うなぎの寝床 愛媛大洲店での営業スタートしました!

株式会社うなぎの寝床

2023年7月31日 18時17分

「うなぎの寝床」が九州ではない、愛媛県大洲市という地域に拠点を構えました。

ものづくりを通して、それぞれの土地性や歴史、風土、文化を知り、考えるきっかけが生まれるように四国や瀬戸内を中心としたものづくりを伝える場をつくります



詳細:https://unagino-nedoko.net/archives/48510/

地域文化商社うなぎの寝床(福岡県八女市)が運営する愛媛県の新店舗「うなぎの寝床 愛媛大洲店」が7月29日(土)より営業スタートしましたので、その様子や商品について詳しくご紹介をいたします。


四国瀬戸内のものづくりを伝える




愛媛大洲店では、四国や瀬戸内を中心としたものづくりを伝える場をつくります。
ものづくりを通して、それぞれの土地性や歴史、風土、文化を知り、そして考えるきっかけが生まれるようにしていきます。商品構成としては四国や瀬戸内のものを軸にしながらと考えていますが、これまでうなぎの寝床が活動してきた九州やその他の地域のものづくりも扱うことで、それぞれのものづくりを見比べたり、異なる部分や類似している部分を比較することで、それぞれのものづくりをより深く理解していければとも考えています。

有田焼と砥部焼の歴史とは、香川のうちわと熊本のうちわの関係性とは、今治でなぜタオル作りが盛んなのか、香川が手袋産地なのはなぜか、などなどものづくりを通して見えてくることがたくさんあります。また、一つ何かを知るとそれが次の何かを知るきっかけとなり、その点が次々に広がっていきます。一点一点をそれぞれ深く知っていくことはとても大事ですが、同時に点と点の繋がり、広がりの中から知ること、見えるものもうまれていきます。

「うなぎの寝床」が愛媛県大洲市という、九州ではないこの地域に拠点を構えることで、どういったことを知り、どんな繋がりを発見できるのか。まだまだ知らないことばかりの新しい土地での活動を楽しみにしています。これからみなさんと一緒に愛媛や四国、瀬戸内、そして日本のものづくりや土地、歴史について知り、考えていきます。



四国や瀬戸内を中心としたものづくりをどのようにみながら商品を選定しているか、その一部をテーマで 分けて少しご紹介していきます。

織物
タオルもしじらも織物

木綿の織物でも糸や織り組織が変われば、タオルやしじら織、帆布、デニムになります。木綿の特性を活か して、タオル、ストール、作務衣、バッグ、ジーンズなどに。豊かな水、気候風土により育まれた織物は、それぞれの地域で特色を持ち今も作られ続けています。吸湿性、丈夫さ、涼しさ、やわらかさなど、この地域の織物を主に織物の幅広さを体感してもらえたらと思います。


四国はやまぐに 進化する木の仕事

四国の全面積の約 75%は森林です。ヒノキ、杉、クスノキ、桜など、それらの特性を生かして身の回りの生活の道具や建物などに活用されています。また板などのキッチン用品、レンジ対応のおひつ、木の繊維から 作ったタオル、消臭ミストなど。木の仕事が身近にあり、長い年月をかけて育て上げ無駄なく使い切る。皆がその循環や木の仕事の未来を探っています。


素材×人×技術

愛媛には砥石の産地があり、その粉を素材として焼き物が作られ始めた。技術は肥前(佐賀県)の職人が渡 って技術を伝えたと言われています。ところ変わって香川では最高級墓石の材料である他にはない石材が採掘されます。昔からその土地にある資源と人や技術が結びつき、時間をかけてその土地の固有性を育まれてきました。素材と人と技術の交わり(交易)はどの仕事においても新たなものを生み出す源泉になりえると思います。


日本で唯一の虎斑竹

変種というのがどうやら各地にあるらしい。土佐の虎斑竹という竹もそのひとつで、高知のある地域だけに 生える淡竹の変種とのことです。福岡の八女にも皮白竹という竹があります。真竹、孟宗竹など、それぞれの特徴を活かしながら籠やお箸、うちわなどが作られますが、表皮の模様により装飾的な要素も加わることで日常やお茶事の名脇役である花籠が愛媛で作られています。

和紙
シコク(紙国)の可能性

紙の仕事に関わる仕事が多いのも四国の特徴。伝統的な大洲和紙や土佐和紙、阿波和紙などもあり、大きな工場で機械で生産する紙工場も多数あります。書道、ふすま、コピー用紙、トイレットペーパー、油取り紙など紙としても使用するものもあれば、紙紐に耐水加工して洗える室内ばきの草履が作られていたり、敷物 があったり。紙の世界も奥深い。

こういうテーマで括れないものも当然まだまだあります。少しずつ四国・瀬戸内のものを通して 地域文化に触れられる場にしていきます。


愛媛大洲店の商品ラインナップ




【衣のもの】
・うなぎの寝床オリジナル(UNAプロ):
現代風MONPE、Farmers' MONPE、KATA-T、KAPPOGIほか
・ウインセス:香川県高松市(ポーチ、バッグ)
・倉敷帆布 株式会社:岡山県倉敷市(帆布バッグ)
・トータス:徳島県海陽町(腹巻、ウォーマー)
・和紙のイシカワ:愛媛県四国中央市(紙ぞうり)
・長尾織布:徳島県徳島市(阿波しじら織製品)

【食のもの】
・やまくに:香川県観音寺市(いりこ、出汁)
・谷川木工芸:香川県三木町(桶、おひつ)
・Mustakivi:愛媛県松山市(磁器、生活用品)
・黒鳥鍛造工場:高知県四万十町(包丁)
・梅山窯:愛媛県砥部町(砥部焼)
・無茶々園:愛媛県西予市(柑橘類)
・虎竹工房 西川:愛媛県松山市(竹製品)

【住のもの】
・土佐龍(木製家庭用品)
・みやざきタオル:愛媛県今治市(今治マフラー)
・渡辺パイル織物:愛媛県今治市(タオル製品)
・武田林業:愛媛県内子町(消臭スプレー、フレグランス)
・瀧本養蚕:愛媛県大洲市(せっけん)
・五十崎社中:愛媛県内子町(五十崎和紙製品)
・紙工芸やまだ:香川県まんのう町(団扇)



うなぎの寝床 愛媛大洲店について




住所 : 愛媛県大洲市大洲240-2
営業時間 : 10:30 – 17:00
店休日  : 火曜、水曜


うなぎの寝床について

うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。 2012年7月の創業から、次世代へ継承していく「地域文化(ものづ くり、まちづくり、食文化など)」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(生産者)、つなぎて(地域文化商社)、つかいて(生活者)、そしてその先に ある地域資源や自然も含めた生態系をつないでいきます。

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