Lamda Development社、持続可能で技術主導型の都市再生と経済開発の未来を、都市計画マスタープラン「The Ellinikon」で実現へ
アテネ(ギリシャ), 2023年2月8日 /PRNewswire/ -- Lamda Development (ランダ・ディベロップメント)社は、アテネでリビエラ・タワーの基礎杭打ち工事を開始しました。このタワーは、ギリシャで最も高い象徴的な初の超高層ビルになる予定で、2026年3月の完成を目指します。 高さ200mを誇るリビエラ・タワーは、「The Ellinikon」(ザ・エリニコン)計画の目玉のひとつです。これは、世界でも類を見ない野心的な都市再生プロジェクトです。 アテネの旧国際空港跡地に建設された620万平方メートルの持続可能な都市計画マスタープランは、レジリエントな都市デザイン、スマートライフ、ESGに沿った投資成長機会のための新しいグローバルスタンダードとなることを目指しています。これにより、アテネ首都圏の緑地を約2倍にし、著しい経済発展の実現を期待されます。 「The Ellinikon」は、住宅、商業施設、レジャー施設、小売店、飲食店、娯楽施設、教育施設、スポーツ施設などを全て近場に建設する、いわゆる15分都市(日常のほとんどの用事を徒歩や自転車で済ますことができる都市計画)で、地元の住民や海外からの旅行者にとってヨーロッパで最も画期的かつ刺激的な都市になることが期待されています。
The Riviera Tower will become Greece's tallest building and most iconic residential destination フォスター・アンド・パートナーズ(Foster + Partners)が設計したリビエラ・タワーは、1LDKから5LDKにわたるマンション棟とペントハウスを備え、素晴らしい眺望とビーチや310バースあるマリーナに簡単に出入りできる利便性を居住者に提供する予定です。
ランダ・デベロプメントの最高経営責任者(CEO)であるOdisseas Athanasiou氏は、次のように述べています。「我々は今、持続可能な開発と投資が、都市体験の従来の概念を変える必要性に応えるために、大胆に行動しなければならない時期に来ています。 『The Ellinikon』は、ギリシャと世界の両方に大きな変革をもたらします。人がワクワクするようなスマートで刺激的な屋内外の空間の新しいベンチマークを提供すると同時に、我々の暮らしや仕事、楽しみの場におけるサステナビリティを長期的に大きく前進させることでしょう。 世界的に厳しい経済状況が続いていますが、我々は予定通り、2026年に第1期工事を完成させることを目指しています。」
本プロジェクトを通して、ギリシャにとって初の次のような取り組みを実現しました:
・Ellinikon公園:海岸沿いの公園で、ヨーロッパ最大の200万平方メートルの緑地と100万本以上の新しい樹木や植物が生育し、すべて地元に自生する植物で整備されています。
・リビエラ・タワー:ギリシャ初にして最も高い居住用超高層ビル。公園と海を一望でき、グリーンビルディング認証「LEED」の中で、LEED v4 BD+C認定を受け、環境に優しいサステナビリティと優れたスタイルを兼ね備えています。
・リビエラ・ガレリア:アテネのリビエラの壮大なウォーターフロントを背景に、国際的なクチュールハウス、旗艦デザイナーショップ、必見の新興ブランド、そして高級レストランが集まるアテネの一流観光地です。 リビエラ・ガレリアはLEEDのゴールド認証を取得しました。
・185,000平方メートルの商業ハブ:ショッピング、ビジネス、エンターテインメントにおける新しいコンセプトを提供し、ギリシャで初めてLEEDゴールド認証を取得した大型複合商業施設です。
・310バースのマリーナ:ギリシャで初めて大規模なヨット用係留施設を備えたマリーナで、3.5kmの海岸線に整備されています。
・レジリエントでサステナブルな設計:最先端の省エネルギー戦略と排出削減システムにより、二酸化炭素排出量ゼロの経済性を実現します。 「The Ellinikon」では、灌漑と電力の自給自足が可能です。
・ユニークなスマート機能:電子車両のインフラ、ARナビゲーション、住宅や商業施設でのIoT、沿岸の耐震性を高めるスマート水位センサーなど、ユニークなスマート機能を備えています。
2026年の第1期完成を目指すプロジェクトの着実な建設進捗と並行して、「The Ellinikon」は投資家、消費者、一般市民の大きな期待を集めています。Ellinikon公園の一部であり、初めて一般公開されたエクスペリエンスパークは、1年足らずで100万人の訪問者を記録しています。さらに、Ellinikonエクスペリエンスセンターは、Ellinikonの未来都市を垣間見ることができるユニークで印象的なビジターセンターで、アテネの観光名所となりました。
「The Ellinikon」は、フォスター・アンド・パートナーズ、隈研吾建築都市設計事務所、Aedas、佐々木設計事務所など、世界有数のクリエイターとパートナーシップを結び、世界的に有名なブランドがその一部として協定やMOU(Memorandum of Understanding;了解覚書)を結んでいます。 このプロジェクトは、140億ユーロの歳入と85,000人の雇用を創出し、ギリシャのGDPの約2.4パーセントを占めると予想されているのが興味深いところです。
「The Ellinikon」にある2つの主要な商業施設は、世界的に有名なブランドと地元で高い評価を得ているブランドが組み合わされ、新しいエコシステムの重要な要素として、ギリシャならではの体験を提供する予定です。 隈研吾氏設計のリビエラ・ガレリアは、洗練された建築に囲まれた真のライフスタイルを提供します。 商業ハブは、ギリシャ最大のショッピングモール、次世代リテールパーク、次世代型「ハイブリッドモール」の最先端オフィススペースから構成される予定です。 すでに、賃貸可能面積の50%について予備的合意が成立しています。 この比率は2023年中に65%まで増加する予定です。
リビエラ・ガレリアに関しては、すでに賃貸可能面積の20%で合意しており、2023年末には50%に達する見込みです。
「The Ellinikon」の住宅は、ギリシャでは他に類を見ないもので、環境に配慮したハイテクを駆使した超高層の高級住宅から、海辺の特注ヴィラ、緑に囲まれたおしゃれでモダンなパークサイドレジデンスまで、さまざまなタイプの住宅が揃っています。 ギリシャ現地での発売以来、関心はかつてないほど高く、最初に市場に投入された居住用物件はすでに完売し、購入者の確約総額は11億ユーロに達しています。 Lamda Development社は、近日中にさらなる住宅用物件を国際市場に投入する予定です。
その他の開発ハイライトとしては、アテネの新たなビジネス一等地となり、ギリシャで最も高い商業ビルとなる商業ハブ内のザ・ミックスユースタワーや、世界クラスのゲームフロアと会議・コンベンションスペースを備えた5つ星高級ホテルのカジノリゾートが計画されています。
複合施設タワーは、LEEDとWELLの認証を受けたグレードA+のオフィス、一流ホテル、ブランドレジデンスを提供し、カジノリゾートには世界で評価の高い飲食店舗が入る予定です。
他の2つのホテルは、ヨットで到着した観光客や、都市を離れてコスモポリタンな雰囲気の中で滞在する人たちにライフスタイルの贅沢を提供するマリーナホテルと、静かで豪華 な隠れ家とアテネの都市の年間を通じてのダイナミクスを結びつけるザ・ビーチホテルが含まれます。
このプロジェクトに対する情熱は、開始から5年間の過剰な資金調達にも表れています。その資金の一部は、Lamda Development社が発行した2億3000万ユーロのグリーンボンドである債券によるもので、一般に公開され、欧州復興開発銀行(EBRD)などの組織から出資を受けています。 このグリーンボンドの資金は、低炭素建築物、グリーンインフラ、緑地など、サステナビリティの要素に充てられ、「The Ellinikon」の目標であるカーボンニュートラル、灌漑と電力の自給自足を達成するために活用されます。
「The Ellinikon」は、経済発展と持続可能な設計のグローバルモデルとなるべく、スマートシティの新時代を切り開き、環境に配慮した地道な開発と、アクセスしやすく包括的で緑豊かな空間づくりへのコミットメントという世界的なニーズに貢献することになるでしょう。
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https://mma.prnasia.com/media2/1995055/Ellinikon_Lamda_Logo.jpg?p=medium600The Ellinikon, a global smart city and Europe’s greatest urban regeneration project
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