~ 青森県 令和2年度広域連携による知財ビギナー支援事業 ~
プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)は、青森県より委託された「令和2年度 広域連携による知財ビギナー支援事業」において、青森県内の中小企業を対象に、知的財産を活用した商品開発および販路開拓の支援を実施いたしました。なお、木製建具と木製家具の製作・施工を行う株式会社柳沢ファニチャーは、本事業を通じて、家族と一緒に成長するテーブル「Grow Table」を開発。柳沢ファニチャーが展開する家具ブランド「Wood Familiar」より、発売が開始されました。
▼「Grow Table」の詳細はこちら
https://www.yng-f.com/【「Grow Table」に関するお問い合わせ】
株式会社柳沢ファニチャー 「Grow Table」担当
TEL:0178-77-2848
E-MAIL:wood-familiar@yng-f.com
青森県「広域連携による知財ビギナー支援事業」は、自治体による中小企業の支援スキームとして数多くの実績を持つ「川崎モデル」を導入し、青森県内の企業の商品開発・販路拡大を支援する事業です。今回、C&R社は本事業において、青森県、公益財団法人川崎市産業振興財団およびマナブデザイン株式会社とともにキャラバン隊訪問を実施し、県内の中小企業に対して、事業の可能性や課題を明確化するとともに、県内企業の商品開発・販路開拓を支援いたしました。
そのうちの1社である「柳沢ファニチャー」は、1960年創業の木製建具と木製家具の製作・施工会社です。近年、住宅着工件数の減少に伴い、同社の売り上げも減少傾向にありました。オリジナル製品開発を考えていたものの、ノウハウも販路もなく、なかなか新製品開発に乗り出せずにいたところ、本事業の支援が決定。専門家チームとともにさまざまな試行錯誤を繰り返した結果、 “家族と一緒に成長できるテーブル”をコンセプトにした新製品「Grow Table」が誕生いたしました。
「Grow Table」は、“子どもが生まれる”“ペットを迎える”“両親と暮らす”など、家族のライフスタイルの変化に合わせて、天板4スミのアタッチメントを切り替えることができるテーブルです。アタッチメントはフラット・ポケット・ハンドルの3種類、素材も青森ヒバとオークからお選びいただけます。また、「Grow Table」は、青森県よりその新規性・独創性・技術性の高さが認められ「令和4年度 レッツBuyあおもり新商品」にも認定されています。なお、東北産業(青森・五戸町)でご注文いただけるほか、2023年2月頃より家具のセレクトショップ「wood good brothers」(東京・荻窪)でも展示が開始される予定です。お子さまのご誕生の時も、ご両親の介護の時も、ずっと使い続けられる「Grow Table」。ご購入をご検討の方は、まずは製品の公式ページを覘いてみてください!
▼「Grow Table」の詳細はこちら
https://www.yng-f.com/青森県「令和2年度 広域連携による知財ビギナー支援事業」 概要
【青森県 広域連携による知財ビギナー支援事業とは】
青森県内において、全国各地で実績を挙げている「川崎モデル」を導入し、知的財産を活用して商品開発や販路開拓に取り組む県内企業の方々を支援する事業です。専門家チーム(クリエイターや知的財産コーディネータ等)が対象企業を訪問し、事業の可能性や課題を明確化するとともに、商品開発や販路開拓の支援を提供します。
【川崎モデルとは】
川崎市では、地域産業の活性化を図る企業支援施策の一つとして、知財戦略を用いた中小企業伴走型支援事業を行っています。市内中小企業と大企業・研究機関等が交流できる場を提供し、マッチングから契約交渉、事業化までを一貫してサポート。大企業や研究機関が保有する開放特許等の知的財産を通じて、中小企業の製品開発や技術力の高度化、高付加価値化を支援しています。これらの手法は「川崎モデル」として他の自治体のロールモデルとなり、全国展開されています。
■本事業をきっかけに誕生した新製品
家族と一緒に成長するテーブル「Grow Table」
150,000円~200,000円(税別)
※価格は素材・サイズによります。
■新製品を開発した企業
株式会社柳沢ファニチャー
■専門家チーム
企画・プロデュース:株式会社クリーク・アンド・リバー社
製品・ロゴ・販促ツールデザイン:マナブデザイン株式会社
技術アドバイザー:大邦機電有限会社・有限会社山崎製作所
ブランディングアドバイザー:株式会社CAF(wood good brothers)
知的財産コーディネータ:公益財団法人川崎市産業振興財団
研究開発支援:公益財団法人21あおもり産業総合支援センター
■実施主体
青森県
【本事業に関するお問い合わせ】
株式会社クリーク・アンド・リバー社
オープンイノベーション事業部
E-Mail:innovation@hq.cri.co.jp
「Grow Table」 オーダーの流れ
1.テーブルサイズを選ぶ
<青森ヒバ>
GT-01-S W1200×D750×H700 ¥190,000- (税別)
GT-01-M W1500×D750×H700 ¥200,000- (税別)
<オーク>
GT-02-S W1200×D750×H700 ¥150,000- (税別)
GT-02-M W1500×D750×H700 ¥160,000- (税別)
※その他のサイズ変更はご相談ください。
2.木の種類と仕上げを選ぶ
※仕上げはウレタン塗装のみとなります。
3.アタッチメントを選ぶ
※4つのコーナーそれぞれに アタッチメントをお選びいただけます。
▼「Grow Table」のプロモーションムービー
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=wCSH9CD0vwk ]
https://youtu.be/wCSH9CD0vwk※Grow Tableは、「令和4年度レッツBuyあおもり」の認定商品です。
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/shoko/chiikisangyo/letsbuy.html▼「Grow Table」の詳細はこちら
https://www.yng-f.com/【「Grow Table」に関するお問い合わせ】
株式会社柳沢ファニチャー 「Grow Table」担当
TEL:0178-77-2848
E-MAIL:wood-familiar@yng-f.com
「Grow Table」誕生ストーリー 柳沢ファニチャー 専務取締役・柳沢 雄基さんインタビュー
試行錯誤の新製品開発
1960年の創業以来、建設業界の下請け仕事を中心に木製建具・木製家具の製作・施工を行ってきましたが、近年住宅着工件数などが減少し、それに伴い売り上げも減少傾向でした。販路開拓のためオリジナル製品の開発をかねてから考えていたものの、新製品開発におけるノウハウを社内で持っていないことや、作ったとしてもどこに売ったらいいかわからないなどの課題があり、なかなか手を出せずにいました。広域連携による知財ビギナー支援事業の支援企業に選んでいただいたことがきっかけで、新製品開発にチャレンジすることができました。
開発当初は大企業が持つ開放特許の移転を検討しましたが、開発を進めるにつれ「つかまりやすい家具があってもいいのでは」というアイデアが上がり、プロダクトデザイナーや板金企業と試行錯誤しながら新製品を開発。約3年の期間を経て、天板4スミに取り外し可能な3種類のアタッチメントを好みに合わせてカスタマイズできる「Grow Table」を2022年11月から販売開始します。
家族と一緒に成長するテーブル
少子高齢化が進む社会環境の中、要介護者の在宅介護を視野に入れ、介護者とその家族、みんなが使いやすく笑顔になれるような家具を開発したいと考えました。
「Grow Table」のコンセプトは“家族と一緒に成長するテーブル”。子どもが生まれる、ペットを迎える、両親と暮らす...それぞれの家族のライフスタイルの変化に合わせて、天板4スミのアタッチメントを切り替えることができるテーブルです。アタッチメントは、おもちゃや小物を入れるフリーポケットや立ち上がりをサポートするハンドルなどに切り替え可能です。子どもの誕生から高齢者の介護まで、様々なライフスタイルの変化にも寄り添い、家族みんなで快適に使用してもらうことができます。
今後の販路としては、近隣の工務店での委託販売、東京都の家具セレクトショップ店頭およびオンラインショップでの販売を予定。知的財産の検討も進めていますが、今回の『Grow Table』の開発では特許の申請は難しいとのアドバイスを受け、青森県知的財産支援センターのサポートを受けながら意匠登録の出願を検討しています。
▼「Grow Table」の詳細はこちら
https://www.yng-f.com/■柳沢ファニチャー 会社概要
本 社 :青森県三戸郡五戸町大字倉石又重字北向沢内7−3
創 業 :1960年(1994 年12月設立)
代 表 者 :代表取締役 柳沢和雄
事業内容:木製建具工事業
U R L :
https://www.yng-f.com/===========================
C&R社はこれまで、若手インフルエンサーによる銘酒と特産品のライブコマースや、「青森のねぶた」を学習・体験する仕掛け絵本の商品開発支援、“津軽塗”グラス「ゆいぬり」シリーズの商品開発および販路開拓の支援など、青森県の企業や団体と地元の活性化に携わってまいりました。今後もこれらの取り組みを継続していくほか、そのノウハウを全国の産業発展に役立てられるよう、オープンイノベーション事業を通じた地方創生事業を積極的に推進してまいります。
また、福島県中小企業支援事業「ふくしまデザインプロジェクト」においては、中小企業による新製品の開発をサポートするほか、東京都が実施する「5G技術活用型開発等促進事業(Tokyo 5G Boosters Project)」においても開発プロモーターとして都内スタートアップを支援するなど、積極的に新たな技術やビジネスの創出をサポートしております。C&Rグループは今後も、イノベーションの創出や新たなビジネスの確立を推進するとともに、ビジョンである「人と社会の豊かさの創生」の実現をめざしてまいります。
【C&R社が推進する地方創生関連のプロジェクト事例(2022年)】
▼インフルエンサーライブコマース(八戸酒造・八戸前沖さばブランド推進協議会)
https://www.youtube.com/watch?v=UpTHnifz2KY▼万博首長連合とC&R社、地域経済活性化の連携協定を締結
https://www.cri.co.jp/news/003764▼津軽塗グラス「ゆいぬり」の企画・プロデュース(青森県 令和2年度広域連携による知財ビギナー支援事業)
https://www.cri.co.jp/news/003831▼起業・創業支援事業「Fukushima Tech Create」 3年連続受託
https://www.cri.co.jp/news/003778▼「Future 酒 Trip in 築地」若手インフルエンサーなどによるプロモーションを通じた支援
https://www.cri.co.jp/news/003882▼「C&R蔵元活性化プロジェクト」の推進
https://www.cri.co.jp/news/003882▼「相馬野馬追」ライブ配信の企画・運営・プロデュース
https://www.cri.co.jp/news/003881▼青森のねぶたを学習・体験できる仕掛け絵本『ねぶた ここにいた!』開発の企画・プロデュース
https://www.cri.co.jp/news/003884▼高校生のためのポスター&プレゼンテーションコンテスト「うみぽす甲子園 2022」決勝戦の企画協力・運営
https://www.cri.co.jp/news/003971▼青森県八戸市の謎解きイベント「消えた!?うみねこはっぴーを探せ!!」 の企画・プロデュース
https://www.cri.co.jp/news/003966▼11/3(木・祝)“廃墟の女王”旧摩耶観光ホテル文化財登録記念「廃墟景観シンポジウム」の運営
https://www.cri.co.jp/news/003995【地方創生の取り組みに関するお問い合わせ】
株式会社クリーク・アンド・リバー社
オープンイノベーション事業部
E-Mail:innovation@hq.cri.co.jp
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■青森県知的財産支援センター 青森県商工労働部 新産業創造課 知的財産支援グループ
所 在 地 :青森県青森市長島一丁目1番1号
事業内容:知的財産の普及啓発・活用促進等
U R L :
https://www.pref.aomori.lg.jp/index.html■公益財団法人21あおもり産業総合支援センター
所 在 地 :青森県青森市新町二丁目4番1号 青森県共同ビル7階
設 立 : 1969年5月
代 表 者 : 理事長 今 喜典
活動内容 : 青森県内企業に対する研究開発から事業化に至るまでの総合的支援、再生支援、事業承継支援等
U R L :
https://www.21aomori.or.jp/■公益財団法人川崎市産業振興財団 概要
所 在 地 :神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20
設 立 : 1988年4月
代 表 者 : 理事長 三浦 淳
活動内容:地域産業情報の交流促進、研究開発機構の創設による技術の高度化と企業交流、研修会等による創造性、豊かな人材の育成、展示事業による販路拡大等
U R L :
https://www.kawasaki-net.ne.jp/■株式会社CAF 概要
店 舗 名 :wood good brothers
店舗住所: 東京都杉並区荻窪5-16-20 SNビル1F
設 立 : 2019年4月
代 表 者 : 代表取締役 木村雄太
事業内容: 家具・雑貨販売、オリジナル家具製作、インテリアコーディネート(個人宅・店舗・オフィス・マンション共用部等)等
U R L :
https://wgb-f.com/■大邦機電有限会社 概要
本 社 : 東京都江東区亀戸9-6-8
工 場 : 千葉県長生郡長生村本郷5822-1
設 立 : 1969年7月
代 表 者 : 代表取締役 田名網宏次
事業内容: 段差解消機をはじめとした、介助機器の企画・設計・製造・販売・介護保険レンタル等
U R L :
https://www.taihokiden.co.jp■有限会社山崎製作所 概要
本 社 : 群馬県高崎市北双葉町8-8
設 立 : 1957年6月
代 表 者 : 代表取締役 山崎将臣
事業内容: 鉄非鉄金属の鋼板を用いた精密板金加工、鋼材の製罐加工、機械装置・什器・の企画設計デザイン等
U R L :
http://e-bankin.com/■マナブデザイン株式会社 会社概要
本 社 :東京都中央区新川一丁目3番23号 優和八重洲ビル5B
設 立 : 2015年12月
代 表 者 :代表取締役 高橋学
事業内容:工業製品を中心とした製品企画・各種デザイン開発・プロモーションの一気通貫型開発トータルクリエーション、各種デザインコンサルテーション、ワークショップ型デザイン思考教育、イベントや社会活動プロデュース等
U R L :
http://mnbd.co.jp/■株式会社クリーク・アンド・リバー社 会社概要
本 社 : 東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
設 立 : 1990年3月
代 表 者 : 代表取締役社長 井川幸広
拠 点 : 東京(本社)・大阪・札幌・仙台・大宮・横浜・船橋・高崎・金沢・名古屋・京都・神戸・高松・広島・福岡・熊本・那覇/ソウル・上海・北京・ロサンゼルス
事業内容: 映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、医療、IT、会計、法曹、建築、ファッション、食、コンピュータサイエンス、ライフサイエンス、舞台芸術、CXO、アスリート、アグリカルチャーの18分野でプロフェッショナルに特化した エージェンシー(派遣・紹介)、プロデュース(開発・請負)、 ライツマネジメント(知的財産の収益化)事業を展開。プロフェッショナルの叡智で革新的な事業を無限に創造している。
U R L :
https://www.cri.co.jp (コーポレートサイト)
https://www.creativevillage.ne.jp/ (CREATIVE VILLAGE)
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