快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めるホームステージング(※1)の普及活動を行う一般社団法人日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原 冨士子、以下 日本ホームステージング協会)は、このほど日本のホームステージングに関する調査「第6回ホームステージング実態調査」を実施し、調査結果を「ホームステージング白書2022」として2023年3月28日より日本ホームステージング協会ホームページで公開します。
(日本ホームステージング協会ホームページURL
https://www.homestaging.or.jp/ )
ホームステージング白書Vol.6(2022)
この調査は、全国のホームステージングを導入している不動産関連会社及び賃貸オーナー、ホームステージングを提供する各会社、ホームステージャー(※2)、インテリアコーディネーターなどを対象に、不動産売買仲介、不動産賃貸仲介、ホームステージングの各業種別に分けて、ホームステージングの実態調査を行いました。昨年同様、全米リアルター協会(※3)のホームステージング統計データを参考に調査を行っています。
2022年の調査の大きな特徴としては、これまで、費用が掛かるという理由で導入しにくかった不動産賃貸業・管理業にもホームステージングが広がってきていることです。賃貸仲介において入居しにくい物件や長期空室の物件にホームステージングを実施し、成約までの期間が平均1ヶ月以内が71%と早期成約に結びついています。売買仲介においても、賃貸と同じように売却困難な物件、長期売却できない物件にホームステージングを実施し、67%が平均2ヶ月、92%が平均3ヶ月以内で成約となっており、ホームステージングを導入することで大きな効果があることが分かります。
また、昨年に引き続きホームステージング事業も業績を伸ばす企業が多く、ホームステージング実施件数を前年と比較して「増えた」との回答が61.4%となっています。そこで、2022年はホームステージング業界は「成長」の年と位置付けました。
次回のホームステージング白書2023は、2024年6月頃の公開を予定しています。日本ホームステージング協会は、今後もホームステージング白書を通じて、住宅ストック市場の活性化に寄与します。調査概要は次のとおりです。
■調査概要
・調査名 : 第6回ホームステージング実態調査
・調査対象期間: 2022年1月1日~2022年12月31日
・調査実施期間: 2023年1月12日~2023年2月15日
・回答方法 : インターネット調査(法人会員、個人会員他)
・回答数 : (不動産売買58、不動産賃貸55、ホームステージング業他122)
■主な調査内容※4
・ホームステージング実施後成約までの平均期間
・ホームステージングによる影響(ホームステージング前との比較)
(閲覧数、問合せ数、内見者数、内見時間、成約までの期間)
・ホームステージングにかけた平均金額
・ホームステージングを実施する基準
・ホームステージング実施件数(昨年比)
・VR(バーチャル)ホームステージングの導入と効果
ホームステージング実施後成約までの平均期間(売買)
ホームステージング実施後成約までの平均期間(賃貸)
ホームステージングにかけた平均金額(売買)
ホームステージングにかけた平均金額(賃貸)
ホームステージングを実施する基準(売買)
ホームステージングを実施する基準(賃貸)
ホームステージング実施件数(昨年比)
ホームステージングを実施している物件(共通質問)
調査回答者の業種
※1 日本ホームステージング協会では、快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。
※2 当協会が企画運営するホームステージャー認定講座の認定試験に合格して資格を取得した方です。
※3 不動産仲介業者150万人が加盟するアメリカ最大の業界団体で不動産業界を代表する活動をしています。
※4 構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
■組織概要
名称 : 一般社団法人日本ホームステージング協会
代表理事: 杉之原 冨士子
設立 : 2013年8月19日
事務局 : 〒135-0042 東京都江東区木場6-4-2 KIビル4F
電話番号: 03-6810-5708
URL :
https://www.homestaging.or.jp詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press