~稼働中の工場を流動化~
CREアドバイザリー事業を手掛けるククレブ・アドバイザーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮寺之裕)は、CRE戦略※提案を通じて一般事業法人が保有する稼働中の工場を取得致しました。昨今、企業にとって最も重要な課題の一つとして「サプライチェーンの混乱」が挙げられていますが、ククレブ・アドバイザーズでは工場等の事業用不動産に対するソリューションを提供することにより、サプライチェーンマネジメントに関する課題解決のサポートに力を入れて参ります。
【サプライチェーンとは】
サプライチェーンとは、原材料の調達、加工、製造、輸送、販売、顧客サービスなど、製品やサービスを提供するために必要なすべての活動を含む、製造から消費までの商品の流れを指します。企業が製品を製造・提供するために必要な資源を効率的に管理し、コストを抑えて付加価値を最大化するためにはサプライチェーンマネジメントが重要となり、その中でも工場や倉庫等は製造業にとってサプライチェーン上の心臓とも言える重要な役割を持つとともに、不動産の観点でも金額や規模が大きくなりがちであることからサプライチェーンマネジメントにおいて大きな位置付けを占めるものの一つです。
本案件は、M&Aによる経営体制の変更に伴い、第三者に対する賃貸状態になっていた工場の売却ニーズに対して、ククレブ・アドバイザーズがCRE戦略提案を行うことにより工場の土地および建物を取得した案件となります。世の中には、オフィス、住宅、商業施設、物流施設など様々な不動産に投資・運用を行うプレーヤーが存在しますが、工場を取り扱うプレーヤーはほぼ存在しない状況であり、今回のような生産活動を行っている稼働中の工場を取得し、運用を行うことは画期的な取り組みとなります。ククレブ・アドバイザーズは、本案件の取り組みを通じて企業のサプライチェーンの維持・運営に貢献して参ります。
国土交通省によると、日本国内における工場は高度経済成長期からバブル期にかけて建設されたものが多く、国内に存在する工場の6割以上が築30年以上経過した建物であると言われています。そうした中、コロナ禍以降企業を取り巻く経済環境が大きく変化し、その変化スピードも著しく上昇しており、サプライチェーンの見直しなど、拠点戦略(CRE戦略)の柔軟性が求められていますが、その一方で、土地価格および建築費の高騰などの影響により、企業の拠点戦略実行の難易度は高まっている状況です。企業によっては、第三者が利用していた既存の工場を居ぬきで購入・活用することで、単純なスクラップ&ビルドではなく既存のストックを活用するような事例も出てきていますが、今後も工場および事業用不動産に関するニーズや課題は益々増加・複雑化していくことが考えられます。
【工場・事業用不動産を取り巻くニーズ(例)】
・M&Aの際に事業は買収したいが不動産は保有したくない(今回事例)
・老朽化した工場の移転先を探すが、土地取得競争が激しい上に建築費が高騰してなかなか移転できない
・サプライチェーンの混乱により原材料の調達が不安定になっており、工場や倉庫等の拠点を分散したい
・変化の激しい時代、いつ海外に拠点を移すか分からない中で、膨大な投資をして工場を自ら所有することにリスクを感じる
ククレブ・アドバイザーズは、工場をはじめとする事業用不動産に関する長年の経験・ノウハウ、そして不動産テックなどの新しい技術を活用し、ソリューションを提供することで、『全ての企業用不動産へのソリューションを通じて、日本の経済・産業に貢献する』という経営理念の実現に向けて事業を進めて参ります。
※CREとは
CREとは、Corporate Real Estateの略で、民間企業が保有・利用する不動産のことを指し、その最適な保有・利用方針を経営戦略・財務戦略と合わせて日頃から検討し、然るべきタイミングで戦略性を持って実行することを「CRE戦略」と言います。
<工場案件に関するご相談>
ククレブ・アドバイザーズ株式会社 営業本部 E-mail:info@ccreb.jp
<本リリースに関するお問い合わせ>
ククレブ・アドバイザーズ株式会社 経営企画本部 E-mail:ir@ccreb.jp
❒ククレブ・アドバイザーズ株式会社について
設 立:2019年7月
所 在 地:〒101-0047
東京都千代田区内神田一丁目14番8号 KANDA SQUARE GATE 8F
資 本 金:400,000,350円(資本準備金含む)
事業内容:AI・IoT を活用した CRE 営業支援ツールの企画・開発・販売、
CRE アドバイザリー業務、コンパクト CRE 不動産投資・開発業務等
サ イ ト:
https://ccreb.jp/ 以上
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