東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均、以下「当社」)は、株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役 松田崇弥/松田文登、以下「ヘラルボニー」)が2022 年10 月1 日(土)から2023 年3 月21 日(火・祝)まで金沢市の金沢21 世紀美術館で行う展覧会「lab5.ROUTINE RECORDS」に協賛いたします。
▶ ROUTINE RECORDS 特設サイト:
https://routinerecords.com/ この展覧会は、金沢21世紀美術館デザインギャラリーが2017年に始動した実験的プロジェクト<Lab>(Laboratoryの略)シリーズの第5弾として開催されます。「ROUTINE RECORDS(ルーティンレコーズ)」と名づけられた本展は、ヘラルボニーが同美術館を拠点として、金沢市の特別支援学級や福祉施設、日本各地の知的障害のある人々の日常の行動から生まれる音を紡ぎ、「音楽」として社会へ届け、体験者認識の変化を促す福祉実験サウンドプロジェクトとして実施するものです。ヘラルボニーはこのプロジェクトを通じて、「障害」に対するイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創造を目指しています。
当社は、ヘラルボニーとのアート活動を通じた協業を踏まえ、本展の企画趣旨に賛同し、協賛いたします。
■ 展覧会について
【開催概要】
展覧会名:lab5. ROUTINE RECORDS
会 期:2022年10月1日(土)~2023年3月21日(火・祝)
会 場:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
開館時間:11:00~18:00 (金・土曜日は20:00まで)
休 場 日:月曜日(ただし10月10日、10月31日、1月2日、1月9日は開場)、
10月11日、11月1日、12月29日~1月1日、1月4日、1月10日
料 金:無料
主 催:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
助 成:令和4年度文化庁文化芸術振興費補助金(Innovate MUSEUM事業)
協 賛:東京建物株式会社 株式会社みずほ銀行 PwC Japanグループ 清水建設株式会社
協 力:富士通株式会社
金沢21世紀美術館公式サイト:
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1806■ 協賛の背景
当社は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通じて豊かな暮らしを提案する“住まいのトータ・ ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。同時に、建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。そうしたことから、当社は「Brillia Art」の名の下に、マンションにおける本格的なアート作品の設置や、「Brillia Art Award」という公募による新たなアーティストを発掘し活動を支援する活動を行っています。2021年10月には、東京京橋にアート情報発信の拠点として「BAG-Brilla Art Gallery-」をオープンしました。
BAGのオープニングとして開催された展覧会が、「ヘラルボニー / ゼロからはじまる」です。それに続く展覧会「ヘラルボニー / 異彩のみらい」の他、2022年6月に長野県長野市のショッピングモール「アゲイン」で行った展覧会「BAG in Nagano」もヘラルボニー作品を中心に展示するなど、これまで3回の展覧会を開催しています。
当社は「Brillia Art」のコンセプトとして「人と街とアートをつなぐ」を掲げています。その趣旨に沿ってヘラルボニーは、アートをマンション建設現場の仮囲いにプリント展示し、展示作品をトートバッグに転化して販売しています。さらに、当社とヘラルボニーとのコラボレーションによるインテリアアイテムも制作しています。
ヘラルボニーが知的障害のある人の才能や個性を新たな可能性として発掘する活動は、当社の「Brillia Art Award」で行っている、未来を担うアーティストの支援という趣旨に沿ったものでもあります。そのような繋がりが、今回当社が「lab5. ROUTINE RECORDS」を支援する背景となっています。
・Brilla Artホームページ:
https://www.brillia-art.com/ ・「ヘラルボニー / ゼロからはじまる」展:
https://www.brillia-art.com/bag/exhibition/01.html ・「ヘラルボニー / 異彩のみらい」展:
https://www.brillia-art.com/bag/exhibition/03.html ■株式会社ヘラルボニーについて
「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニット。
日本全国の主に知的な障害のある作家・福祉施設と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸に、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。これらの社会実装を通じて「障害」に対するイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創造を目指している。
「ヘラルボニー」は、創設者の自閉症の兄・松田翔太が7歳の頃自由帳に記した謎の言葉。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
以上
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