~なんばスカイオ・パークスタワーに続くハイグレードオフィス~
南海電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 遠北 光彦、以下「南海電鉄」という。)、 双日株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 藤本 昌義、以下「双日」という。)、株式会社日本 政策投資銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 地下 誠二、以下「DBJ」という。)の3社が共同で 推し進めてきた「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画」が本日竣工し、正式名称を「パークス サウス スクエア」として始動することをお知らせします。
本建物は、「つどい、いろどり、つながる 新たなワークプレイス」をコンセプトとしており、無柱で開放的なオフィス空間等の特徴を実現しました。またその立地により、本建物は、なんばターミナルエリア(南海難波駅周辺)を、商業施設「なんばパークス」方面から更に南へ拡大し、南海電鉄が掲げる「グレーターなんば」の創造に向けた、新たな都市機能拡充の役割を担います。
現時点で、オフィスフロアに「日本金銭機械株式会社」が本社事務所を移転することや、「ディップ株式会社」の入居なども決定しています。詳細は以下のとおりです。
1.施設概要
◆施設名称 パークス サウス スクエア
◆事業主 なんば開発特定目的会社
◆所在地 大阪市浪速区難波中二丁目11番18号
◆敷地面積 2,505.78平方メートル
◆建築面積 2,179.47平方メートル
◆延床面積 19,683.10平方メートル
◆基準階面積 961.08平方メートル (約290坪)
◆用途 オフィス(7階~14階)、
店舗(2階)、駐車場(1階及び3階~6階)
◆構造・規模 鉄骨造 地上14階
◆設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
◆施工 大成・南海辰村特定建設共同企業体
◆竣工日 2023年1月10日
2.周辺エリア図
南海電鉄では、中期経営計画「共創140計画」において、選ばれる沿線づくりと不動産事業の深化・拡大を掲げ、「グレーターなんば」の創造を推し進めています。2031年なにわ筋線開業(予定)によって、更なる賑わいが期待される「なんばターミナルエリア」から、ホテル建設といった大規模な開発等によって国内外 から注目を浴びる「新今宮エリア」を包括した南北軸の形成に向けて、「パークス サウス スクエア」開業で、同エリアにおいて、特に平日昼間における賑わいの創出や新たな人の流れをもたらすことを期待しています。
3.特徴
(1)無柱空間で開放的なオフィス空間
本建物では、執務空間に柱を設けておらず、「自由度の高い効率的なレイアウト」を実現することができます。また、基準階貸室面積が約290坪(最小分割約39坪)あり、三面採光によって「明るく開放的なオフィス空間」として利用いただくことができます。
(2)環境への配慮
本建物は、建物外周部の窓面にLow-Eガラスを実装していることや、貸室内ゾーン空調制御システムなどを採用していることから、標準的なオフィスビルと比べて、一次エネルギー消費量の34%削減(BEI値0.66)を実現しています。
「DBJ Green Building 認証」で3つ星(2021プラン認証)を取得したほか、「CASBEE 大阪みらい」でAクラスの評価を取得しました。
(3)南海難波駅からつづくプロムナード(遊歩道)の形成
南海難波駅から本建物等へ繋がる歩行者 ネットワークを整備します。具体的には、既設のペデストリアンデッキと接続する本建物2階に店舗を誘致することで、なんばエリアの 回遊性および界隈性の向上を目指します。
4.ワーカーズサポート施策 「NANKAI NAMBA WORKERS」の展開
本建物に入居するオフィスワーカーは、南海電鉄が展開しているワーカーサポート施策「NANKAI NAMBA WORKERS」のサービスをご利用いただけます。鉄道事業や不動産事業、流通事業、サービス業など幅広く事業展開を行う南海電鉄ならではの優待やサービスを提供し、なんばエリアで働く皆さまの満足度向上や 「なんばエリアで働きたい」という機運の醸成を目指しています。
<実施施策例>
参考情報
本件に関する過去の報道発表資料
(2020年11月16日付)
難波中二丁目におけるオフィスビル開発について
https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/201116.pdf企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ