同棲のメリット・デメリットに関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、恋人との同棲経験がある500人を対象に「同棲のメリット・デメリットに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は訳あり物件買取プロにて公開。(
https://wakearipro.com/cohabitation-good-bad-ranking/ )
恋人との同棲を考えつつ、不安があってなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
好きな人と一緒に暮らすのは楽しそうですが、「家の中でケンカしたらどうしよう」「家事や家賃の負担はどうしたらいんだろう」と心配なことも多いですよね。
今回、株式会社AlbaLink(
https://albalink.co.jp/ )が運営する訳あり物件買取プロ(
https://wakearipro.com/ )は、恋人との同棲経験がある500人を対象に「同棲のメリット・デメリット」ついてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:恋人との同棲経験がある人
調査期間:2022年10月19日~22日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性339人/男性161人)
調査結果サマリー
・同棲して良かった人は84.8%
・同棲して良かったこと1位は「相手を理解できる」
・同棲して良くなかったこと1位は「一人になれない」
■同棲して良かった人は84.8%
恋人との同棲経験がある人500名に「同棲して良かったか」を聞いたところ、「良かった」「まあ良かった」と答えた人が84.8%で、多数派となりました。
なお「良かった」と答えたのは、同棲相手と結婚した人だけではありません。
同棲後、結果的に相手と別れてしまった人も「いい経験になって良かった」と答えているケースがありました。
同棲の結果に関わらず、「同棲してみて良かった」と感じる人もいるようです。
■同棲して良かったことランキング
「同棲して良かった」「まあ良かった」と答えた424名に「同棲して良かったこと」を聞いたところ、1位は「相手を理解できる(201人)」でした。
2位「一緒に過ごす時間が増える(85人)」、3位「結婚生活のイメージが湧く(72人)」、4位「二人暮らしだと楽しい(45人)」と続きます。
「相手を理解できる」が圧倒的多数で1位となりました。
相手をより深く理解できるからこそ、結婚生活のイメージも湧きやすくなるのでしょう。
<1位 相手を理解できる>
・相手の生活スタイルを知れて、良いところも悪いところも含めて好きになれた(20歳 男性)
・週末だけのデートでは分からなかった彼の「生活習慣」や「人間性」を知れたから(26歳 女性)
同棲すると「よそゆき」ではない顔も見られます。
そのため相手の「素」を知ることになるでしょう。
「悪いところも含めて好きになった」「自分の素も知ってもらえてよかった」という声もありました。
相手を深く理解することで、より絆や愛情が深まることも考えられます。
<2位 一緒に過ごす時間が増える>
・遠距離だったが、同棲してずっと一緒にいられるようになった(30歳 男性)
・仕事のスケジュールがバラバラで、予定を合わせるのが難しかった。しかし同棲すると毎日顔を合わせられるので、話し合ったり相談したりしやすくなった(36歳 女性)
好きな人と過ごす時間が増えるのは、単純に嬉しいですよね。
仕事が忙しいカップルでも、会える時間を確保できるのは大きなメリットです。
<3位 結婚生活のイメージが湧く>
・結婚前に同棲することで、結婚して一緒に暮らしていける確信が持てた(22歳 男性)
・結婚前に「二人で暮らすための生活リズム」をシュミレーションできたのがよかったです。また家族や親しい友達と離れて生活してみて、結婚後の生活を考えられました(30歳 女性)
結婚を意識しつつ同棲している場合、同棲は結婚生活のシミュレーションにもなります。
「結婚したらどんな生活になるのかな」「彼・彼女と結婚しても衝突せずやっていけるかな」と気になっている方にとっては、同棲はよい「お試し」の機会です。
同棲開始後に生活リズムや性格が合わないとわかって別れることになっても、「結婚してから気づくより良かった」と思えるでしょう。
<4位 二人暮らしだと楽しい>
・友人がたくさん遊びに来てくれて、非日常を感じることが多く楽しかった(20歳 女性)
・2人で買い物へ行ったり、料理したり、家事を一緒にしたりするのが純粋に楽しかったです(27歳 女性)
好きな人と暮らすのは、ドキドキして楽しいものです。
とくに同棲開始初期は、一緒に家事をしたりごはんを食べたり、何気ない日常すら特別なものに感じられるでしょう。
「家で恋人が待っている」と思うと、帰宅するのも楽しみになりますね。
<5位 日常生活で助け合える>
・もともと一人暮らしだったため、同棲して家事負担が減ったのは大きなメリット(22歳 女性)
・足を骨折した時に、日々の生活をサポートしてくれたから(25歳 女性)
・家事負担が半分になった(28歳 男性)
同棲すると家事を二人で分担できるため、ひとりあたりの負担が少なくなります。
「自分は料理が苦手。でも彼氏が料理上手で助かった」など、苦手分野を補いあって暮らしているカップルも。
「仕事が忙しい時期、彼女が家事をしてくれたので助かった」など、時期によって融通しあえるのもいいですね。
<6位 金銭的にラク>
・食費をかなり抑えられた(20歳 男性)
・会う度に移動費がかかっていたため、移動費を交際費に回せたのが良かった(24歳 男性)
・東京は家賃が高いので、二人で折半してちょうど良いぐらいだったから(26歳 女性)
家賃や生活費を折半すると、ひとりあたりの出費は少なくなります。
部屋にもよりますが、ワンルームから1LDKや2DKに住み替えても、家賃が倍になるわけではないからです。
「一緒に家で過ごせるため、デートにお金をかけなくてよくなる」というコメントもありました。
出費が減るため貯蓄しやすくなり、結婚資金も貯めやすくなるでしょう。
<7位 安心感がある>
・いつでも会えるので安心した(26歳 男性)
・男性と暮らしているだけで、防犯面などは安心(28歳 女性)
・地震などの災害があったとき、心細くならないから(29歳 女性)
女性からは「男性が家にいると、防犯面で安心」という声が複数ありました。
災害時なども相談したり頼ったりできる相手がそばにいると、落ち着きますよね。
一人暮らしに不安がある人にとっては、同棲はいい選択肢といえるでしょう。
■同棲して良くなかったことランキング
続いて「同棲して良くなかった」「あまり良くなかった」と答えた76名に「良くなかったこと」を聞いたところ、1位は「一人になれない(17人)」でした。
2位「相手の嫌な面が見える(13人)」、3位「関係がマンネリ化する(12人)」、4位「ケンカが増える(11人)」と続きます。
「一人の時間がとれない」「相手の嫌な面が見える」「マンネリ」など、長時間恋人と過ごすことによって起こるデメリットを挙げた人が目立ちました。
一緒に暮らしているとお互いに遠慮がなくなってくるため、意見の衝突・ケンカが起こることもあるでしょう。
一方「ケンカするのは嫌だな」と思えば、不満があっても口に出さず我慢することが増えて、ストレスが溜まりますよね。
快適に同棲するには、お互いの「プライベート」や「生活スタイル」に配慮しつつ、どうしても気になることがあれば穏やかに話し合う姿勢が必要でしょう。
<1位 一人になれない>
・初めはずっと一緒にいられて嬉しかったけれど、一人暮らし用のアパートだったので、一人の時間がまったく取れないことにストレスを感じるようになってしまった(21歳 女性)
・仕事以外の時間は基本的にいつも恋人と一緒なので、プライベートの時間はなくストレスが溜まった(29歳 男性)
一人暮らしなら家にいる時間は自分だけの時間なので、趣味に没頭したりぼーっとしたり、好きに過ごせます。
しかし同棲していると基本的に家でも恋人と過ごすことになるため、逃げ場がなく苦痛を感じてしまう人も。
とくにワンルームで同棲していると、別々の空間で過ごすのも難しいため、ストレスが溜まりやすくなります。
「一人の時間をもちたい」という気持ちは当然のものなので、二人で話し合ってプライベートな時間をつくれるといいですね。
<2位 相手の嫌な面が見える>
・同棲には良かった点もありましたが、だらしない一面を見せられるなど、嫌な面が目につくようになってしまいました(23歳 女性)
・相手の生活態度が悪く、付き合い始めてすぐ同棲したこともあり、気持ちが一気に冷めてしまった(30歳 女性)
一緒に生活していると、相手の素が見え、生活態度や金銭感覚に驚いてしまうこともあるでしょう。
また「相手が自分に甘えてダメになっていった」という例も。
話し合って問題を解消できればいいですが、気持ちが冷めて別れを選ぶカップルもいます。
同棲するなら「お互いの嫌なところも見ても、受け入れたり話し合って解決したりしよう」という覚悟が必要ですね。
<3位 関係がマンネリ化する>
・距離が近すぎて、新鮮さがなくなってしまいました(22歳 女性)
・デートが少なくなる(24歳 女性)
・最初の頃は良いが、毎日顔を合わせているとだんだんマンネリ化してくる(26歳 男性)
3位は「関係がマンネリ化する」。
一緒に暮らすうちに家族のような存在になってしまい、恋人同士のトキメキやドキドキ感を失ったという声が多数。
常に一緒にいるため、デートが少なくなるカップルもいるようです。
トキメキがなくなると「一緒にいる意味あるのかな?」と感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
<4位 ケンカが増える>
・ずっと一緒だとケンカが絶えなかったので(24歳 女性)
・家事分担が上手くできず、彼女から「なんで手伝わないの」と言われて、だんだんイライラして別れました(30歳 男性)
一緒にいる時間が長くなれば、ケンカの原因も増えてしまいます。
同棲カップルだと「家事負担」や「家賃負担」が原因でケンカになることも。
家事や家賃の負担については同棲開始前によく話し合って、互いに納得できる方法で決めておきましょう。
生活する上で出てくる不満については、感情的にならず冷静に話し合えるといいですね。
そもそも何でもかんでもケンカ腰で訴えてくる相手なら、一緒に暮らすうえでストレスが大きすぎるでしょう。
<5位 生活スタイル・価値観の違い>
・相手の生活リズムを受け入れられず、ストレスだった(21歳 女性)
・金銭感覚の違いが明らかになって関係が悪化した(25歳 男性)
同棲してみて暮らし方や金銭感覚の違いが大きすぎるとわかり、ストレスになったというカップルも多いですね。
無理をして相手のリズムに付き合っていたため、仕事や体調に問題が起きたという人もいました。
ただ問題が起きたときに価値観をすり合わせ、お互いが暮らしやすい環境を実現できたら、将来のことも前向きに考えられるでしょう。
<6位 結婚のタイミングを逃す>
・「わざわざ結婚しなくてもこのままでいい」と言われ、結局別れることになった(24歳 女性)
・入籍を先延ばしにされた(27歳 女性)
回答者は全員女性でした。
同棲する時点で結婚を意識しているカップルも多いはず。
しかし「同棲することで、結婚が遠のく」と感じる人も多いようです。
対策としては「同棲開始前に、お互いの家族に結婚前提の同棲であると挨拶しておく」「結婚を判断するタイミングを決めておく」などがあります。
<同率6位 家事負担が増える>
・お互いフルタイムで働いているのに、一人暮らし歴が長く家事スキルもあった私のほうが頼られてばかりだった(25歳 女性)
・初めは家事の分担ができていたものの、慣れてくると私の負担が増えてイライラしました(31歳 女性)
女性からのコメントが多くなっています。
「率先して動くほう」「家事に慣れているほう」に負担が偏ってしまうのは、よくあることですよね。
「どちらもフルタイム勤務」「家賃・生活費は折半」という条件の場合、家事負担が一方に偏ると不満につながるのは当然です。
やってもらっている方は、「ありがたいな」とは思いつつ、相手が不満をもっていることには気づいていないかもしれません。
「負担が自分に偏っているな」と思ったら、話し合いの機会を設けてみましょう。
■まとめ
恋人同士の同棲について調査したところ、「同棲して良かった」と答えた人が多数となりました。
同棲して長い時間一緒に過ごすことで、お互いのことを深く知れるからですね。
生活リズムや価値観の違いがあったとしても、話し合って解決することで、二人の将来に向けて前向きな気持ちになれます。
また結婚につながらなかったとしても、「他人と一緒に暮らした経験は大きい」「結婚する前に別れられて良かった」と感じる人もいます。
なお同棲のデメリットとしては「一人になれない」がもっとも多く挙がりました。
そのため同棲中でも別々の空間で過ごせるよう、同棲にあたっては1LDKや2DK・2LDKの物件がおすすめ。
恋人に見られたくない荷物を隠せるよう、収納スペースがそれぞれに確保できる物件もいいですね。
家賃や家事の負担割合はカップルの状況によりますが、いずれにしてもお互いに不満がないよう、納得いくまで話し合って決めることをおすすめします。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
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会社概要
会社名:株式会社AlbaLink
代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
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