茶山台団地スマートエイジング拠点の運営事業プロポーザルを実施
大阪府内において公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)を提供する大阪府住宅供給公社(本社:大阪市中央区、理事長:山本 讓、以下、「公社」)は、茶山台団地(堺市南区)において、地域に根差した活動の発展を目指し、空き家を活用した健康や医療に関する常設拠点を運営する事業者の公募を本日より開始します。
■背景
茶山台団地では、大阪府が進める「スマートエイジング・シティの具体化」施策の一環として、連携協定を結ぶ社会医療法人生長会、帝塚山学院大学、公社の三者により、平成28年10月から『まちかど保健室』を定期的に開催しています。『まちかど保健室』では、地域のコミュニティ活性化や健康寿命延伸を支援するため、健康・医療・介護・子育てをテーマとして、健康測定や健康講座等のイベントを実施してきました。開催を通して、現在ではリピーターを中心に平均参加者数が30名程度となり、地域住民に好評を得ているため、地域に根差した活動のさらなる発展を目指し、団地内空き家を活用した、健康や医療に関する常設拠点を設置します。また、このスマートエイジング拠点設置事業は、国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業(※1)」としても認められています。
本プロポーザルにおいては、スマートエイジング拠点にて地域密着型の生活支援サービスを提供し、また、『まちかど保健室』の他、茶山台団地にて既に展開されている各種団地再生事業との連携等、地域コミュニティ活性化や地域住民の健康増進に向けて積極的に取り組む事業者の参加を期待します。
▽募集要項はこちらで公表しています。
https://www.osaka-kousha.or.jp/x-whatsnew/2023-07-12_chayamadai_smart_aging/index.html▽公社の団地再生の取り組みについてご紹介する『響きあうダンチ・ライフ』サイト
https://danchi-renovation.com/(※1)「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」とは 高齢者、障がい者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取組を実施する民間事業者を公募し、学識経験者からなる評価委員会を経て、先導性が認められたプロジェクトを支援するもの。
■事業概要
茶山台団地スマートエイジング拠点について、以下に記載する提案条件と賃料を踏まえた運営事業の提案を募集します。
プロポーザルで選定した事業者とは、団地再生に係る事業連携協定と、拠点の定期賃貸借契約を締結する予定です。
<提案条件>
茶山台団地内の空き家(45.84平方メートル )を活用したスマートエイジング拠点を賃借し、健康寿命延伸を目的とした生活支援サービス等の独自事業を提供すること。
週2日は「まちかど保健室」「出張オークカフェ(※2)」に部屋を譲与し、これらのイベント及びその他茶山台団地で活動する事業者と連携を図ることのできる事業者の参加を求めます。
< 賃料等 >
拠点の賃貸借に係る費用は、コミュニティ支援等事由により、賃料の減額による支援を行います。
[参考]支援適用後賃料 住戸:14,025円 駐車場:3,222円 (いずれも税込)
(※2)茶山台団地近隣で、社会福祉法人よしみ会が運営する地域密着型特別養護老人ホーム「グランドオーク百寿」に併設する、コミュニティカフェ(
http://www.grand-oak.jp/ )が団地で出張カフェを開催します。
■今後のスケジュール(予定)
2023年 7月12日(水) 募集要項公表・申込受付開始
7月21日(金) 現地確認会開催
7月31日(月) 応募締切
8月 3日(木) 選定結果通知
10月 1日(日) スマートエイジング拠点運営開始
■茶山台団地 概要
所在地︓堺市南区茶山台2丁1番・2番 住戸専有面積 ︓ 44 .98m² ~ 91 .68m²
総戸数︓924 戸 入居開始 :1971年 4月
構造 ︓鉄筋コンクリート造 5階建アクセス:泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅より徒歩約10分
◆大阪府住宅供給公社 概要
代表者 :理事長 山本 讓
所在地 :大阪市中央区今橋2丁目3番21号
事業内容 :公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)等の管理・運営事業
ウェブサイト:
https://www.osaka-kousha.or.jp/ 大阪府住宅供給公社は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
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