Z世代の約半数が1~2年以内に観葉植物を所有/観葉植物を通して6割の人が「植物が好きになった」/第一園芸調べ

第一園芸株式会社

2023年8月7日 16時17分

7割がリラックス効果を実感

花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山村勝治、三井不動産グループ)は、国内に住む10~60代を対象に観葉植物に関するアンケート調査を実施しました。




7割の人が3年以上前から自宅に観葉植物を所有、Z世代の約半数が1~2年以内に観葉植物を所有


自宅に観葉植物があると回答した人に、いつから観葉植物があるのかを聞いたところ、全体の7割が「3年以上前からある」と回答しました。2021年から3年間の推移を見てみると、その割合は2021年と近似しています。コロナ禍で始まった観葉植物のブームが2022年にピークを迎え、日常がほぼ平常に戻った2023年はブーム開始時に近しくなり、趣味として定着したと取れそうです。また、2023年の状況を年代別に見てみると、Z世代(10~20代)の約半数が観葉植物を1~2年内に所有し始めたということがわかりました。














7割の人が観葉植物を自分で購入、7割の人が「好き/趣味」、5割の人が「癒されたい」から購入と回答


自宅に観葉植物があると回答した人に「入手した理由」を聞いたところ、2022年と同じく全体の7割が「自分で購入した」と回答しました。更に「自分で購入した」という人に「購入した理由」を聞いたところ、7割の人が「好き/趣味だから」と回答し、2022年から12ポイント増加しました。また、2023年の調査では「癒されたい」と「インテリアとして」の結果が反転し、「癒されたい」は6ポイント増加、「インテリア」は6ポイント減少しました。こうした結果から観葉植物は「好き/趣味」と「癒し」のアイテムであることがわかりました。














選ぶ基準は「育てやすさ」。持っているのは「サボテン類」、欲しいのは「多肉/塊根植物」「サボテン類」


自宅に観葉植物があると回答した人に「観葉植物を選ぶ基準」について聞いたところ、83%の人が「育てやすさ」と回答。次いで「サイズ」54%、「価格」49%となりました。また、「持っている植物」について聞いたところ、1位が「サボテン類」の35%。一方、「欲しい植物」の1位は「多肉/塊根植物」と「サボテン類」で同率の23%でした。この結果からサボテン類や多肉/塊根植物は既に持っていても更に欲しいと思う、コレクション性が高い植物であることがわかります。また、SNSでの人気から「欲しい植物」の上位に入ってきたと推測できる、2位の「ハーブ類」21%、同率3位の「モンステラ」「オリーブ」19%。ハーブやオリーブは他の観葉植物にないナチュラルな雰囲気があり、モンステラは個性的な姿とサイズのバリエーションの豊富さが人気を集める要因だと考えられます。















約7割の人がリラックス効果を知っている/実感している、空気清浄効果、加湿効果の認知・実感も増加


自宅に観葉植物があると回答した人に「観葉植物の効果」について聞いたところ、約7割の人が最も効果を「知っている/実感がある」のは「リラックス効果」と回答。24%が「よく知っている/とても実感がある」と回答し、2022年の13%から11ポイント増加しています。「リラックス効果」を感じた人を年代別に見てみると、「よく知っている/とても実感がある」と回答した人の最多は60代の29%で、「知っている/実感がある」では10代の54%が最多になりました。
その他の効果についても「よく知っている/とても実感がある」「知っている/実感がある」の合計を2022年と比べると、「空気清浄効果」が30ポイント、「加湿効果」が19ポイント増加しています。また、2023年に新設した「集中力が高まる」という設問でも10%の人が「よく知っている/とても実感がある」と回答しました。こうした結果から観葉植物に対して実際の効果を実感している人が増加していることがわかりました。


6割の人が観葉植物を育てる中で植物が好きになったと回答、中でも「よく当てはまる」のはZ世代


観葉植物を育てている人に、育てる上で感じていることを聞いたところ、「植物が好きになった」に対して「よく当てはまる」が15%、「当てはまる」が48%、全体の約6割が「植物が好きになった」と回答しました。
年代別で見てみると「よく当てはまる」と最も多く回答したのは20代の25%。次いで10代が18%となり、Z世代の約4割が「植物が好きになった」と回答したことがわかりました。













多肉植物やサボテンがZ世代に人気(第一園芸 商品販売事業本部 業務推進室 黒木 勝)




今回の調査結果は店舗で接客している際に感じていることとマッチした結果でした。多肉植物やサボテンは、以前は男性がコレクションしているイメージでしたが、最近では10~20代の女性の方やカップルがご来店され、はじめて育てる植物として「かわいらしさ」という視点でフォルムと鉢の組み合わせを選ばれる方が増えました。ハーブやオリーブに関してはファッションやライフスタイルの雑誌をご覧になっている40~50代の方がインテリアのアイテムとして探されていて、多肉植物やサボテンにはない、風にそよぐようなナチュラルなイメージを求められているようです。




第一園芸株式会社 概要


第一園芸は、花と緑のプロフェッショナルとして創業125年を迎える、三井不動産グループの企業です。店舗やオンラインショップでの個人/法人向け商品の販売、婚礼装花、オフィスビルや商業施設などの都市緑化や公園・庭園などの造園・管理を手がける緑化事業、季節の空間装飾事業など、幅広い事業を展開しています。今後も第一園芸は、花と緑に囲まれ豊かで潤いのある、そして持続可能な社会の実現を目指して挑戦しつづけます。

所在地:東京都品川区勝島1丁目5番21号 三井物産グローバルロジスティクス勝島20号館
代表者:代表取締役社長 山村勝治
創業:1898年(設立1951年)
資本金:4億8千万円
株主:三井不動産株式会社(100%)
URL: https://www.daiichi-engei.jp/

三井不動産グループのSDGsへの貢献について


https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、つまりESG 経営を推進しております。当社グループの ESG 経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021 年11 月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023 年3 月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
・「グループ生物多様性方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0413/

《本件に関する報道関係からのお問い合わせ》
第一園芸株式会社 ブランド推進部 石川
Tel:03-6404-1501 / Mail:info_pr@daiichi-engei.co.jp

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