大和企業、大阪梅田に新コンセプト型木造商業ビル「KITOCLASS(キトクラス)」を 2023年5月にオープン。

大和企業株式会社

2023年4月10日　12時17分

国内外で注目の“ビオトープのある暮らし”を創造

大阪を拠点に、多彩な新感覚の飲食店をプロデュースする大和企業（大阪市北区　https://daiwa-kigyo.jp）は、2023年5月、大阪梅田の繁華街、観光スポットとしても知られる曽根崎お初天神通り商店街の一角に、新しく木造商業ビル「KITOCLASS（キトクラス）」をオープンいたします。

■KITOCLASS（キトクラス）について
KITOCLASSは、SDGs（持続可能な開発目標）・脱炭素社会の実現に社会的関心が高まるなか、再生可能な循環資源である「木材」を使用した、3階建ての「木造建築物」です。
以前は耐火・耐震性の観点から、木造といえば戸建て住宅が一般的でしたが、技術のめざましい発展により、国内でも大型建造物に採用されるなど、その価値が大きく見直されました。
木材は鋼材に比べ、CO2排出量が約43分の1と圧倒的に少なく、地球温暖化防止に貢献します。さらに成熟した木材を使用することで、森の若返りやCO2の吸収量アップに繋がり、ひいてはSDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」の取り組みに通じています。

KITOCLASSの特徴は「木造」のみに留まりません。昨今、国内外で注目されている「BIOTOP（ビオトープ）のある暮らし」を創造するプロジェクトでもあります。
BIOTOPとは「動物や植物が安定して生活できる生息空間（生物生息空間）」を示します。KITOCLASSは、ビルを「大きな1本の樹」に見立て、樹のなかで安心・快適に人々が活動できよう、外観・内装・安全対策など、デザインから機能面に至るまで様々な環境配慮を施しています。

様々な建物が密集し、人が多く行き交う市街地で、これから真に必要とされる商業ビルへ。KITOCLASSは、新たなスモールビル建築の概念を表現した、新しいランドマークとなることを目指します。

■建築概要
名称：KITOCLASS （キトクラス）
所在地：大阪市北区曽根崎2丁目16番26号
（大阪メトロ谷町線東梅田駅徒歩約1分、御堂筋線梅田駅徒歩約2分、阪神梅田駅徒歩約3分、阪急大阪梅田駅徒歩約5分、JR大阪駅徒歩約5分）
用途：1階：店舗（コンビニ）、2-3階：事務所（1テナント）
事業主：大和企業株式会社
設計・監理：株式会社東急設計コンサルタント
施工：株式会社今西組

敷地面積：179平方メートル
建築面積/建蔽率：143平方メートル / 79%（許容100%）
延床面積/容積率：374平方メートル /203％（許容327%）
構造規模：木造　地上3階建
高さ：11.1m
階高：1階3.8ｍ、2-3階3.2ｍ
道路幅員：5.4ｍ（商店街ｱｰｹｰﾄ゛付）、1.4ｍ（附則5項道路）
地域地区：商業地域　防火地域

■仕様
[主な外部仕上]
屋根：アスファルトルーフィングの上カラーガルバリウム鋼板
外壁：KMEW SOLID typeF（窯業系サイディング）
建具：アルミサッシ・ステンレスサッシ・スチールサッシ
外構：タイル張・コンクリート洗出し
テラス：ウッドデッキ

[主な内部仕上]
事務室：床/無垢フローリング張　壁/珪藻土ペイント仕上　天井/直天井の上杉突板張
柱型梁型/杉板シート張
1階EVホール：床/タイル張　壁/珪藻土ペイント仕上　天井/杉突板張
店舗：床/コンクリート直押さえ　壁/強化石膏ボード表し　天井/直天井（強化石膏ボード表し）

[設備概要]
電気設備：店舗部/高圧引込、事務所部/低圧引込
空調設備：空冷ヒートポンプエアコン
衛生設備：直結給水方式、合流式排水方式
防災設備：消火器、自動火災報知設備、避難器具、誘導灯
昇降機：小規模建物用小型エレベーター1基

■入居予定
1F：ローソン
2F：株式会社東急設計コンサルタント　西日本支店
3F：株式会社東急設計コンサルタント　西日本支店