株式会社アスコット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中林毅)は、DX推進によるビジネス価値創出の一環として取り組んできた「見える化」プロジェクトについて、2023年6月23日(金)、サービス提供元であるワークデイ株式会社(以下、「ワークデイ」)が主催の「Workday Elevate(R) Tokyo 2023」にて発表したことをお知らせいたします。
本イベントは、激しいビジネスの変化と競争に立ち向かうためにワークデイのソリューションを活用して先進的な取り組みをしている事例について紹介するものです。4年ぶりに対面形式で開催された本イベントでは総勢11社が登壇し、当社は、財務、会計、経営企画部門のカスタマーセッションにおいて「見える化」プロジェクトリーダーの佐々木拓也が講演しました。
登壇の様子
■当社登壇のハイライト
・貸借対照表を含む財務計画
当社はWorkday Adaptive Planningを活用し、PL(損益計算書)やCF(キャッシュフロー決算書)だけでなくBS(貸借対照表)も含む予測財務諸表の自動作成やシミュレーション機能の実装を実現。特に不動産開発事業はプロジェクト期間が長く、会計年度毎のPL・CFのみでは棚卸資産や資金調達の状況が現れないため、会社の現状把握と今後の施策立案に必須のBS作成を最重要要件としました。
・複雑な不動産開発事業の財務計画の作成
不動産開発事業はプロジェクトごとのユニーク性が高く、スキーム、費目、スケジュール等多面的であり、モデル化の難易度が高い他、会社単位での消費税の納付や還付等の計算も複雑であるため、汎用化できるよう計算ロジック、データの取り込み方を工夫し、最終的にシステムのローンチを実現しました。
・数値分析・シミュレーションの簡易化
従来販売価格やスケジュールの変更などが発生した場合、プロジェクト毎の収支表を修正する必要がありましたが、各数値をデータベースに格納し計算ロジックをシステム内に持たせることで、大幅な工数削減のほか、人的ミスの予防にも繋がり、より迅速かつ正確に外部内部要因による経営インパクトを試算することが可能になりました。
■アスコットのDX推進
当社は「アスコット×DX」戦略を策定し、2022年7月に経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得しております。本件は、その中の「事業管理データ等の一元化・見える化」と「データに基づく経営判断の精度向上」に向けた取り組みとなります。今後もDX推進を通じて、業務最適化や生産性の向上を目指し、ビジネスモデルの多様化や新規事業の推進に努めてまいります。
DXの取り組みについて:
https://ascotcorp.co.jp/upload/dx02.pdf■株式会社アスコットについて
アスコットは、創業以来20年以上にわたり培ってきたデザイン性*と品質に優れた物件開発力、そして国内外のネットワークを活用し、グローバル・スタンダードのライフスタイルに合わせた上質な不動産サービスの提供を目指す不動産価値創造のプロフェッショナル集団です。
*7年連続・通算21件、グッドデザイン賞を受賞しています。(2023年7月現在)
経営理念
【Purpose/存在意義】 人と社会、環境との共生と調和を実現する
【Vision/ありたい姿】不動産価値創造のプロフェッショナル集団
【Credo/信念】空間は、もっと人の力になれる。
【Value/価値観】 革新と挑戦/顧客への寄り添い/社会貢献
【ISM/行動指針】 考え抜く/やり切る/力を合わせる
「経営理念」詳細はこちら:
https://ascotcorp.co.jp/corporate/「中期経営計画」はこちら:
https://ascotcorp.co.jp/ir/経営理念
所在地 :東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル5F
設立 :1999年4月
代表者 :代表取締役社長 中林 毅
資本金 :10,867百万円
事業内容:・不動産開発事業(マンション、オフィス、商業施設、物流施設等)
・不動産賃貸事業(バリューアップ含む)
・不動産ファンド事業
・その他、各種不動産に対する投資、賃貸管理、仲介等
主要株主:・中国平安保険グループ
・SBIホールディングス株式会社
アスコット公式サイト :
https://ascotcorp.co.jp公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCIAb7ub0BHgLb__qjTG8I6Q詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press