日本トレンドリサーチ・地震対策に関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、テレネット株式会社と共同で「地震対策」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■自宅での地震対策、していますか?
大きな地震が起きた際、その揺れによって火災や倒壊などさまざまな災害を引き起こします。
いつ来るか分からないからこそ日々の地震対策は欠かせませんが、具体的に何をすればいいのか分からない方も少なくないでしょう。
ということで今回は、テレネット株式会社と共同で、全国の男女1000名を対象に「地震対策」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(
https://trend-research.jp/18510/)へのリンク設置
・テレネット株式会社(
https://telenet.co.jp/)へのリンク設置
「災害に備えて家族間で話し合っていることに関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年6月12日 ~2023年6月15日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1000サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:あなたは自宅で「地震対策」をしていますか?
質問2:自宅で行っている地震対策として、当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答可)
質問3:「その他」は、どのような対策をしているか教えてください。
質問4:その対策や備えを行っている理由を教えてください。
質問5:大地震が起きた時に一番不安なことは何か、当てはまるものを選んでください。
質問6:「その他」は、どのようなことが一番不安か教えてください。
質問7:それが一番不安だと思う理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■39.8%が、自宅で地震対策を「している」
まずは、自宅で「地震対策」をしているか聞いてみました。
39.8%の方が、自宅で「地震対策」をしていると回答しています。
また、自宅で行っている地震対策として、当てはまるものをすべて選んでもらったデータが以下の通りです。
もっとも多かったのが「家具類の転倒・落下防止」で74.4%、次いで「非常用品の備え」が67.8%という結果になりました。
その対策や備えを行っている理由を聞いてみたので紹介します。
「家具類の転倒・落下防止」その対策や備えを行っている理由は?
地震で食器棚が倒れそうだったので(40代・女性)
食器棚が倒れると、食器が割れて散乱し危険だと思うから。(50代・男性)
部屋が狭いので、背の高い家具が多い(50代・女性)
倒れたら困るから(40代・男性)
前回の地震で家具が倒れたから。(60代・男性)
タンスの下敷きで圧死したくないため。(50代・女性)
最近地震が多く心配だから(40代・男性)
食器棚や背の高い家具などが倒れて危険を感じた方も多いようです。
ほかの対策や備えを行っている理由についても、下記にてご紹介します。
「非常用品の備え」その対策や備えを行っている理由は?
一週間分の食料と水があれば、生存率が上がると思うから。(40代・男性)
いざという時必要だから(50代・女性)
大地震を経験したから(40代・男性)
万が一の災害に備え困ることがないように気をつけている(50代・男性)
「地域の防災マップ確認」その対策や備えを行っている理由は?
避難は重要(40代・男性)
安全確保等のため(50代・男性)
大切だから。(40代・女性)
「家族間との話し合い」その対策や備えを行っている理由は?
いざと言う時に行動できるため(20代・女性)
備えあれば憂い無しの考え(50代・男性)
■大地震が起きた時に一番不安なことは?
続いて、大地震が起きた時に一番不安なことは何か聞いてみました。
45.4%とおよそ半数近くの方が「家族の安否」がもっとも不安だと回答しています。
ちなみに「その他」では「ペットの安否」という回答も多くありました。
それが一番不安だと思う理由を、それぞれ具体的に聞いてみたので紹介します。
「家族の安否」それが一番不安だと思う理由は?
命がいちばん大切(60代・男性)
家族が一緒にいない時安否が不安。家族が居ないと寂しい。(50代・女性)
何よりも家族が大切だから。(50代・男性)
とにかく家族が怪我がなく無事でいてくれることが第一だと思っている(40代・女性)
他の物は何とかなるが家族は何かあったら、何ともならないと思うから(50代・男性)
一人でやっていける自信がないから(40代・女性)
災害時は安否確認の手段が限られるから。(30代・女性)
「家族の命が何よりも大事」や「自分よりも家族の命が大事」といった意見が多く見られました。
ほかの「不安だと思う要素と理由」についても、下記にてご紹介します。
「電気・ガス・水道などインフラの停止」それが一番不安だと思う理由は?
生活する上で必要だから(30代・男性)
電気、水などの供給が断たれて生活が不自由になるのが不安(50代・女性)
インフラが止まってしまうと回復までに時間がかかるから(30代・女性)
体が弱いので暑さ寒さなど対策できないと苦しいから(50代・女性)
寝たきりの母が生きていけないから(50代・女性)
「建物の倒壊」それが一番不安だと思う理由は?
逃げる間もなく建物が崩壊したら意味ないから(30代・女性)
今住んでいるところは、木造ですぐ倒壊しそうだから(20代・女性)
自分の住処が倒壊してしまうと以後住む場所がなくなり生活に困るので。(30代・男性)
自宅が築50年ほどで古いので。以前の大きな地震で壁にひびも入っているので。(30代・男性)
「食料や物資不足」それが一番不安だと思う理由は?
長持ちするような食料を備蓄していないから。(10代・女性)
ご飯がないと生きてけないから(20代・女性)
こどもが二人いるので足りるか心配。(30代・女性)
復旧は簡単ではないと思うから、住む場所や食料のことが一番気になる。(40代・女性)
「無事に避難できるか」それが一番不安だと思う理由は?
マンションの7階に住んでいるから。(10代・女性)
いつどこで地震に遭うか分からないから(20代・女性)
海沿いに住んでいるので津波とかが怖い(30代・女性)
建物や食べ物より一番は命だから、すぐに逃げられるか、安全ない場所はどこかが一番重要だと思うからです。(30代・女性)
大地震はいつ来るか予測がつかないので、自宅でいくら準備していても“その時どこにいるか”で行う行動は大きく変わりそうです。
■まとめ
今回は、地震対策についての調査を行い、その結果について紹介しました。
39.8%の方が「自宅で地震対策をしている」と答えており、その内容は「家具類の転倒・落下防止」や「非常用品の備え」などが多く挙げられていました。
自然災害をはじめ、地震はいつ起きるか分からないもの。
いざという時に被害を最小限に抑えるためにも、まずはできることから地震対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
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Tel:0265-26-1855
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