~環境への取り組みや優しさを感じる「SDGsな宿」の増加に期待高まる!~
株式会社LDKプロジェクト(本社:大阪市中央区、代表取締役:生田博之)は、SDGsについて一定程度関心のある、都内在住の20~30代の女性会社員110名を対象に、SDGsと宿泊先選びに関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
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https://ldk-pjt.com/url/prt_inv2310調査概要
調査概要:SDGsと宿泊先選びに関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年9月20日~同年9月21日
有効回答:SDGsについて一定程度関心のある、都内在住の20~30代の女性会社員110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
8割以上が、外食や旅行など普段のお出かけの際に「SDGsを意識」
「Q1.あなたは、外食や旅行など普段のお出かけの際に、SDGsを意識することがありますか。」(n=110)と質問したところ、「とてもある」が27.3%、「ややある」が57.3%という回答となりました。
・とてもある:27.3%
・ややある:57.3%
・あまりない:13.6%
・全くない:0.9%
・わからない/答えられない:0.9%
宿泊先選びにおいて、73.6%が「環境へ配慮したSDGsへの取り組みを重視」
「Q2.あなたは旅行や出張などの宿泊先選びにおいて、宿泊先の環境へ配慮したSDGsへの取り組みを重視したことがありますか。」(n=110)と質問したところ、「とてもある」が20.0%、「ややある」が53.6%という回答となりました。
・とてもある:20.0%
・ややある:53.6%
・あまりない:20.0%
・全くない:3.6%
・わからない/答えられない:2.7%
宿泊先のSDGsへの取り組みを重視する理由、「可能な限り安心・安全なものを取り入れたいから」が54.3%で最多
Q2で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q3.宿泊先選びにおいて、宿泊先の環境へ配慮したSDGsへの取り組みを重視している理由を教えてください。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「可能な限り安心・安全なものを取り入れたいから」が54.3%、「自身の選択が社会貢献に繋がるのが嬉しいから」が50.6%、「社会全体へ貢献している宿の姿勢に好感を持つから」が44.4%という回答となりました。
・可能な限り安心・安全なものを取り入れたいから:54.3%
・自身の選択が社会貢献に繋がるのが嬉しいから:50.6%
・社会全体へ貢献している宿の姿勢に好感を持つから:44.4%
・新しい体験や気づきを得られそうだから:37.0%
・柔らかく心地のよい雰囲気を想像できるから:25.9%
・スマートでおしゃれな印象を感じるから:12.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.2%
「これから環境問題は重要だと思うから」や「出来る事はしたいから」などの理由も
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、宿泊先選びにおいて、宿泊先の環境へ配慮したSDGsへの取り組みを重視する理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=80)と質問したところ、「これから環境問題は重要だと思うから」や「出来る事はしたいから」など42の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・30歳:これから環境問題は重要だと思うから。
・26歳:出来る事はしたいから。
・38歳:将来を考えて。
・35歳:地球のため。
・29歳:自然環境保全や福祉対策へSDGs以前から関心があり、消費者として宿泊先選びの軸とすることで、社会全体の消費意欲や価値観の変換に寄与できると考えるため。
・28歳:宿泊後、宿泊体験を友人に薦める際に、環境に配慮していない宿を薦めるのは躊躇いが生じるため。
・26歳:社会貢献の意思がある施設だということに安心感があるから。
宿泊先のSDGsへの取り組みを重視しない理由、「宿泊とSDGsを結び付けて考えたことがないから」が半数
Q2で「あまりない」「全くない」と回答した方に、「Q5.宿泊先選びにおいて、宿泊先の環境へ配慮したSDGsへの取り組みを重視していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=26)と質問したところ、「宿泊とSDGsを結び付けて考えたことがないから」が50.0%、「他の条件の方が優先順位が高いから」が38.5%、「判断基準が分からないから」が23.1%という回答となりました。
・宿泊とSDGsを結び付けて考えたことがないから:50.0%
・他の条件の方が優先順位が高いから:38.5%
・判断基準が分からないから:23.1%
・選択肢の幅が狭くなってしまうから:19.2%
・費用感が高めなイメージがあるから:15.4%
・その他:3.8%
・わからない/答えられない:3.8%
SDGsへの取り組みの判断材料、「脱プラスチック」「フードロス削減」「エコ清掃の推進」など
Q2で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q6.宿泊先選びにおいて、宿泊先が環境へ配慮したSDGsへの取り組みを行っていることを、どのような情報から判断していますか。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「脱プラスチックでゴミを削減している」が64.2%、「フードロスの削減に取り組んでいる」が60.5%、「エコ清掃の推進をしている」が59.3%という回答となりました。
・脱プラスチックでゴミを削減している:64.2%
・フードロスの削減に取り組んでいる:60.5%
・エコ清掃の推進をしている:59.3%
・館内照明のLED化を図っている:43.2%
・インテリアにサステナブルなアイテムを取り入れている:29.6%
・再生可能エネルギーを利用している:29.6%
・エコマーク認定の宿泊先である:19.8%
・その他:1.2%
ー39歳:アメニティは必要なものを自分でピックアップ
・わからない/答えられない:2.5%
「アメニティを必要な人にだけ配布」や「地域への還元」などを基準にするという人も
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、環境への取り組みや優しさなど「SDGs」を意識した宿泊先である、と認識する際の基準があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=79)と質問したところ、「アメニティを必要な人にだけ配布」や「地域への還元」など41の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・37歳:アメニティを必要な人にだけ配布。
・38歳:地域への還元。
・31歳:ホームページへの記載があるかどうか。
・37歳:照明をつけすぎないなど目に見てわかる取り組みがあること。
・25歳:料理の中にサステナブルな料理があること。
・29歳:地域への関わり方、使用されているアメニティ、建物自体の材料など。
・28歳:アメニティが動物実験を実施していないブランドのものである等。
92.8%が「今後、環境への取り組みや優しさを感じる「SDGs」な宿が益々増えていくことに期待」と回答
「Q8.あなたは今後、環境への取り組みや優しさを感じる「SDGs」な宿が益々増えていくことに期待をしますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にする」が45.5%、「ややする」が47.3%という回答となりました。
・非常にする:45.5%
・ややする:47.3%
・あまりしない:4.5%
・全くしない:0.0%
・わからない/答えられない:2.7%
「SDGs」な宿に希望する取り組み、「植物由来成分で環境に優しいアメニティ」「地産地消で地域活性化」など
Q8で「非常にする」「ややする」と回答した方に、「Q9.環境への取り組みや優しさを感じる「SDGs」な宿に、どのような取り組みを希望しますか。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「植物由来成分で環境に優しいアメニティを取り入れる」が58.8%、「地産地消で地域活性化につなげる」が56.9%、「自然エネルギー・再生可能エネルギーの利用」が55.9%という回答となりました。
・植物由来成分で環境に優しいアメニティを取り入れる:58.8%
・地産地消で地域活性化につなげる:56.9%
・自然エネルギー・再生可能エネルギーの利用:55.9%
・水資源の節約や排水による環境負担軽減:45.1%
・無駄を排除したスマートなデザイン:39.2%
・地域の伝統工芸や文化を盛り込む:34.3%
・移動手段としてレンタサイクル:31.4%
・ウォーターサーバーなどを設置しペットボトルを削減:31.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
「食事量の適正化」や「節電対策、ゴミ削減」などを希望する声も
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、環境への取り組みや優しさを感じる「SDGs」な宿に、希望する取り組みがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=102)と質問したところ、「食事量の適正化、食べ切れる量の提供」や「節電対策、ゴミ削減のための取り組みなど」など49の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・37歳:食事量の適正化、食べ切れる量の提供。
・29歳:節電対策、ゴミ削減のための取り組みなど。
・22歳:障害者雇用。
・31歳:ヴィーガン対応食。
・37歳:アメニティの削減。
・29歳:プラスティックではなく、再生可能なものを取り入れたりしている宿に優しさを感じる。
・39歳:廃棄や生ゴミを肥料にして、作った野菜を食事にだすなど。
まとめ
今回は、SDGsについて一定程度関心のある、都内在住の20~30代の女性会社員110名を対象に、SDGsと宿泊先選びに関する意識調査を実施しました。
まず、8割以上が外食や旅行など普段のお出かけの際にSDGsを意識しており、宿泊先選びにおいても、環境に配慮したSDGsへの取り組みを重視するという人が73.6%にのぼりました。宿泊先のSDGsへの取り組みを重視する理由について聞いたところ、「可能な限り安心・安全なものを取り入れたいから」が54.3%で最多となった他、「自身の選択が社会貢献に繋がるのが嬉しいから」「社会全体へ貢献している宿の姿勢に好感を持つから」も上位になりました。一方で、宿泊先のSDGsへの取り組みを重視しないという人のうち半数は、その理由として「宿泊とSDGsを結び付けて考えたことがないから」と回答しました。また、宿泊先のSDGsへの取り組みを判断する上で、「脱プラスチック」「フードロス削減」「エコ清掃の推進」などを判断材料としているようです。さらに、92.8%が「今後、環境への取り組みや優しさを感じる「SDGs」な宿が益々増えていくことに期待する」と回答し、「植物由来成分で環境に優しいアメニティ」「地産地消で地域活性化」などの取り組みを希望していること分かりました。
今回の調査では、SDGsの普及や環境問題への関心の高まりに伴い、多くの人々が宿泊先選びにおいてもSDGsを意識していることが明らかになりました。環境問題への取り組みや持続可能性を重視する消費者が増える中、宿泊業界においては、このような消費者のニーズに応える取り組みを推進する必要があるのではないでしょうか。
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