研究開発次世代拠点「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」を2023年4月8日(土)にオープンします(ニュースリリース)

大和ハウス工業株式会社

2023年3月17日 19時47分

大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)と西部ガスグループの西部ガス都市開発株式会社(本社:福岡市、社長:佐藤操)は、2023年4月8日、福岡市西区九大新町において研究開発次世代拠点「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」を開業します。



 「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」は、研究施設や商業施設、店舗、賃貸住宅で構成する複合研究開発次世代拠点です。
 敷地面積は3.1haで、研究開発棟にはレンタルラボ・レンタルオフィス約60室とコワークスペース、会議室、ラウンジなどを設置します。商業棟には書籍をはじめ、イベントスペースや飲食店も備えたライフスタイル提案型書店「九大伊都 蔦屋書店」が入居します。また、株式会社学生情報センターが管理運営する賃貸住宅棟は、約18平方メートル 、約20平方メートル 、約28平方メートル の家具・家電付きワンルームマンション(537戸)で、食堂や交流ラウンジも設置しました。
 当施設では、開業後も福岡市や九州大学などとの連携・協働を促進することで、産学官連携による研究開発・交流の拠点を創出していきます。

●「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」のポイント
1.大企業からスタートアップ企業まで様々な企業が利用できる研究開発棟
2.蔦屋書店やカフェなど休息時間を愉しめる商業棟
3.食を楽しむフードホール「ITO GRAND」
4.家具・インテリアのECサイト「LOWYA(ロウヤ)」初となる実店舗

●「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」について



 
 「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」は、九州大学の「伊都(いと)」キャンパスと、Lab(らぼ)は英語で研究室の略称。その中に商業施設や住居などの利便性を加える、という意味で「+(ぷらす)」を付けました。
 研究者や学生が交流しながら研究に集中できる環境を整え、九州大学と連携する企業の誘致につなげて新たな産業や事業の創出を図ることを目的にしています。


1.大企業からスタートアップ企業まで様々な企業が利用できる研究開発棟
 延床面積約9,000平方メートル の研究開発棟には、レンタルラボ32室とレンタルオフィス31室、コワークスペース、会議室などを設置します。大企業からスタートアップ企業まで幅広い業種・規模の企業が入居でき、様々な研究開発に対応できるよう、部屋の分割や拡張も可能です。レンタルラボは101.49~133.84平方メートル で、オフィスは40.08~163.41平方メートル としており、正晃株式会社が主体となって実験機器の共有や研究資材の共同購入など、持続的な研究活動の推進に向けたサービスの企画立案を行う予定です。
 また、九州大学の産学連携部門「オープンイノベーションプラットフォーム(OIP)」の入居が決定しており、研究開発棟に入居する企業との連携が見込めます。

2.蔦屋書店やカフェなど休息時間を愉しめる商業棟



 商業棟には休息時間や食事を楽しめるよう、ライフスタイル提案型書店「九大伊都 蔦屋書店」を設置します。
 「九大伊都 蔦屋書店」では、書籍や文具雑貨はもちろん、期間限定のポップアップストアでの商品販売や店内での子ども向けのイベント等を実施します。さらに、ベーカリー、学習塾、観葉植物店など8店舗が出店し、近隣住民の交流の場としても活用できます。


3.食を楽しむフードホール「ITO GRAND」



 店舗棟に入居するフードホール「ITO GRAND」には、炭火や薪火で焼き上げる肉料理のイタリアン「RODEO&cafe」や恵比寿の予約困難な和食店「米ル~土鍋ごはんとお万菜~」など8店舗が出店します。ルーフトップの「ITO SKY」ではバーベキューを楽しめるため、少人数はもちろん、大勢でのご利用も可能です。


4.家具・インテリアのECサイト「LOWYA(ロウヤ)」初となる実店舗
 物販棟には、株式会社ベガコーポレーションが運営する家具・インテリアのECサイト「LOWYA(ロウヤ)」初となる実店舗を開業します。店舗面積400平方メートル にソファやテレビ台、キッチンアイテム、デスクなどの家具や雑貨をご用意。学生はもちろんのこと、子どもから大人までそれぞれの成長に合わせて“自分らしい暮らしを見つけるきっかけ”になる売場やイベントを企画します。


●開発経緯
 福岡市では、西区九大新町のダイハツ九州株式会社所有地と市有地を活用し、九州大学と連携した次世代の研究開発拠点の形成を進めるため、2020年7月より「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」に係る事業者公募を開始。3グループの提案の中から、2020年11月に「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトにした、大和ハウス工業株式会社を代表とするグループが事業予定者に決定されました。2020年12月には、福岡市、ダイハツ九州株式会社、事業予定者の間で、事業の円滑な推進を図るため、本事業の実施に関する基本的な事項を定めた「基本協定書」を締結。2022年3月には、研究開発次世代拠点「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」を着工し、このたび、竣工・開業の運びとなりました。

●施設概要
所在地:福岡市西区九大新町5番1他
交通:JR筑肥線「九大学研都市駅」より昭和バスにて約9分、「産学連携交流センター」下車
敷地面積:31,224.68平方メートル
延床面積:28,296.86平方メートル
建物用途:商業棟、店舗棟、物販棟、賃貸住宅棟、研究開発棟
研究開発棟面積:9,177.58平方メートル
物販店舗棟面積:2,983.43平方メートル
店舗棟面積:1,375.31平方メートル
住居棟面積:14,837.28平方メートル
共用駐車台数:430台
事業主体:大和ハウス工業株式会社・西部ガス都市開発株式会社
施設管理:大和ハウスリアルティマネジメント株式会社
施工:上村建設株式会社、溝江建設株式会社
着工:2022年3月11日
竣工:2023年3月28日(予定)
開業:2023年4月8日(予定)

●施設構成






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2023年3月17日 19時47分

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