【本リリースのポイント】
「Midtown」開発計画(全体敷地面積 約82,800平方メートル )のうち、第一期分譲住宅「MAC」(2022年1月参画)に続き、第二期・第三期(以下、「本物件」)に参画決定
シドニー近郊のマッコーリーパーク地区における分譲住宅および公営住宅開発事業
共同事業者はオーストラリアの有力デベロッパー フレイザーズ・プロパティ社
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 植田俊)は、MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD.(オーストラリア三井不動産株式会社、所在地:シドニー)を通じて、オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州、シドニー近郊マッコーリーパーク地区において分譲住宅開発事業「Treehouse」を含む分譲住宅開発事業3棟および公営住宅開発事業1棟(計4棟、884戸)への参画を決定したことをお知らせいたします。
本物件は、分譲住宅約2,200戸、公営住宅約1,100戸および学校などの各種施設を一体整備するMidtown開発計画のうちの第二期・第三期にあたり、第一期分譲住宅「MAC」に続く参画となります。
共同事業者であるオーストラリアの有力デベロッパーFrasers Property Australia Pty. Ltd.(本社所在:シドニー、以下「フレイザーズ・プロパティ社」)とともに、オーストラリアにおける底堅い住宅需要を取り込むべく、当社およびフレイザーズ・プロパティ社の商品企画・事業推進力を融合させ、分譲住宅事業および公営住宅事業を推進してまいります。
「Treehouse」は地上16階建て、総戸数162戸の分譲住宅開発となっており、地上1階にはスーパーマーケットなどの商業施設が入居予定で、ファミリー層を主なターゲットとする開発です。また、敷地内に公園などを整備することにより、敷地面積に対して一定の割合以上の緑を確保、周囲の緑地環境との一体整備による環境施策を採用予定です。また、機能性ガラスやスマートメーターの設置などにより、環境性能認証Green Starの5 Starを取得する見込みです。
本物件には、所得制限付きの公営住宅が含まれており、良質な公営住宅整備はシドニーの人口増に伴う住宅不足の課題解消のために州政府が進める政策の柱のひとつとなっています。
【立地について】
本物件はシドニー中心部より北西13kmのマッコーリーパーク地区ミッドタウンに位置します。オーストラリア有数の大学(Macquarie University)、多数のグローバル企業本社、ニューサウスウェールズ州内最大規模の商業施設(Macquarie Centre)、大学病院や2019年に開通した地下鉄新路線など、シドニー有数の高い利便性を備えたエリアです。加えて幹線道路へのアクセスも容易で鉄道やバスなどの公共交通機関の選択肢も豊富であり、今後更なる発展が期待されます。
【フレイザーズ・プロパティ社について】
フレイザーズ・プロパティ社はミクストユース、住宅(分譲および賃貸)、オフィスおよび商業の分野において企画・開発・運営の一貫した事業を手掛けています。1924年以来145,000戸以上の住宅を提供してきました。当社のオーストラリアにおける1案件目「MAC」の共同事業パートナーでもあります。フレイザーズ・プロパティ社はシンガポール上場企業であり、グローバルに不動産の開発・運営事業および不動産関連サービスを提供するフレイザーズ・プロパティ・グループ(2023年3月末時点総資産:401億シンガポールドル)の一員です。
また、フレイザーズ・プロパティ・グループはTCCグループにおける不動産事業を担っています。フレイザーズ・プロパティ社は、当社がタイ バンコクにて共同で物流施設事業を推進する「Frasers Property Industrial (Thailand) Company Limited」と同一グループ企業となります。
参照
https://www.frasersproperty.com.au/ (フレイザーズ・プロパティ社コーポレートサイト)
【三井不動産の海外事業について】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに欧米諸国や、中国・台湾・東南アジア・インドなどの諸都市で事業を展開しています。オーストラリアでは2019年に現地法人を設立し、分譲住宅開発事業「MAC」をもって初の事業参画を果たしました。本物件以降も更なる事業拡大を目指してまいります。
【物件概要】
【位置図】
<広域図>
<狭域図>
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023年3月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/・「グループ生物多様性方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0413/*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における4つの目標に貢献しています。
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標15 緑の豊かさを守ろう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
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