅　入居時の課題と解決策（山本）
　　２.高齢期の住まい選択　福祉連携と地域共助（野村）
　　３.持続可能な住まいと福祉のあり方とは（山本・野村）
　　質疑応答&お悩み相談
・20:00~20:30　交流会（任意）

【登壇者】
1. 山本遼氏（株式会社R65 代表取締役）
2. 野村陽一氏（一般社団法人オーウェル代表理事）

【参加費】無料

■参考URL
・RING HIROSHIMA 成果発表会 DRAFT WEEK
https://hiroshima-sandbox.jp/ring/archive/2021/draft/
・第３期広島県高齢者居住安定確保計画
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/271572.pdf

■会社概要株式会社R６５
日本は世界で最も高齢化率が高いにもかかわらず、65歳以上の「住宅難民」が社会問題となっています。急な立ち退きによるお部屋探しが増える中、65歳以上の4人に1人が賃貸住宅への入居拒否を経験。R65不動産は、65歳からのお部屋探しを専門で支援する不動産会社として、物件を貸し出す際のあらゆるリスクの解決を行い、65歳以上の入居可能な賃貸物件を増やすことで、「いくつになっても、好きな場所に住める社会」を実現していきます。