株式会社リヴ(本社:京都府向日市寺戸町七ノ坪141、代表取締役:波夛野 賢)は、DAY inc.(京都府京都市中京区式阿弥町130 SHIKIAMI CONCON No.10、代表取締役:渡部 明彦)、株式会社ザッツ・オールライト(本社:東京都港区南青山1-15-39 Y'Sハウス南青山 4F、代表取締役:磯野 健二)と共同で、『嵐山邸宅MAMA/儘』において令和4年10月7日(金)、グッドデザイン賞2022を受賞いたしました。
今回のプロジェクトは、DAY inc.と株式会社ザッツ・オールライトがデザイン・設計、株式会社リヴが施工・事業を担当しました。
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/329234/LL_img_329234_1.jpeg嵐山MAMA/儘・内観
<京都嵐山の不動産再生事業で施工した・嵐山邸宅MAMA>
■保養所の再生事業として、利用されなくなった施設を活用し地域に必要な場所として再生
元保養所を改修し、地域の活性化につながるような場所にすることを目的として計画がスタートしました。阪急嵐山駅から徒歩3分程度、駅から渡月橋(観光地)へアクセスできる道路も敷地の前を通っているにも関わらず、周辺には店舗もあまり無く人通りも少ない状況でした。また、嵐山という観光地の特性上、17時には殆どの店が閉まってしまい、遊びに来た観光客は夕方にはこの地を離れざるをえないという点や、地元住民が食事をとれる店が少ないということから宿泊機能以外にも新たにレストランをつくる計画としました。
建物を解体して建て直すことも可能ではありましたが、40年ものあいだ保養所として利用されてきた歴史や、長らくまちの風景として存在していたこと、また丁寧に改修を行えば長期的に利用できる状態でもあったため、記憶を継承しながらも、今、街に必要な場所に再生させる道を選択しました。
■和でも洋でもない「ありのまま」「そのまま」の良さを感じられる、新しい空間
解体後、現地にてかつての痕跡や空間の魅力を現場で発掘するように設計を計画。丁寧につくられた意匠だけでなく、解体して出てきた既存の鉄骨梁や立派な木梁などをそのまま残し、また空間をつなぎ替えることで、ここにしか無い「ありのまま」を表現しています。鉄骨梁が浮かぶメインホールの吹き抜けは建物のコンセプトを象徴的に表しています。ホテルの客室は木や和紙、土などの自然素材を中心とした設えの考え方は統一させながらも、大きさや痕跡も異なる事から10室全てが異なる表情になっています。庭も既存の木々をベースに作庭し、建物だけでなく施設全体で「ありのまま」「そのまま」の良さを再発見できるデザインを目指しました。
また、建物を囲んでいた塀を撤去し代わりに大きなベンチを設置するなど、賑わいを生み出す要素も取り入れ、まちとの接点を増やす設えとしています。
<嵐山不動産再生事業・物件概要>
敷地面積 :1,482 m2
延べ床面積:802 m2
構造 :木造(一部鉄骨・鉄筋コンクリート造)
規模 :地上3階
住所 :京都府京都市西京区嵐山西一川町1-5
設計 :DAY inc./岸本姫野建築設計事務所
デザイン :DAY inc./株式会社ザッツ・オールライト
施工 :株式会社リヴ/アトリエロウエ
家具 :片井意匠/ARIA/ARC
提灯 :小嶋商店
和紙 :ハタノワタル
造園 :IRODORIMIDORI/enen
写真 :八木 夕奈
事業主 :株式会社リヴ
画像2:
https://www.atpress.ne.jp/releases/329234/LL_img_329234_2.jpeg嵐山MAMA/儘・外観
画像3:
https://www.atpress.ne.jp/releases/329234/LL_img_329234_3.jpeg嵐山MAMA/ホテル客室1
<京都・乙訓の工務店が挑む、資産価値の下がらない“まちづくり”>
株式会社リヴ 本社SUBACO
■地域のみなさまが誇りを持って暮らしていただける豊かで安心なまちづくり
京都府向日市に拠点を構える株式会社リヴは、乙訓地域(長岡京市・向日市・大山崎町・京都市西京区)に根ざし、創業以来地元第一主義を揚げる総合ビルダーとしての責任のもと、住民のみなさまが誇りを持って暮らしていただける豊かで安心なまちづくりを目指して事業を展開してきました。
そして客観的評価の必要性から、2015年度より日本で唯一総合的デザイン評価・推奨制度であるグッドデザイン賞に積極的に応募し、少子高齢化や地域再生の社会課題への取り組みが評価されたことにより、このたび5度目の受賞を果たしました。今後も暮らしと家づくりをとおして、地域のみなさまにお役に立てる提案を行って参りますので、どうぞご期待ください。
<株式会社リヴ・グッドデザイン賞受賞歴>
■2015年グッドデザイン賞
個人住宅:優游居(京都府長岡京市)
―夫婦2人が住まうことを想定した企画住宅
■2016年グッドデザイン賞
リノベーション:三位一体の小さな街づくり(京都府向日市)
―老朽化した空家の改修プロジェクト
■2017年グッドデザイン賞
分譲住宅 :優游居(京都市西京区大原野)
―夫婦二人の大人の住まい
シェアハウス:Fespa京都(京都府向日市)
―RC造築50年の旧社員寮のシェアハウスへの再生
■2019年グッドデザイン賞
コンセプト型分譲住宅:はるひの・大原野(京都市西京区大原野)
―NPO法人に属する工務店の合同事業
■2020年グッドデザイン賞
ホテル:ディスカバー京都長岡京(京都府長岡京市)
―地産木材を使った地域活性プロジェクト
<受賞を記念したキャンペーンを開催予定>
■期間中に注文住宅を契約いただいたお客様に向けたキャンペーンを予定
この度のグッドデザイン賞6度目の受賞を記念し、期間中にリヴスタイルハウス株式会社で注文住宅・リノベーションを契約いただいたお客様に向けたキャンペーンを実施いたします。
(詳細は後日、リヴスタイルハウス株式会社・株式会社リヴホームページで発表)
●お問い合わせ
<嵐山邸宅MAMA/儘>
京都府京都市西京区嵐山西一川町1-5
(ホテル)075-406-1795
(レストラン)075-366-3885
https://mama-arashiyama.jp/<株式会社リヴ/リヴグループ>
京都府向日市寺戸町七ノ坪141
075-924-0211
https://liv-r.co.jp/<DAY inc.>
京都市中京区式阿弥町130 SHIKIAMI CONCON No.10
075-285-3278
https://dayinc.jp/<株式会社ザッツ・オールライト>
東京都港区南青山1-15-39 Y'Sハウス南青山 4F
03-6804-1690
https://thatsallright.jp/詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press