米国ジョージア州アトランタ都市圏で賃貸住宅を取得

日鉄興和不動産株式会社

2022年9月22日　14時17分

～米国バリューアッド事業第2号案件～

　日鉄興和不動産株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：今泉泰彦）は、このたび米国現地法人（NSKRE US Corporation）を通じて米国ジョージア州アトランタ都市圏において、228戸の賃貸住宅を取得いたしましたのでお知らせいたします。
　本物件は当社の米国事業再開後第2号となる案件で、集合住宅の開発及び投資を手掛けるRangeWater社（本社：アトランタ）との初めての共同事業となります。フィットネスジムの改装等、住人のニーズに合わせた共用部の充実化、住戸の内装のリノベーションによりバリューアップを図ってまいります。

　本物件は、人口流入が続くサンベルトの中心都市として多数のFortune 500企業の本社に加え、医療機関や優秀なIT人材を求めるテック企業の集積が進み今後も成長が見込まれるアトランタ都市圏にあり、エモリー大学、アメリカ疾病予防管理センター（CDC）本部等に近接するノース・ディケーターに位置しております。ミッドタウンへのアクセスも良好で、緑あふれる住環境の良さ、周辺アメニティの質の高さなどから、高学歴の「ヤングプロフェッショナル」や若いファミリー層に好まれるエリアです。アメニティや内装のアップグレードに加え、若いファミリー層やリモートワーカーの需要が高く、近隣で供給が不足する3ベッドルームへの間取り転換等、エリア特性を踏まえた物件価値の向上を見込んでおります。

■物件概要

　当社は、1970年代から2000年代初頭まで米国で不動産事業を展開し、2012年の経営統合後、海外での事業を再開。本年1月のアリゾナ州フェニックス都市圏における賃貸住宅取得を皮切りに、先進国でありながら成長が見込め規模も大きな米国不動産市場へ再参入しております。
　米国での事業においては、Metzler Realty Advisors, Inc.（本社：シアトル）をアドバイザーとして起用し、まずは今後も人口流入が見込めるサンベルトの都市において、既存の賃貸住宅を取得、改装し価値を高めるバリューアッド事業から始め、対象都市やアセットタイプ等を徐々に拡大していく予定です。

■物件所在地