迷惑の内容・・・犬は鳴き声による騒音、ネコは敷地へ侵入
株式会社トナリスク(本社:東京都豊島区、代表取締役:松尾 大史)は、9月20日~26日の動物愛護週間、10月4日の世界動物の日にあわせて、ペットと近隣関係についての調査を行いました。隣人がペットを飼っている、全国の17~90歳の男女666名を対象に、お隣さんのペットに迷惑を感じているかどうか、またその迷惑の内容について尋ねました。調査の結果、74.0%の人が近隣のペットで「迷惑がある」と回答しました。
■ 犬は鳴き声などの騒音、ネコは放し飼いによる敷地への侵入に迷惑
迷惑の内容を尋ねると、隣人が犬を飼っている人の4割以上が「夜中に鳴き声がうるさい」「早朝の鳴き声がうるさい」など、鳴き声による騒音を感じていました。「隣の犬が多少吠えますが、不快に思うほどではありません。早朝、飼い主が犬を叱りつける声の方が迷惑です。」(40代男性・山形)というように犬の鳴き声よりも、飼い主の声がうるさいと感じている人もいました。
隣人がネコを飼っている人では、「敷地内、ベランダ等への糞尿」や「庭・バルコニーなど敷地内に入ってくる」がどちらも5割程度と、放し飼いによる迷惑を感じている人が多くいました。「隣の家のネコが、庭に入ってきて植物を荒らしていた時期があります。」(40代女性・滋賀)など、敷地内に入ってくることで家庭菜園や育てている植物への被害があるという意見も多く見られました。
鳥などその他のペットに関しては、「住宅地であるのに、鶏を飼っていて、早朝に起こされてしまう。」(60代男性・栃木)といった鳴き声に迷惑している人が多くいました。また、「亀をベランダで飼っていて、ゴトゴト音がしてうるさい。」(30代男性・神奈川)といった鳴き声以外の騒音に迷惑しているという意見もありました。また、「隣家の鳩の糞害に悩んでいます。」(40代女性・山形)等、鳥の糞害に迷惑を感じている人もいました。
■ペットが近隣の癒やしやコミュニケーションのきっかけにも
隣人がペットを飼っていても迷惑を感じていない人のなかには、「いつも癒やされています。」(40代女性・神奈川)というポジティブなコメントや、「逆に会話できてよかったりする。」(30代女性・新潟)や「ときどき脱走騒ぎとかあるけど、みんなでなんとかできるからある意味地域がまとまっていいかも。」(30代女性・岡山)など、ペットが近隣のコミュニケーションのきっかけになっていることがわかるコメントもありました。
「隣はネコを飼っているが、事前に、迷惑をかけるかもしれないと報告があったので、自分の庭にネコがいたとしても気にしたことはない。」(30代女性・埼玉)というように、隣人の事前の配慮によって良好な関係を築いている人もいました。
■動物の習性を理解して近隣にも配慮した飼い方を
近隣のペットに癒やされている人がいたり、ペットが近隣住人同士のコミュニケーションのきっかけになることもある一方で、「<あなたが好きな動物を嫌いだと思っている人もいる>ということを理解してほしい。」(40代女性・東京)という意見もありました。
この調査では、ペットの種類によって迷惑なことに明確に違いがあることがわかりました。ペットを飼うときには、その動物の習性等を正しく理解した上で、適切な飼い方やしつけ等をして、近隣に迷惑をかけないように配慮することが重要です。
調査概要
・調査期間:2022年9月10日~13日
・調査対象:全国17~90歳男女
・有効回答数:666件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
株式会社トナリスクについて
マイホーム購入後の後悔をなくす近隣トラブル予防・対策の専門会社。
「購入後の後悔のない世界」を目指して、不動産購入前調査を提供してまいります。
会社概要
・社名:株式会社トナリスク ※旧GoodNeighbor株式会社。2022年1月25日より商号変更
・住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-36-7アルテール池袋2F
・事業内容:引越し前の隣人調査事業
・役員・経営陣:松尾 大史(代表取締役)・岡田 真弓(共同創業者)・池田 朋弘(共同創業者)
・設立年月:2020年4月 ※2020年4月に株式会社MRの隣人調査事業を分社化
・HP:
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