土地活用事業を展開する株式会社ランドピア(本社:東京都中央区 代表取締役:吉田 篤司、以下 ランドピア)は、八潮市の受動喫煙防止対策の一環として、埼玉県内で初めて当社の「バリアフリー喫煙コンテナ(R)※1」を採用した「八潮駅前交番裏喫煙所」が、2023年4月1日(土)にオープンすることをお知らせします。
八潮駅前交番裏喫煙所 外観
ランドピアが設計・販売する「喫煙コンテナ」は、コンテナを活用した喫煙場所です。従来、屋外の喫煙場所はパーテーションで区切られただけのものが主流だったため、たばこの煙や臭いが喫煙エリア外に流れ出てしまう問題がありましたが、「喫煙コンテナ」の場合、独立した建物のため喫煙者と非喫煙者の接触が無くなり、受動喫煙問題解消の一助となります。
2020年4月、改正健康増進法および受動喫煙防止条例の全面施行を受け、たばこの分煙環境整備の対策として、自治体からの「喫煙コンテナ」の需要が高まっています。このたび八潮市で新たに採用されたことで、自治体への当社の「喫煙コンテナ」導入は、埼玉県内では初、全国では計24か所となります。(4月中オープン予定含む)
■「喫煙コンテナ」導入の背景
八潮市は、平成21年(2009年)に施行された路上喫煙防止条例を受け、駅周辺を路上喫煙禁止エリアとし、パーテーション式喫煙所を設置していましたが、パーテーション式ではたばこの臭いや煙が周囲に流れ出てしまうため、通行者や妊婦の方からのクレームが相次いでいました。市では喫煙所の移設や撤去を検討しましたが、移設場所もなく、また撤去をしてしまうと喫煙者と非喫煙者の共生が実現不可能になるため、対策についてお悩みを抱えていました。
そこで、これらの課題や悩みを解決すべく、今回「バリアフリー喫煙コンテナ」を設置する運びとなりました。
■最小限のスペースでバリアフリー対応まで実現
ランドピアの「バリアフリー喫煙コンテナ」は、出入口下部の梁を無くすことで床面を下げ、階段や長いスロープを設けることなく設置することが可能です。そのため、最小限のスペースでも設置することができ、加えてバリアフリー対応のためより多くの方にご利用いただけます。また、喫煙所内に“喫煙室用脱臭機”を設置することで、喫煙所周辺に煙や臭いの排出をなくすことが可能となりました※2。
八潮市環境リサイクル課の秋山様は、「これまで受動喫煙防止対策について色々と試行錯誤をしてきましたが、設置場所の選定や、受動喫煙防止の点から、すぐに全ての課題を解決することが難しく、悩みを抱えていました。そのような中、『喫煙コンテナ』の存在を知り、『喫煙コンテナ』であれば、市が抱えている課題を解決することができるのではないかと考え、今回導入する運びとなりました。喫煙室用脱臭機が設置可能であることと、バリアフリー対応であることが大きな決め手となりました。『喫煙コンテナ』を導入することで、喫煙者と非喫煙者の共生が実現できると考えています。今後も喫煙者にとっても非喫煙者にとっても、快適で暮らしやすいまちづくりに努めてまいります。」とコメントを寄せています。
ランドピアは、「喫煙コンテナ」ビジネスを広めることによって、今後も自治体をはじめとする公的機関や公共施設等での受動喫煙防止対策のサポートに努めてまいります。
※1 ランドピアは2022年11月に、「喫煙コンテナ(R)」の入り口の段差をなくしたバリアフリー構造について「躯体ユニット及び簡易構造物」の特許を取得しました。
※2 たばこ4本燃焼後の室内の臭い成分は9分で99%除去される(メーカー調べ)
■喫煙コンテナについて
「喫煙コンテナ」は、喫煙場所を“建てる”のではなく、“置いて”設置するため、開設までの費用と時間を削減できるのが大きな特長です。また従来、屋外の喫煙場所はパーテーションで区切られただけのものが主流だったため、たばこの煙や臭いが喫煙エリア外に流れ出てしまう問題がありましたが、「喫煙コンテナ」の場合、独立した建物のため喫煙者と非喫煙者の接触が無くなり、受動喫煙問題解消の一助となります。
自治体への「喫煙コンテナ」導入は、計24か所(4月中オープン予定含む)となります。
喫煙コンテナ:
https://www.landpia.co.jp/kitsuen-container/■ランドピアについて
株式会社ランドピアは“不動産の有効利用を通じて、活力ある経済社会の実現に貢献する”ために、遊休地、ビルの空室といった不動産を価値あるスペースとして有効活用することを専門としております。
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