安田不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川雅弘)が、東京都港区高輪一丁目で推進中の「高輪一丁目木造集合住宅プロジェクト」が、このたび2022年度グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。当社におけるグッドデザイン賞の受賞は5年連続、ベスト100の受賞は2020年に受賞したTOKYO MIDORI LAB.に続き、2例目の受賞となります。
「高輪一丁目木造集合住宅プロジェクト」は、当社と株式会社千葉学建築計画事務所(本社:東京都渋谷区、主宰:千葉学)が取り組む賃貸木造集合住宅によるエリア開発プロジェクトです。高級住宅街である一方、下町的雰囲気も残っているこの地に、「街との緩やかな繋がり」というコンセプトを掲げ、TAKANAWA SITE(2020年竣工)、TAKANAWA CUBE(2022年竣工)を含めた当エリアでの段階的な木造集合住宅の開発を進めています。集合住宅において、街と連なる隙間上の半屋外空間を随所に設け、住民だけでなく、開かれたコモン空間を作ることで、一戸一戸がさながら戸建住宅のように街に接地する新たな集合住宅のあり方を目指しました。計画が進むにつれて、地域や人の流れや変わっていくこの地で、周辺との調和を図りつつ、時間をかけて更新していく。地域の記憶や風景を継承する新たなエリア開発の試みとなっております。「高輪一丁目木造集合住宅プロジェクト」は、当社と株式会社千葉学建築計画事務所(本社:東京都渋谷区、主宰:千葉学)が取り組む賃貸木造集合住宅によるエリア開発プロジェクトです。高級住宅街である一方、下町的雰囲気も残っているこの地に、「街との緩やかな繋がり」というコンセプトを掲げ、TAKANAWA SITE(2020年竣工)、TAKANAWA CUBE(2022年竣工)を含めた当エリアでの段階的な木造集合住宅の開発を進めています。集合住宅において、街と連なる隙間上の半屋外空間を随所に設け、住民だけでなく、開かれたコモン空間を作ることで、一戸一戸がさながら戸建住宅のように街に接地する新たな集合住宅のあり方を目指しました。計画が進むにつれて、地域や人の流れや変わっていくこの地で、周辺との調和を図りつつ、時間をかけて更新していく。地域の記憶や風景を継承する新たなエリア開発の試みとなっております。
【審査委員の評価コメント】
これからの時代における都市空間のアップデートのあり方に関して、根本的なメッセージが投げかけられているプロジェクトである。それぞれの街には人間的なスケール感や、有機的な更新による記憶の継承といった、経済価値として短期的に換算しにくい本質がある。土地を整理して大きな空地をつくりだして超高層開発を行うという”定石”には、これまで確かに”経済合理”があった。だがこのプロジェクトでは、もはや「それだけが唯一の合理ではない」という事業主の理解度や想像力、そして建築家のビジョンと様々な空間的工夫が重なり合い、一つの新しいかたちが静かに、そして見事に実現されている。
【計画概要】
名称:高輪一丁目木造集合住宅プロジェクト.
所在地:東京都港区高輪一丁目(東京都港区高輪一丁目20番15号付近)
用途:共同住宅/長屋
事業主:安田不動産株式会社
設計者:株式会社千葉学建築計画事務所
※物件の詳細は別紙2022年4月7日付ニュースリリースもご参照ください。
https://www.yasuda-re.co.jp/news/pdf/20220407.pdf「TAKANAWA CUBE」竣工~千葉学建築計画事務所設計・監修 賃貸木造集合住宅~
【グッドデザイン賞 作品紹介ページ】
https://www.g-mark.org/award/describe/54117【GOOD DESIGN EXHIBITION 2022】
会期:10月7日(金)~11月6日(日)11:00⁻19:00 *初日のみ16:00開場
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階)
内容:グッドデザイン・ベスト100展示、全受賞作品紹介
参加:無料
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