ポラテック九州(株)が 3 月 21 日より事業開始 プレカット木材 生産量日本一のポラスグループとして九州地域を積極展開

ポラス株式会社

2023年3月20日 14時47分

ポラスグループ ポラテック九州株式会社

ポラテック九州(株)(本社:佐賀県唐津市、代表取締役:中内 晃次郎)は、


2023年2月1日付リリースでお知らせしておりました、会社分
割(吸収分割)手続きが予定通り完了し、2023 年 3 月 21 日
ポラテック西日本(株)(本 社:滋賀県甲賀市)の九州地域のプレ
カット事業を承継し、事業を開始します。2017 年 7 月の佐賀工場(レインボーフィールド)開設から 5 年以上 が経過し、プレカット事業を通じて地域に根差したお取引先様のより一 層の支援と、ポラスグループ初の九州に本社を置く企業として、住宅産業及び地域への貢献を目指し、現地採用による人員拡充と佐賀工場での生産拡大に取り組んでまいります。


■ポラテック九州(株)について
<概要>



名 称 :ポラテック九州株式会社
本 社 :佐賀県唐津市佐志浜町4525 番地4
代表取締役:中内 晃次郎
資 本 金 :3000 万円
従業員数:76 名
<沿革> 2016 年8 月 佐賀県、唐津市と進出協定を締結
2017 年7 月 第一工場稼働(月産加工坪数能力 10,000 坪)
2021 年6 月 第二工場稼働(月産加工坪数能力 7,500 坪)合計17,500 坪
2022 年8 月 佐賀県知事より「佐賀さいこう企業表彰」受賞
2023 年3 月 ポラテック九州(株)事業開始

■ポラテック九州(株) 佐賀工場(レインボーフィールド)について
工場住所 :佐賀県唐津市佐志浜町4525 番地4(虹の松原ファクトリーパーク)
敷地面積 :74,178 平方メートル (約22,439 坪)
建物面積 :第一工場棟14,137 平方メートル (約4,276 坪)、第一事務所棟1,197 平方メートル (約362 坪)
第二工場棟14,181 平方メートル (約4,290 坪)、第二事務所棟 804 平方メートル (約243 坪)
生産能力 :(月産)構造材加工17,500 坪 羽柄材加工12,000 坪 合板加工8,700 坪
生産実績 :(2021 年度)構造材108,964 坪(約3200 棟)
※1 棟あたり 34 坪換算 羽柄材73,198 坪、合板44,697 坪
従業員数 :工場 42 名 構造設計 12 名 計54 名
供給地域 :福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、山口県等

■ポラスグループ及びポラテック(株)のプレカット事業について
ポラスグループ(本社:埼玉県越谷市、代表:中内 晃次郎)は戸建分譲住宅、分譲マンション、不動産仲介等の不動産事業と注文住宅の請負やプレカット事業を中心にグループ会社27 社からなる住宅メーカーです。
(2021 年度新築住宅供給戸数約4,077 戸・連結売上高2,800 億円)
グループ内の基幹会社の一つであるポラテック(株)及び関連 4 子会社では現在、6 ヶ所にプレカット工場を保有し、プレカット加工、供給量において、日本一(日刊木材新聞社調べ)となっています。生産したプレカット材の約1 割をポラスグループで使用し、約9 割を地域の建築・住宅会社様等へ販売しています。

■ポラテック(株) 概要
本 社 :埼玉県越谷市新越谷1-71-2
資本金 :4 億4000 万円
代表取締役 :中内 晃次郎
創 立 :1978 年8 月
従業員 数 :1035 名(2023 年2 月)
売 上 高 :1,007 億円(2021 年度)
生産実績 :2021 年度 ポラテック(株)及び関連3 子会社合計構造材(柱・梁等)1,253,521 坪(36,860 棟)(1 棟あたり 34 坪換算として) 羽柄材856,934 坪、合板674,727 坪
主な事業 :住宅の設計・建築・監理・請負業務、建築資材の購入、加工及び販売業、 建築資材及び機器の研究開発及び製造販売業、




■プレカット木材について
プレカット木材とは、木造住宅などを建築現場で施工しやすいように、柱や梁などの構造材、垂木・間柱・床材などの羽柄材や合板を、継ぎ手や仕口等接合部分の加工まで行ったもので、新設木造住宅の 90%以上で使用されています。プレカット木材は、高精度、短納期、木くずなどの現場の産業廃棄物の削減などのメリットが大きく、建築大工の高齢化や減少など、多くの課題を抱える地域の工務店や住宅メーカーにとって今や欠くことができない存在となっています。
また、社会的課題であるカーボンニュートラルの実現に向けて、国が推し進める森林資源利用の活性化や二酸化炭素排出抑制を目的として、建築の木造化を図る「ウッドチェンジ」により、従来鉄骨造、鉄筋コンクリート造が大半だった店舗やビル、商業施設など非住宅分野の木造化が促されています。
<ウッドチェンジの動き>
・日本政府の 「2050 年カーボンニュートラル宣言」(2020 年10 月26 日)
・国では、木造化を推進する「脱炭素社会の実現に資するための建築物等における木材の利用の促進に関する法律 (改正木促法)」を施行(2021 年10 月1 日施行)
・国、自治体、木材関係業者が協定を結ぶ「建築物木材利用協定」制度の創設(2021 年10 月1 日創設)

ウッドチェンジの流れは、人口減少等により新設住宅着工戸数減が予想される中、非住宅分野の木造建築において大きな成長が見込めます。当社では、地域の工務店や住宅メーカーがウッドチェンジの機会を掴んで成長できるよう、設計段階からサポートしていきたいと考えています。




■プレカット材について
●構造材とは、
家の骨組みの部分のことです。具体的には、土台・柱・梁 (はり)・桁(けた)・母屋(もや)などのことをいいます。

●羽柄材とは、
構造材を補う材料や下地材のことです。具体的には、垂木 (たるき)・筋交い(すじかい)・間柱(まばしら)・根太(ねだ) などのことを言います。

●合板とは、
床や屋根材の下地材等に使用します

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