~不動産クラウドファンディングプラットフォームの提供を通じた、地域の不動産証券化の担い手育成支援~
株式会社フィル・カンパニー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金子麻理、証券コード:3267 東証プライム)は2023年7月19日(水)に東京ビッグサイトにて開催された「不動産テックピッチコンテスト2023」の本選に弊社戦略事業本部地方創生室長の大森が登壇しましたのでお知らせいたします。
今回の本選では1次選考を通過した選抜5社による、自社サービスについての7分間のプレゼンテーションが行われ、株式会社フィル・カンパニーは「フィルまちづくりファンディング」についてご紹介いたしました。
なお「フィルまちづくりファンディング」は2023年度中にサービス開始を予定しております。
発表サービス概要
<フィルまちづくりファンディング>
不動産クラウドファンディングプラットフォームの提供を通じた、地域の不動産証券化の担い手育成支援。
主に地方の建設業者、不動産業者がターゲット。自社ではクラウドファンディングのシステム構築が難しい、もしくは安定した商品リリースができず投資家獲得のための効率的な広告宣伝費負担ができない先とクラウドファンディングシステムを共有し、不動産特定共同事業法(※)のライセンス取得、体制構築、案件組成、マーケティングサポート等の支援も含めたパッケージを提供します。
(※) 複数の投資家が出資を行い共同事業として不動産を取引・運用し収益を分配する「不動産特定共同事業」に関する日本の法律のこと
サービス開発の経緯
弊社は駐車場の上部空間を活用し駐車場+空中店舗を開発するフィル・パーク事業と、車2台が横並びで駐車可能なガレージ付き賃貸住宅を開発するプレミアムガレージハウス事業を展開し、未活性空間の価値の最大化を実現しています。一般の地主様と当社開発案件を購入する投資家様以外の接点を増やすための不特法事業に参入し、クラウドファンディングの活用を検討しました。不特法のライセンスを取得している事業者には、投資家の募集は任せたい先や、地方の事業者の多くは投資家募集の経験がなくクラウドファンディングの導入に不安を抱えている先が多かったため、当社のプラットフォームを共有し、ファンド組成と投資家募集を分業し、地域の不動産証券化プレイヤーを支援し、地域の事業者によるまちづくりを実現するべくサービスを開発しました。
審査員コメント
「地方の問題への課題意識は皆持っている。ただ、そこに尻込みをしている現状であり、きちんと正面切って入っていこうという会社はなかなかいない。今回のサービスは資金調達という文脈でも見られている点が面白く、単なる不動産というよりはそういう局面でこの取り組みが実を結んでいけば社会的価値が大きいのではないか。」
■「不動産テックピッチコンテスト2023」概要
主催:全国賃貸住宅新聞社×一般社団法人不動産テック協会 共催イベント
開催日時 :2023年7月19日(水)13時30分
開催場所 :東京ビッグサイト西ホール・アトリウム 特設セミナー会場
募集対象 :不動産テックサービス全般
本選登壇社数:5社
公式サイト:
https://zenchin-fair.com/archives/3768概要:不動産テックサービスにスポットライトをあて、社会課題の解決やその先の未来に
ついて、開発企業が自ら語るコンテストです。
■株式会社フィル・カンパニー会社概要
株式会社フィル・カンパニーは、「Phil=共存共栄」を企業理念として、土地オーナー・入居者・地域に とって三方良しとなる企画である「空中店舗フィル・パーク」およびガレージ付賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」など空間ソリューション事業を展開。創業当初からSPACE ON DEMAND(今の世の中の需要にあった空間づくり)をコンセプトとして、社会課題である「未活性空間の増加」に対してさまざまな事業を展開しています。
<会社概要>
会社名:株式会社フィル・カンパニー
事業内容:「空中店舗フィル・パーク」等、空間ソリューション事業
設立:2005年6月3日
URL:
https://philcompany.jp/ (コーポレートサイト)
https://philpark.jp/(「空中店舗フィル・パーク」サービスサイト)
https://premium-garage.co.jp/(「プレミアムガレージハウス」サービスサイト)
代表者:金子 麻理
所在地:104-0045 東京都中央区築地三丁目1-12 フィル・パークTOKYO GINZA Shintomi Lab.
資本金:7億8,964万7,000円(2022年11月30日現在)
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