『コンフォリア高島平』『大規模改修工事の長期保証商品/CHOICE|RevivePlusシリーズ』
東急不動産ホールディングスグループである東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明)と株式会社東急コミュニティー(本社:東京都世田谷区、社長:木村 昌平)は、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2023年度グッドデザイン賞において「カテゴリー:13-01 中~大規模集合住宅」部門で「コンフォリア高島平」、「中~大規模集合住宅関連のサービス、システム/HEMS」部門で「大規模改修工事の長期保証商品/CHOICE|RevivePlusシリーズ」が受賞しましたのでお知らせいたします。
■受賞プロジェクトの紹介
1.「コンフォリア高島平~アップサイクル・デベロップメント~」(カテゴリー:13-01 中~大規模集合住宅)
【物件の特徴】
旧来のリノベーションに創造的再利用の手法をプラスした独自の「アップサイクル・デベロップメント」による賃貸マンション開発。老朽化した街並の修景や地域コミュニティの再形成・活性化に寄与するランドスケープと、多様性の時代のニーズに応える共用空間の創造を通じ、“街のアップサイクル”と“暮らしのアップサイクル”を実現しました。
【審査員評価コメント】
一定の耐震性を担保している築30~40年程度の集合住宅や社宅は、昨今の新しい建築よりも豊かな共用部を内外に持ち、コロナ禍以降ますますその価値が見直されている。「コンフォリア高島平」は愛着のもてる廃材を利用して、ゆとりあるランドスケープを地域との交流を育むスペースに再生している。特に、地域住民が自由に利用できるバス停が一体となった広場が素晴らしい。新たに設けられたワークスペースやプレイルームと共にこの場で過ごす時間が、多様な世代にとって確かな記憶に残るようなかけがえのない建物になるであろう。
【受賞者】
東急不動産株式会社
リノべる株式会社
【物件概要】
名称:コンフォリア高島平
所在地:東京都板橋区新河岸2丁目1-40
敷地面積:3793.29平方メートル
建築面積:1983.23平方メートル
総戸数:76戸+テナント1区画
構造規模:RC造 地上8階建
既存建物竣工年:1995年
改修建物竣工年:2022年9月
居室面積:76.26平方メートル 、68.40平方メートル
共用設備:デッキスペース(ドッグラン、キッズスペース、共同菜園)、LFCコンポスト、
ワークスペース、テレワークブース、プレイルーム、北側広場、東側広場、
宅配ボックス、駐車場、駐輪場、防災備蓄倉庫、ゴミ置場、トランクルーム、等
交通:都営三田線「高島平」駅から徒歩10分
間取り:1LDK、2LDK、3LDK
事業主:東急不動産株式会社
貸主:東急住宅リース株式会社
企画、設計・監理、施工:リノベる株式会社
施工:三井物産フォーサイト株式会社
2.「大規模改修工事の長期保証商品/CHOICE|RevivePlusシリーズ」
(カテゴリー:中~大規模集合住宅関連のサービス、システム/HEMS)
【商品の特徴】
大規模改修工事で使用する材料や工法を見直し、従来12年と言われる工事周期を最大18年に延長。築60年を迎えるまでの工事回数を削減することで、管理組合居住者の修繕積立金を「将来の最適な選択」資金として活用いただくけます。また工事回数の削減により工事期間中に発生する廃棄物やCO2の排出量を削減することができ、総工事費の低減修繕積立金の活用と環境配慮を実現しました。
【審査員評価コメント】
90年代からタワーマンションが急増し初期の建築は続々と修繕時期に入っていることもあり、改めてマンション等の大規模修繕・改修への関心が高まっている。本来、住まいの品質を維持したり向上させたりすることは、建てることと同様に創造的であるべきだ。大規模修繕の機会を減らすことは環境負荷を減らし、住人と地域住民の不便も減らす。適切なタイミングと内容で行われる修繕は、建物の性能維持だけでなく風景や環境の維持にもつながるという視点は意義深い。特にマンションの住民らに対して視野の広い議論を促す上で、修繕・改修の選択肢を広く提示することは大変価値のあることである。
■グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
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