~SUUMOジャーナル調査~
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)が運営するニュースサイト『SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)』は、住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。
今回は周辺にはオフィスビルが林立し、商業施設も充実しており、東海道新幹線などJR各線、京浜急行本線が通るターミナル駅でもある品川駅まで30分圏内にある駅の中古マンションの価格相場を調査しました。
専有面積20平米以上~50平米未満の「シングル向け」と、専有面積50平米以上~80平米未満の「カップル・ファミリー向け」に分け、それぞれTOP10をご紹介します。
また、こちらの調査の詳細は『SUUMOジャーナル』 内でお知らせしています。
URL:
https://suumo.jp/journal/2022/09/27/189680/■ 「シングル向け」トップ10には京浜急行本線の駅が6駅もランクイン
シングル向けランキングの1位は、JR京浜東北・根岸線の石川町駅。価格相場はトップ10唯一の2000万円未満、1790万円でした。石川町駅から3駅目の横浜駅でJR東海道本線に乗り換えると、計約28分で品川駅に到着します。石川町駅は横浜市中区に位置し、歴史ある洋館が残る山手エリアや、人気のショップや飲食店が並ぶ商店街がある元町といった、横浜を代表する観光スポットの最寄駅でもあります。元町の商店街を通りつつ10分少々歩くと、みなとみらい線の元町・中華街駅も利用可能。また、駅周辺にはスーパーやコンビニ、総合病院など日々の暮らしを支える施設も充実しています。横浜中華街も駅から歩いて10分ほどなので、休日はぶらりと食べ歩きに出かけてもいいでしょう。
2位は京浜急行本線生麦駅で価格相場は2080万円。まず京急鶴見駅に行き、駅前広場をはさんで位置する鶴見駅からJR京浜東北・根岸線に乗って川崎駅へ、さらにJR東海道本線に乗り換えると品川駅まで乗り換え2回・計約26分。乗り換え回数を減らしたいなら、鶴見駅からJR京浜東北・根岸線に乗ったままでも品川駅まで30分弱で行くことができます。また、時間はかかりますが京浜急行本線の普通列車(各駅停車)1本でも品川駅にたどり着きます。ちなみに経由駅の京急鶴見駅は4位に、鶴見駅は6位にランクインしています。
生麦駅の駅名はその地名に由来しており、江戸時代まで周辺一帯が麦畑だったためとの説もありますが、現在の駅周辺は田畑のない住宅地。駅前には飲食店やコンビニが多数点在するほか、スーパーやベーカリーなどの個人商店も。毎月第2・4日曜には、商店街でテイクアウト中心のフードフェア「生麦de日曜マルシェ」が開催されています。また、駅から歩いて15分ほどの鶴見川近くにある生麦魚河岸通りも注目。通り沿いに何軒もの鮮魚店が立ち並び、魚介類や名物・あなごの天ぷらなどが買えます。午前中に店じまいする店舗がほとんどですが、近所に住んでいれば立ち寄りやすいです。さらに、毎年11月にこの通りで開催される「生麦 旧東海道まつり」も楽しむことができます。
3位は京浜急行本線神奈川駅で価格相場は2479万5000円。横浜駅まで1駅という便利な立地で、横浜駅からJR東海道本線に乗り換えると品川駅まで計約24分で行けます。また、横浜駅まで歩いて10分もかからないので、横浜駅で降りて買い物をしてから歩いて帰宅するのもいいかもしれません。ちなみに横浜駅の価格相場は3365万円で、神奈川駅よりも885万5000円もアップします。
シングル向けのトップ10を見てみると、2位、3位をはじめ京浜急行本線の駅が6駅。さらに3駅はJR京浜東北・根岸線の駅。残る1駅は、都営浅草線・西馬込駅となりました。
■ 「カップル・ファミリー向け」ランキングには街の再開発が進む駅も
カップル・ファミリー向けランキングの1位は京浜急行本線・生麦駅。シングル向けでは2位にランクインしており、街の様子については前述の通りです。中古マンションに関しては、広さにかかわらず価格相場は低いようなので、品川駅までアクセスがよくリーズナブルな物件を探す際は、生麦駅は要チェックです。
2位にはJR横須賀線・保土ケ谷駅がランクイン。JR横須賀線1本で品川駅まで5駅・約27分で行けるほか、1駅隣の横浜駅でJR東海道本線に乗り換えると品川駅まで計約24分で到着します。保土ケ谷駅にはJR湘南新宿ラインも停車するため、乗り換えせずに渋谷駅まで33分、新宿駅まで38分で行くこともできます。
保土ケ谷駅には駅ビルが直結し、館内にあるスーパーやドラッグストア、飲食店から書店まで駅を出てすぐに利用できる便利な環境。かつて東海道の宿場町として栄えた駅周辺には史跡や歴史ある寺社も点在し、どこか落ち着いた雰囲気が漂っています。駅から車で10分弱進むと、「神奈川県立保土ケ谷公園」へ。広大な園内には梅や桜など季節の花が咲き、アスレチック広場や夏期オープンのプールもあるので子どもと一緒に出かけるのも楽しいでしょう。
3位はJR南武線・浜川崎駅で価格相場は3380万円。浜川崎駅はJR南武線のなかでも枝分かれした支線に位置するため、尻手駅で川崎方面行きのJR南武線に乗り換えます。川崎駅から品川駅まではJR東海道本線で1駅、浜川崎駅から計約27分でたどり着きます。住宅街は駅北側に広がっていて、北に10分ほど歩くとショッピングモールやホームセンター、大型スポーツ用品店が集まる商業エリアへ。この一帯には小学校や児童公園、子育て支援センターも集まっています。
ショッピングセンターや小学校がある街の中心部は、どちらかというと浜川崎駅の1駅隣にある6位小田栄駅のほうが近いですが、小田栄駅の価格相場は浜川崎駅よりも200万円アップの3580万円となっています。浜川崎駅寄りでお得な物件を探すのも一案かもしれません。
■ 調査概要
【調査対象駅】
SUUMOに掲載されている品川駅まで電車で30分圏内の駅
(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】
駅徒歩15分圏内、物件価格相場3億円以下、築年数35年未満、敷地権利は所有権のみ
シングル向け:専有面積20平米以上50平米未満
カップル・ファミリー向け:専有面積50平米以上80平米未満
【データ抽出期間】
2022/4~2022/6
【物件相場の算出方法】
上記期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出
【所要時間の算出方法】
株式会社駅探の「駅探」サービスを使用し、朝7時30分~9時の検索結果から算出(2022年7月25日時点)。所要時間は該当時間帯で一番早いものを表示(乗換時間を含む)
※記載の分数は、駅内および、駅間の徒歩移動分数を含む
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
※ダイヤ改正等により、結果が変動する場合がある
※乗換回数が2回までの駅を掲載
【調査機関】
SUUMO
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