~「ザ・パークハウス」の仮想空間『SUPER MODEL ROOM』にデジタルツイン冨永愛が入居 2022年7月28日(木)よりオープン~
3Dスキャニングから3DCGコンテンツの企画・制作を行う株式会社CyberHuman Productions (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内藤貴仁)は、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751 )の提供する、著名人の「分身」となる公式3DCGモデルを制作・管理し、著名人のデジタルツインをキャスティングするサービス「デジタルツインレーベル」において、世界的トップモデルの冨永愛さんのデジタルツインが三菱地所レジデンス株式会社(本社:東京都千代田区、以下、三菱地所レジデンス)と直接広告契約を締結し、新築分譲マンション「ザ・パークハウス」の仮想空間『SUPER MODEL ROOM』の広告キャスティングに起用されたプロモーション映像の制作にあたり、冨永愛さんのデジタルツイン、およびモデルルームの3DCG制作を担当いたしました。
著名人ご本人ではなく、デジタル空間での活躍の場を広げるデジタルツイン※2との直接広告契約は、国内で初めて※1実現する取り組みです。
■背景
コロナ禍で生活者の生活様式や価値観などに大きな変化が生じ、不動産業界では物件内覧のオンライン化が加速しました。三菱地所レジデンスでは、お客様が自分らしいライフスタイルを実現し「この住まいで良かった」と感じることができるよう、お客様とつながり、一人ひとりの生活に寄り添っていきたいと考え、様々なオンラインツールの活用に積極的に取り組み、顧客体験を劇的に変革していくことを目指しています。
一方、サイバーエージェントおよび当社は「デジタルツインレーベル」を通し、ご本人のフィジカル空間における活躍に加え、デジタル空間における著名人のデジタルツインによる活躍の場を創出・拡大し、その新しい価値づくりに取り組んでいます。
このような背景のもと、三菱地所レジデンスがサステナブルで環境に優しいライフスタイルを発信する冨永さんの生き方や価値観に共感し、目指すビジョンに相通じるところが多くあるとして広告キャスティングが決定。三菱地所レジデンスの「お客様」への想いを共有できるブランドコミュニケーションの一環として両社のコラボレーションが実現しました。さらに、広告効果をみながらWebコンテンツや広告クリエイティブの制作・運用ができるデジタルツインの広告起用は他に類を見ず、新しいプロモーション手法として挑戦的な取り組みです。
■概要
ザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』について
2022年7月28日(木)にオープンした特設サイトでは、『SUPER MODEL ROOM』の住民として入居している“デジタルツイン”の冨永愛さんが、ルームツアーの案内人となり「こだわりの暮らし」を紹介していきます。ブラウザ内では、解放感のある「リビング」や、快適でシンプルな「キッチン」の他に、計9つの空間を自由に巡ることが可能です。
すべての部屋は、現実世界の時間と紐づけられているため、ユーザーは特設サイトを訪れる時間によって、昼や夜で変わる日差しの角度など、変化する部屋の雰囲気を楽しむことが出来ます。また、『SUPER MODEL ROOM』の機能のひとつである、チャットボットではデジタルツインの冨永愛さんに、お気に入りの家具について質問をしたり、コメントの投稿が出来ます。冨永さんを通して、ユーザー同士のコミュニケーションが可能です。
特設サイト:
https://tph-pr.mecsumai.com/■技術について
「デジタルツインレーベル」の公式3DCGモデルであるデジタルツインの冨永愛さんは、フォトグラメトリー技術やデジタルヒューマン等CG制作を強みとする当社と、株式会社サーバーエージェントのAI技術研究組織「AI Lab」が共に制作をしています。
ザ・パークハウスの仮想空間『SUPER MODEL ROOM』に居住するデジタルツインの冨永愛さんの表現では、ヘアメイクや衣装スタイリングは各プロフェッショナル監修のもと制作をし、ハレとケや季節、時期に応じたスタイルを作り上げました。住居は実際のモデルルームをフォトグラメトリーやレーザースキャンすることで、高い写実性と再現性を実現しています。また、バーチャルカメラによる撮影や、高度なリアルタイム3DツールのUnreal Engineなどを用いて制作することで、広告クリエイティブの制作工数を大幅削減しました。さらにデジタルツイン起用であれば、ご本人の稼働なく新たな衣装やポージングによる素材の作成が可能となり、広告配信の結果に応じてバーチャルモデルルーム内で何度も撮影ができるなど、柔軟な広告制作と運用が実現できます。
ルームツアーや、チャットボットでコミュニケーションをするデジタルツイン冨永さんの音声は、「AI Lab」が持つAI音声合成技術にて実現され、わずかなニュアンスの違いを表現できる抑揚技術により、本案件全ての音声を自動生成しています。
音声生成システムは一般的な話し方の特徴を捉えることを目的に、大多数の音声を独自システムにて集め、機械学習によって作成したベースモデルの上に構築。その結果、冨永さんご本人の音声をより効率的に学習し、音声の追加収録をすることなく自然な発話を可能にしました。また、リップシンクした映像生成においては、合成された音声データから母音を推定し、発話タイミングにあわせて自動的に自然な口の動きを適用する技術を活用しています。
■今後
当社は今後も「デジタルツインレーベル」を通じ、新しい価値を生み出す「人のデジタルツイン」の可能性を追求し、デジタル空間だからこそできる表現やクリエイティブとテクノロジーの融合により新しい制作手法を生み出すことで世界に挑戦するとともに、企業の新たなマーケティング活動の拡大に貢献してまいります。
■ザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』プロモーション動画を公開
ザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』プロモーション動画を公開いたしました。ぜひご覧ください。
[動画1:
https://www.youtube.com/watch?v=d27uZKMW_yg ]
■『SUPER MODEL ROOM』冨永愛さんからのメッセージ
冨永愛さんからのメッセージです。こちらもぜひご覧ください。
[動画2:
https://www.youtube.com/watch?v=nyFuJuON9Qk ]
※1 2022年7月28日現在、サイバーエージェント調べ。デジタルツインレーベルが掲げるデジタルツインの定義に基づき、次に記載のキーワード調査を実施。(Google検索/PR TIMES内:「デジタルツイン」「バーチャルヒューマン」「デジタルヒューマン」「CGヒューマン」「バーチャルモデル」「デジタルモデル」「CGモデル」)
※2 デジタルツインとは、実在する人や物体に対して、撮影機材を活用してフルスキャンし、撮影データをもとに3DCGで再現する技術です。デジタルツインレーベルでは身体的特徴を捉えるモーションデータ・音声データなどを取得し、著名人の生写しともなるデジタルの双子として生成した公式3DCGモデルをデジタルツインと定義しています。
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