地産の竹でできた灯籠が防災経路を優しく照らす電通大学生企画の団地内夏祭りイベントを初開催！

大阪府住宅供給公社

2023年7月12日　18時17分

～2023年8月5日（土）10時より＠香里三井団地～

大阪府内において公社賃貸住宅SMALIO（スマリオ）を提供する大阪府住宅供給公社（本社：大阪市中央区、理事長：山本讓、「以下、公社」）は、香里三井団地（寝屋川市）において、大阪電気通信大学（寝屋川市、学長：塩田邦成、「以下、電通大」）の学生が主体となって、住民の方々と地域コミュニティ活性化に取り組む『ニコニコのデザイン』プロジェクトの一環として、2023年8月5日（土）に地産の竹を生かした夏祭りイベントを開催することをお知らせします。

■背景―三井が丘周辺地域の地域活性化と『ニコニコのデザインプロジェクト』―
　寝屋川市三井が丘周辺地域では、人口減少、高齢化に伴う地域の活力低下や利便施設の不足、住宅・施設の老朽化などの課題に直面しています。そのため公社では、香里三井エリアをまちづくりに関する事業を展開する重点地区として位置づけ、電通大と寝屋川市(市長：広瀬慶輔）の3者で「住まい、まちづくりに係る連携協定」を締結しました。国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」（※）に選定された『ニコニコのデザイン』プロジェクトでは、寝屋川市と連携しながら、このエリアに立地する香里三井団地を電通大の学生に実学の場として提供し、地域コミュニティの活性化等団地再生に取り組んでいます。
　当プロジェクトでは、学生のアイデアを生かしたイベント開催やフィールドワーク、アンケート調査等を行い、また、学生自身も団地に住みながら住民目線でできることを考え、住民の方々を笑顔にすることを目標に活動を展開していきます。

＜ニコニコのデザインプロジェクトウェブサイト＞
https://nikoniko.danchi-renovation.com/
＜団地再生事業に関するウェブサイト　響きあうダンチ・ライフ＞
https://danchi-renovation.com/

■住民の要望を学生が形にしたイベントを開催
　本イベントは、今年3月に開催された「団地のミライ提案の会」で住民の方と学生さんが団地の未来について話し合った際の、「防災経路を灯籠で照らすイベントを行なえば、目にも楽しく、経路の周知にも繋がり、防災啓発にもなる」という提案を元に生まれました。学生さん方が主導して企画し、地産の竹を使った灯籠のデコレーションや手作りの竹馬等で遊ぶイベントを子どもたち向けに行います。キッチンカーやカフェコーナー、ミニ縁日も開催され、団地の中で小さな夏祭りを体験できます。夜には、学生が作成した竹のモニュメントをゴールに、子どもたちが飾りつけをした竹灯籠を団地内防災経路に設置し、点灯式を行います。点灯式の様子はSNSでも配信するため、多くの方に美しい夏の夜の景色を楽しんでいただけます。(イベント企画内容の詳細については、別紙参考資料をご覧ください。)
https://prtimes.jp/a/?f=d19188-227-565d907e9b7385bb5dc5bf65f2f98932.pdf

■開催概要　
日時：2023年8月5日(土）
　　　　　　　昼の部(ワークショップ等)　10時～13時
　　　　　　　夜の部(点灯式)　　　　　 19時～20時
　　　　　　　（悪天候による警報発令時：2023年8月19日（土）の同時刻に延期）
開催場所：香里三井団地　集会所・広場周辺

■香里三井団地の概要
所在地 ︓寝屋川市三井が丘１丁目１番他　　　　住戸専有面積 ︓ 44.58平方メートル～89.16平方メートル
総戸数 ︓336　戸　入居開始　：1969年2月
構造︓鉄筋コンクリート造 5階建　交通　　　　 ︓「三井団地」バス停まで徒歩約1~5分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京阪本線「香里園」駅までバス約13分

（※）「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」とは高齢者、障がい者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取組を実施する民間事業者を公募し、学識経験者からなる評価委員会を経て、先導性が認められたプロジェクトを支援するもの。