いい部屋ネット「街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版>」発表

大東建託

2023年2月22日 16時17分

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)は、首都圏の117沿線居住の168,903名を対象に、居住満足度調査としては過去にない大規模な本格調査を実施し、今回4回目となる沿線ランキング「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版>」として集計しました。



•本ランキングは、山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除外してランキングを集計しています。





総評

■街の住みここち沿線ランキングトップは、2年連続で東急東横線(代官山~多摩川)
1位は、2年連続で東急東横線(代官山~多摩川)です。2位は東急目黒線(不動前~多摩川)(昨年3位)、3位は東急大井町線(大井町~二子玉川)(昨年7位)です。トップ3の沿線は全て東急線で、いずれも偏差値70台の極めて高い評価を得ています。
■因子別では、生活利便性・行政サービスの評価が高い沿線が上位
トップ2の沿線は「親しみやすさ」因子の評価が極めて高く、偏差値70以上です。トップ10の沿線では、「生活利便性」「行政サービス」両因子の評価が高く、全ての沿線が偏差値60以上となっており、中には偏差値70台もしくは80台の極めて高い評価を得ている沿線もあります。
■平均家賃相場は、昨年同様1位の東急東横線(代官山~多摩川)が最も高い10.4万円
1位の東急東横線(代官山~多摩川)の平均家賃相場は10.4万円で、トップ30の沿線の中で最も高い家賃となっています。一方、トップ10にランクインした沿線の平均家賃相場は9万円台ですが、7位のブルーライン(あざみ野~北新横浜)は平均家賃相場が唯一7万円台となっており、上位にランクインしている沿線の中では比較的コストパフォーマンスの良い沿線と言えそうです。


街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版>上位の分析 <総合1~3位>

1 位 (偏差値74.5) 東急東横線(代官山~多摩川)  ■25平方メートル 家賃相場:10.4万円
居住者コメント
•駅周辺はお店が充実。観光地的な要素のお店だけでなく、生活に必要なお店も混在している点が良い。自由が丘からは、複数経路で都内へのアクセスが可能。バスも充実しており、一つの路線が使えなくなったとしても困ることがない。治安もものすごく安定しており身の危険を感じたことがない。マンションのある立地も地盤が固く地震による心配もない。(男性・51歳・既婚・管理職・自由が丘)
•個人経営の飲食店が多くグルメな街。住民にクリエーターが多くお洒落な印象がある。地域の人々の繋がりが濃く、温かい。商店街を離れるととても静か。電車の本数が多い。日常生活に必要な買い物が駅周辺で完結する。(女性・28歳・未婚・自営業・自由業・学芸大学)
•都心へのアクセスの良さに対して落ち着いた町並み。(男性・44歳・既婚・技術・研究職・祐天寺)

2 位 (偏差値73.9) 東急目黒線(不動前~多摩川)   ■25平方メートル 家賃相場:9.7万円
居住者コメント
•治安が良い。人の親切さがとても感じられる。この界隈にお住まいの方は生活に余裕があり、心にも余裕が感じられ、他人に対する優しさや礼儀の良さが振る舞いに出ていると感じる。(女性・47歳・既婚・専業主婦・大岡山)
•大きな商店街があり、ディスカウントのお店など安く商品が買えるところがあり、オシャレなカフェがある。スーパーもたくさんあり、湧き出ている温泉もある。(女性・30歳・未婚・技術・研究職・武蔵小山)
•交通の便がよく、自由が丘や渋谷へのアクセスがし易く買い物にもそこまで不便は無いのに、閑静な住宅街。(男性・42歳・既婚・管理職・奥沢)
•交通の便がよく、閑静な住宅街。毎年神社の地域のお祭りがあり程よく賑わいもある。(女性・24歳・未婚・営業職・多摩川)

3 位 (偏差値71.2) 東急大井町線(大井町~二子玉川)   ■25平方メートル 家賃相場:9.3万円
居住者コメント
•駅から近いのと安いスーパーがすぐ傍なので買い物に便利。人通りも多いので夜遅い時間でも安心して歩ける。商店街がアーケードなので雨にぬれなくて済む。100均があるのがうれしい。道がほとんど碁盤の目になっているので迷う事がなくわかりやすい。有名な戸越銀座にも武蔵小山にも歩いて行ける。(女性・59歳・未婚・製造・現場作業職・中延)
•商店街やスーパーが近くて日ごろの買い物が便利。銭湯が徒歩15分以内に4軒あり、楽しい。図書館も徒歩10分以内に2軒あり、便利。治安が良く、夜遅く外出しても違和感を感じない。基本的に静かで住みやすい。最寄り駅が3駅あり、都心へのアクセスが大変便利で週末も楽しい。(女性・39歳・未婚・事務職・戸越公園)


街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版> 因子別評価 TOP20 1.

●「生活利便性」因子の1位は、昨年に引き続きみなとみらい線(横浜~元町・中華街)で、唯一偏差値80台の極めて高い評価を得ています。2位は「街の住みここち沿線ランキング」で1位の東急東横線(代官山~多摩川)です。トップ10の沿線のうち9沿線が、「街の住みここち沿線ランキング」でもトップ10に入っています。
●「交通利便性」因子の1位は、東急田園都市線(池尻大橋~二子玉川)です。トップ10の沿線のうち7沿線が、「街の住みここち沿線ランキング」でもトップ10に入っています。
●「行政サービス」因子の1位は、ブルーライン(あざみ野~北新横浜)で、唯一偏差値70台の極めて高い評価を得ています。
●「静かさ治安」因子の1位は、小田急多摩線(新百合ヶ丘~唐木田)で、唯一偏差値70台の極めて高い評価を得ています。トップ10内には、北総線(新鎌ヶ谷~印旛日本医大)・京成千原線(千葉中央~ちはら台)など千葉県の沿線もランクインしています。











街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版> 因子別評価 TOP20 2.

●「親しみやすさ」因子の1位は東急目黒線(不動前~多摩川)、2位は東急東横線(代官山~多摩川)で、「街の住みここち沿線ランキング」では順位が逆なものの、トップ2にランクインしている沿線です。トップ10には、東急沿線が6沿線ランクインしています。
●「物価家賃」因子の1位は、JR五日市線(拝島~武蔵五日市)で、唯一偏差値70台の極めて高い評価を得ています。
●「自然観光」因子の1位は、江ノ島電鉄線(鎌倉~藤沢)です。トップ3の沿線は、3年連続で同じ顔ぶれで、神奈川県の海沿いの観光地を通る沿線の評価が引き続き高い評価となっています。
●「防災」因子の1位は、千葉県内を通る北総線(新鎌ヶ谷~印旛日本医大)です。








•「街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版>」は、首都圏の居住者を対象に、2019年~2022年の4年分の回答を累積し、回答者数50名以上の沿線(山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除く)をランキング対象として集計しています。なお、偏差値50未満の沿線はランキングに表示していません。
•因子の評点は、59項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。
•昨年の順位は、首都圏の居住者を対象に2019年~2021年の3年分の回答を累積し、回答者数50名以上の沿線をランキング対象として集計しています。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。表中の偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
•平均家賃相場は、沿線内各駅の徒歩10分・築10年の25平米のマンションをベースとしています。(当社調べ)


調査概要

◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
首都圏117沿線(山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除く)居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計168,903名を対象に集計。
[男女比] 男性49.3%:女性50.7%
[未既婚] 未婚38.1%:既婚61.9% [子ども] なし 50.1%:あり 49.9%
[世代比] 20歳代14.9%、30歳代21.4%、40歳代24.3%、50歳代22.8%、60歳以上16.6%
◇調査期間
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:44,047名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:50,866名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:49,364名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:24,626名)
計168,903名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
◇回答方法
街の住みここち沿線ランキングは、現在居住している街(駅)についての「全体としての現在の地域の評価」を大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点 の5段階評価をしてもらい、最寄り駅を沿線ごとに集計し、その平均値にてランキングを作成しています。

•本リリースの一部また全部を、個人的な利用を目的とする印字・保存等、その他著作権法で認められる場合を除き、著作物等を著作権者等の事前の許諾なしに、複製、公衆送信、頒布、改変、他のウェブサイトに転載するなどの行為を禁止します。
•新聞・雑誌、テレビ・ラジオ等の報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2022<首都圏版>」と出所の表記をお願いします。
•本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
•「住みここちランキング」WEBサイトでは、「住みここち」と街づくりに関する学術論文や調査データの解説記事を掲載しています。詳細につきましては、WEBサイトをご覧ください。

▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
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