キヤノンマーケティングジャパングループのエーアンドエー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横田貴史)は、ユーザーエクスペリエンスを強化し、設計者のワークフローを加速する最新バージョン「Vectorworks 2023」を2023年1月13日より発売します。
「Vectorworks 2023」は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーションです。専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務をさらに効率化します。
1. ユーザーエクスペリエンスの強化とパフォーマンスの向上
「Vectorworks 2023」は、ユーザーエクスペリエンスの強化とパフォーマンスの向上によって、ワークフローを加速します。3Dモデリングのオプションが追加され、少ないステップでさまざまなモデルを作成できます。シェイドレンダリングは表現豊かになり、設計者のビジュアライゼーションをサポートします。またVectorworks Graphics Moduleの活用により、断面ビューポートの更新が最大6倍高速化※1され、更新プロセスのバッググラウンド処理を実現しました 。
※1 使用マシン:MacBook Pro Core i9 (32GB RAM, 8GB VRAM) 上にて50個のビューポートを更新。Ver.2022:約74分、Ver.2023:約12分。
2. BIM /建築設計機能とレポート作成機能の進化
BIM・建築設計向けパッケージ「Vectorworks Architect 2023」は、ドアや窓を直感的にダイレクトに作成・編集できる機能を搭載し、設計プロセスをスムーズにします。立断面図に必要なレベル基準線もビューポート内で指定するだけで作成でき、設計図書の作成効率が向上します。また地形モデルにおける造成図形も強化され、さらに現実に近い土地形状計画を可能にします。
※2 Vectorworks Fundamentals 2023スタンドアロン版永続ライセンスの価格。
スタンドアロン版サブスクリプションライセンス、ネットワーク版永続ライセンスもご用意しております。
〈Vectorworks 2023の主な特長〉
1. ユーザーエクスペリエンスの強化
● 辺のオフセットツールの搭載とプッシュ/プルツールの強化によって、曲面を含んだ3Dモデルの作成ステップを削減
● シェイドレンダリングの向上により、環境光や反射が再現され、霧の中の光や多数の光源などをサポートし、これまでよりも豊かな表現が可能
● RedshiftレンダリングがCPUにも対応したことで、ハイエンドGPUを搭載していないコンピューターでのレンダリングを実現
2. パフォーマンスの向上
● 断面ビューポートの更新が最大6倍に高速化※1され、ユーザーの作業を阻害しないバックグラウンド処理にも対応
● 建具や壁スタイルなど、凡例付き一覧表を作成できるグラフィック凡例が搭載され、必要な使用オブジェクトの一覧を作成
● IFC取り込み時のオブジェクトフィルタリングやクラス・ストーリマッピング機能が追加され、Vectorworksのファイル構成に合わせた素早いコントロールが可能
3.BIM・建築設計機能の拡張
● 平面、3Dの表示を問わず、直感的かつダイレクトに作成・編集できる、窓とドアの新しい作成モード
● 立断面図のビューポートに、チェックを入れるだけで作成できるストーリに連動したレベル基準線オブジェクト
● 造成図形ツールが強化され、斜面の歩道や小段法面の作成が容易になり、さらに現実に近い土地形状計画を再現
4. 用途、利用環境ごとに選択可能な充実の製品ラインアップ
● BIM・3Dデザインを可能にする建築・インテリア設計向け「Vectorworks Architect」、造園設計向け「Vectorworks Landmark」、舞台照明設計向け「Vectorworks Spotlight」など専門分野ごとに選べる製品構成を提供。2D作図・編集や3Dモデリング機能、レンダリングは基本製品「Vectorworks Fundamentals」で利用可能。
● パソコンごとにライセンスを管理する「スタンドアロン版」とサーバー/クライアント型で大規模なライセンス管理、運用を可能にする「ネットワーク版」の2種を用意。
● スタンドアロン版は、永続ライセンスとサブスクリプションライセンスの2種を用意。
※ご利用の製品によって、搭載されている機能が異なります。
※Vectorworks はVectorworks, Inc. の登録商標です。
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