【SDGs×賃貸住宅】第10回 「大東建託 賃貸住宅コンペ」受賞作品決定

大東建託

2023年2月1日 20時17分

「アイデア提案部門」で1位~4位が決定「新たな賃貸スタイル部門」で審査委員特別賞3作品を選出

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)は、昨年12月10日、第10回「大東建託 賃貸住宅コンペ」(以下、本コンペ)の2次審査会および表彰式を、ROOFLAG(ルーフラッグ)賃貸住宅未来展示場(東京都江東区、以下、ルーフラッグ)にて開催しました。
「アイデア提案部門」では『賃貸住宅とSDGs』をテーマとし、世界共通の課題であるSDGsの17の目標と169のターゲットと向き合い、それぞれが考える社会課題の解決に向け、賃貸住宅を通じてどのように貢献できるか、国を超えた多くの人々を笑顔に変えられるストーリーとなる提案を募集しました。
「新たな賃貸スタイル部門」では、実際に完成した建築または完成予定の、賃貸住宅の仕組みを工夫して空間のあり方や生活を変えているプロジェクトを募集しました。
審査の結果、「アイデア提案部門」では、1位~4位(4位は同率2作品)が、「新たな賃貸スタイル部門」では3作品が審査委員特別賞に選出されました。






「アイデア提案部門」の審査結果

1位 : 『向こう三軒,うしとなり -住まいに生産を挿入した牛と生きる賃貸住宅の提案-』
    山本晃城、亀山拓海(大阪工業大学大学院)
2位 : 『つながる居場所 他人事から自分事へ』
    高橋菜摘、岩橋知世、玉田季帆(武庫川女子大学)
3位 : 『Share Life ~まちの拠点となる新たな街区モデルの提案~』
    渡部泰宗、雷姝菡(大阪市立大学大学院)
4位 : 『SHINOOKUBO Kitchen House PJ』
    平岩理子、若松南海、富田奈歩(早稲田大学)
4位 : 『転幻地材 ~仮想空間から転用を考える~』
    和田純(フリーランス)、酒井智央(NTTファシリティーズ)

「新たな賃貸スタイル部門」の審査結果

<審査委員特別賞>
『ニシイケバレイ』
 須藤剛建築設計事務所
『洲崎町の町屋』
 鎌倉設計工房
『小さなコトから団地の新しい風景をつくる-不要品が生み出す豊かなライフスタイル-』
 関西大学建築学科有志(藤本恭輔、大倉悠、中村友昭、岩田博登、水本佳吾)、カンデ(辻村修太郎)、
 だんだんテラスの会

「アイデア提案部門」の受賞作品

2次審査会では、応募数165点の中から、1次審査を通過した5組によるプレゼンテーションと質疑応答を経て、1位~4位を決定しました。
<1位(賞金:250万円)>
タイトル : 『向こう三軒,うしとなり-住まいに生産を挿入した牛と生きる賃貸住宅の提案-』
制作者  : 山本晃城、亀山拓海(大阪工業大学大学院)










【SDGs考】わたしたちは「畜産業」に着目する。近年、代替肉という環境負荷低減を訴求する食のオルタナティブが出現。それにともない、畜産農家は減少し、基幹産業が衰退する。それは人口が少ない地方において、地域経済の停止を意味する、その地に住む人々は、生業の喪失によって、生きるために働くことで教育機会の低下、出稼ぎなど社会的貧困を招くだろう。社会の要望から生じる開発によって、地域住民の生活する権利が侵害されることとなり、「誰一人取り残さない」と矛盾した状況が生まれるといえる。大きな社会のサイクルから漏れるものは地球から淘汰されるかのように不良債権化し、生産と消費の場の接点がないことが、非持続性を生んでいる。SDGsとして建築ができることは、ライフスタイルに潜む生産と消費の関係を再編することではないだろうか。(応募作品原文のママ)

<2位(賞金:150万円)>
タイトル : 『つながる居場所 他人事から自分事へ』
制作者  : 高橋菜摘、岩橋知世、玉田季帆(武庫川女子大学)
<3位(賞金:100万円)>
タイトル : 『Share Life ~まちの拠点となる新たな街区モデルの提案~』
制作者  : 渡部泰宗、雷妹菡(大阪市立大学大学院)
<4位(賞金:40万円)>
タイトル : 『SHINOOKUBO Kitchen House PJ』
制作者  : 平岩理子、若松南海、富田奈歩(早稲田大学)
<4位(賞金:40万円)>
タイトル : 『転幻地材 ~仮想空間から転用を考える~』
制作者  : 和田純(フリーランス)、酒井智央(NTTファシリティーズ)

「新たな賃貸スタイル部門」の受賞作品

「新たな賃貸スタイル部門」では、実際に建設された賃貸住宅の応募案の中から、3作品が審査委員特別賞(賞金30万円)に選出されました。

<審査委員特別賞(賞金:各30万円)>
タイトル : 『ニシイケバレイ』
制作者  : 須藤剛建築設計事務所




タイトル : 『洲崎町の町屋』
制作者  : 鎌倉設計工房




タイトル : 『小さなコトから団地の新しい風景をつくる -不用品が生み出す豊かなライフスタイル-』
制作者  : 関西大学建築学科有志(藤本恭輔、大倉悠、中村友昭、岩田博登、水本佳吾)、
       カンデ(辻村修太郎)、だんだんテラスの会








審査委員の紹介(敬称略)

審査委員長    千葉 学   (千葉学建築計画事務所/東京大学大学院教授)
審査委員     赤松 佳珠子 (CAtパートナー/法政大学教授)
審査委員     横川 正紀  (ウェルカムグループ代表)
審査委員     小林 克満  (大東建託株式会社 代表取締役社長)
ゲスト審査委員  林  厚見  (株式会社スピーク共同代表)




「第10回 大東建託 賃貸住宅コンペ」概要

テーマ     : 『賃貸住宅とSDGs』
主催      : 大東建託株式会社
後援      : 株式会社新建築社
コーディネート : 合同会社リトルメディア
公式サイト   : https://kentaku.shinkenchiku.net/
動画サイト   : https://kentaku.shinkenchiku.net/news/10th-2nd-movie/




 関連ニュースリリース
【SDGs×賃貸住宅】第10回 「大東建託 賃貸住宅コンペ」テーマ決定/2022年4月1日
 https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/compe_20220401.html

【大東建託ニュースメディア”KENTAKU PRESS”】
 https://www.kentaku.co.jp/kp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

2023年2月1日 20時17分

NEW

成田凌出演の特別インタビュー動画『BLOOMING MUSEUM』公開...



東栄住宅の新プロジェクト『BLOOMINGZINE』内限定コンテンツとして2024年1...

  • Daily
  • Weekly

アーカイブarchive

もっと見る

タグtag

もっと見る

いえらぶニュースは不動産・住宅関連の最新情報を毎日お伝えするニュースサイトです。

いえらぶニュースは不動産・住宅に関する企業や団体などのプレスリリース(報道機関向けに発表される資料)を原文のまま掲載するサイトです。住まいや暮らしに関する最新情報から不動産業界を取り巻く社会・経済動向を可視化することで、住宅産業のトレンドを捉えていきます。住まい探しをしているユーザーだけでなく不動産管理会社や仲介会社、オーナー、デベロッパー、不動産ファンド、不動産投資顧問、ゼネコン、建築会社など不動産に関わる全ての方にご欄いただける内容になっています。一人でも多くのユーザーが満足する住まいを見つけられるよう、不動産業界の“いま”を配信し続けます。
※プレスリリースに関するお問い合わせは各掲載元の会社に直接お問い合わせください。
※出典先などの外部サイトへのリンクについては、閲覧時期によってリンク先が存在しない場合がありますので、予めご了承ください。

いえらぶで物件を探してみませんか?

あなたの理想に合った家選びを、いえらぶは応援します。いえらぶで、いい家選んでみてください。

トップへGO!